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ワイズロードフジグラン広島店 Y'sRoad hiroshima
2021/08/15 00:46
こんにちは
広島店スタッフ 髙橋です
広島店で新しく取り扱い始めたアメリカブランド
TREK
かなりユニークなシステムや仕組みが採用されており
他のメーカーとの差別化が図られています
ということで、複数回に分けてご紹介します!!
初回のテーマはこちら!!
トレックのカーボンモデルのほとんどに採用されている
まさにトレックの十八番と言ってもいい仕組みです
実際どんなシステムなのでしょうか?
基本となるのはリアの ISOスピードです
マドン、ドマーネなどに採用されています
シートチューブをトップチューブから独立させ
縦方向のしなりを発生
路面からの突き上げなどに対してその衝撃を打ち消し
快適性を向上させます
また、しなり具合は調整が可能で
ライドシチュレーションや体重などによって
お好みの硬さにすることが出来ます
細かいメンテナンス不要
そしてライダーのペダリングトルクを打ち消すような
元の木阿弥なデメリットはありません
推進力、重量、メンテ性を損なわない点が
ISOスピード最大のメリットでしょう
基本となるリアの他にフロントモデルも存在します
ロードバイクであればドマーネに採用されています
フロントはヘッド部分に搭載されています
目的はハンドルに伝わる振動の減衰です
仕組みとしては、コラムに横棒を通し
振動に対して前後に動いて減衰するものです
特徴的なのは前後にしか動かないという点
横や上下動いてしまうとハンドリングに影響が出てきます
前後にすることでハンドリングに影響を少なくしつつ
プロライダーにも納得のいく剛性を確保しています
ISOスピードは2012年のドマーネの開発過程において
ツール・デ・フランドルやパリ・ニースなど
いわゆるクラシック戦線において戦うために開発されました
その後、新型ドマーネの開発に際し、
”宇宙人”ことスイスの英雄で、当時トレック所属であった
ファビアン・カンチェラーラ選手が関わり
パリルーベなどのクラシックで勝ちまくった
スペシャリストとしての経験が活かされています
その後、2015年に発表されたマドン9にも採用
当時トレックセガフレード所属であった
世界で活躍する日本人プロロードレーサー
別府史之選手(現 EF EDUCATION NIPPO)も絶賛しています
マドン9への採用によって、
ISOスピードがオンロードのレースシーンにおいても
プロ選手の期待にそうシステムであることが証明されました
また、マドン9の後継モデルであるマドンSLRを含め
バウケ・モレマ選手やらの ステージ勝利
そして2019年世界選手権でのM.ピーダスン選手の優勝など
実績としても十二分なものをもたらしています
ISOスピードが採用された バイクとして
現在開催中のトレック試乗車である
マドン SLR9に乗ってきましたが
とにかく乗り心地が良く
ISOスピードの恩恵を濃く感じることが出来ました
店頭にはマドン SLやドマーネ SLなど
各種 ISOスピード搭載モデルを在庫中!!
ぜひご検討ください
<今週の目玉情報>
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