街乗り文化からスポーツ文化へ!!
ワイズロード池袋本館 Y'sRoad Ikebukuro honkan
[英語対応可]
2022/06/24 16:25
こんにちは。池袋本館の長山です。
今回は、ホイール交換についての戯言を書いてみます。
ホイールは、自転車が前に進む際、一瞬の休みなくグルグルと働き続ける唯一の部分。ここを良いものに交換すると、走りがガラッと変わってきますので、予算をつぎ込む価値大です。ぜひぜひ、試してみて下さい!!
(3FのMAVICコーナー)
【MAVICホイール】税込¥20万以下で買えるカーボンホイール! COSMICの名は伊達じゃない!『COSMIC SL シリーズ』
では、元々付いていたホイールはどうするか?
いちおうの予備用として出番なくホコリを被ったり、処分されてしまったりと、不遇の末路を辿りがちですが、せっかくならこれの有効活用を考えてみましょう。
元々のホイールは、自転車の価格帯にもよりますが、重めのものが付いていることが少なくありません。ならば、その性質を逆に活かして、トレーニング用具として蘇らせるというのはいかがでしょうか!
例を挙げてみますと・・・
今、私の手元にあるホイール(ロードバイク用)は「SHIMANO WH-RS100」。前後で2万円程度、よくリムブレーキ完成車に付いて来るモデルです。妻のロードバイクに最初から付いていたもので、ホイールグレードアップによりお役御免となって、私が貰い受けました。カタログ値を確認すると、ペアで1932g。ロードのリムブレーキ用としてはまあまあ重いです。
そこに更に、重いタイヤを組み合わせるのです!
今はSCHWALBEのDURANO SKID 700×25Cというタイヤを付けています。1本あたりの重量は、カタログ値で380g。軽めなロードタイヤ2本分に迫る重さです。これで重さの掛け算となり、良い具合の鉄下駄に化けてくれるのです!
尚、このタイヤはもう廃番で、店頭に売れ残っていたものを購入しました。今は流通していません。もしこれから鉄下駄なタイヤを購入するなら、更なる強力なヤツがいます。それは、
PANARACER PASERA BLACKS
700×25Cサイズでは、1本あたりの重量がカタログ値460g!!なんて素敵なスペックなんでしょう。スチールビード仕様と、頑丈さ重視でサイドにも厚くゴムを盛っているが故の重さです。しかも3,000円でおつりが来るリーズナブル価格。国産タイヤで入手性も良し。世を探したら、もっと重いタイヤもあるかも知れませんが、トータルバランスの良さはこれがトップクラスだと思います。今のタイヤを履き潰したら、これに交換するつもりです。これで前後それぞれ更に80gの重量化が図れます!
鉄下駄ホイールに興味を持ったのは、以前、どこぞのヒルクライム大会で優勝した経験のある方が、その効果を語ってくれたのがきっかけでした。優勝する人が言うのなら、効くのだろう、と。実際、鉄下駄ホイールで走って、登って、ここぞと言う時に軽いヤツに乗り換えたら、解き放たれた矢のごとく軽快快速な感覚を味わう事が出来ますよ~。それで強くなるかどうかは、結局は乗り手の走り込み次第ですが!
個人的には、こういう遊び方、楽しいなあと思うんです。
written by 長山 靖
Y’sRoad池袋本館
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