街乗り文化からスポーツ文化へ!!
ワイズロード池袋本館 Y'sRoad Ikebukuro honkan
[英語対応可]
2022/02/04 11:45
こんにちは。池袋本館の長山です。
目次
この度、ワタクシ長山が突撃リポーターとなり、ワイズロード池袋本館に所属しているスタッフがどんな自転車キャラなのか、取材してみることにしました!
今回は・・・、長山 靖 スタッフの自問自答で失礼します!
(インタビュアーが私しかいないので・・・)
PINARELLO GREVIL
(グラベルロードながら、ロードバイク並みの軽快さ)
BS ANCHOR RNC7
(クロモリ。重い鉄下駄ホイールを履かせて登坂で遊んでみたり)
BROMPTON M3L(二代目)
(お散歩サイクリング、気軽な輪行サイクリングなどおでかけ用)
TOEI 700Cツーリング
(近年は専らスパイクタイヤ装備で雪国ライド用)
他
共通するコンセプトは「旅の足」
ロードバイクで広域を駆け回り、BROMPTONで細かいところを見ていくスタイルがお気に入りです。
行動範囲が限られる子供の頃、自転車は、近所の多摩川を辿って「今回は〇〇橋までたどり着けた」とやってみたり、地元鉄道の終点まで線路沿いに走ってみたりと、世界を広げさせてくれる存在でした。
(近所の方から譲り受けたおさがり自転車、の二代目)
その感覚が残っていた為、大学に入って旅に出かけてみたいと思った時、移動手段として自転車が良さそうと考えました。
そこで自転車旅サークルの門を叩いたのが、本格的にスポーツサイクルに乗り始めたきっかけでした。
大学サークルに入って間もない4月、先輩が自転車(ランドナー)を貸してくれ、スポーツサイクルのサドル高さも変速の仕方も何もわからないまま初サイクリングに連れて行ってくれました。
が、行き先がいきなり奥多摩の松姫峠(標高1250m)で、距離感やペース配分もわからず、ろくな補給も持っておらず、脚が攣って押して進みました。
でも、何とか越えて大月駅にゴールした時、何故か登坂に目覚めていました。
坂の先にある到達感、達成感やご褒美の雄大な景色が素晴らしかったのです。
坂好きと言っても、全然ストイックではありません。
まったり登坂を楽しむのが良いですね。
良い汗を流せる割にスピードが出にくいので、安全性も高いですし。
余談ですが、お酒も好きなのですが、その用語に坂を絡めると、遊び感が増して面白いですよ。
酒場、居酒屋、酒盛、梯子酒、迎え酒、赤ちょうちん・・・
坂場、居坂屋、坂盛、梯子坂、迎え坂、テールライト・・・
山国・日本、坂を避けるより飛び込んで楽しんでしまった方が、フィールドが広がります!
多摩川沿いとその周辺エリア(多摩丘陵、奥多摩)など。
お気に入りエリア:
秋田県(主に北秋田や鳥海方面) 素朴で自然豊かな風景と温かい人情が魅力。
福島県・裏磐梯周辺 坂だらけ、坂の遊園地!景色も良し。
埼玉県・秩父周辺 都心から近めで山里が楽しめます。
など
(秩父・三峯神社)
・筑波8耐 春、夏(年度忘れました)
夏は熱中症の頭痛でダウン後、点滴で復活
・2006年 富士チャレンジ200kmソロ
前夜睡眠1時間&朝食抜き&あえてノンドラフティングで完走、制限時間まで残り1分ちょっと
・2009年 IRONMAN JAPANトライアスロン(スイム3.8km、バイク180km、ラン42.195km)完走
スイムは制限時間まで残り5分弱の最下位&この時が初フルマラソン&後年、バイクコースの獲得標高が2000m前後あったことを知る
・矢島カップMt.鳥海ヒルクライム 2013年、2016~2019年
今のところベストは1時間20分53秒
・サイクリングイベント「サンデーライド」主催
10年以上に渡って開催し、様々なお客様との触れ合いの中でいろいろなことを学ばせて頂きました。
・旅ライド
のんびり、いろいろな発見をしながら行くのが良いですね。
同じ場所であっても、行くたびに違う展開、発見があり、一期一会なところが面白いです。
イージーな旅だけでなく「旅と冒険の間」を感じるようなハードな展開もお好みです。
行先は遠方、近所問わず。
遠くへ行って非日常を味わったとしても、そこに広がるのはただただ「その場所の日常」。
結局、旅しているのはどこまで行っても「日常」なんだ、と気づいてから、近所でも旅情を感じるようになりました。
・カメラ携えてお写んぽライド
あれこれ試行錯誤して、一か所で30分以上かけて撮影することも。
それが何か所も続くと、ぜんぜん先に進まない!
・お買い物ライド
商店街や道の駅、直売所などまでサイクリング後、お買い物♪
お客様から教わった楽しみ方なのですが、これが妙にテンション上がり楽しい!
産直野菜、ご当地の納豆(大好物)、お菓子など物色、地酒にありつけたら大喜び!
呑むのはもちろん帰宅してから♪
・獲得標高遊び
と言ってもエベレスティングのような大げさなものではなく、あくまでアソビで楽しんでいます。
今のところ
1日の最高:伊豆大島4周回(一周で獲得826mらしい)
月間の最高:約11,000m
・夜通しの長距離ライドや悪天候、夜の峠道などハードなシーンで、走り以外の余計な雑念が飛んでいく時
そんな瞬間は「サドル上の坐禅」のように感じたりします。
そうして進んだ先で、ご褒美な景色に出会えるのも、また面白いです。
虹は、荒天の中を突き進んだ時に遭遇する率が高いです!
・自走de秋田
1 2 3 4 5 6 続1 続2 続3 続4 続5 続6 続7
・【BROMPTON×おでかけ】原点回帰なライド 線路沿いに進む
最初は、好きなことを仕事にしたい、という漠然とした気持ちから飛び込みましたが、当時の店長から「ライドイベントをやってみろ」と言われてやってみたら「巻き込む」というやりがいに目覚めました。
かつて、友人に自分の自転車を貸して一緒にツーリングに出かけた時期があったのですが、友人もすっかり楽しんでいて、それが私も楽しくて「巻き込むのって面白い!」その気持ちが蘇ってきたんです。
サイクリングの楽しみ方提案。
どんな車種を選ぶかも重要ですが、それでどんな走りをするのかはもっと大事だと考えています。
私は元々はのんびり系サイクリストでしたが、トライアスロンに挑戦したことでアスリート目線も養われました。同じ自転車なのに、とことん気楽、とことんストイック、という具合にそれぞれの楽しみ方のベクトルがだいぶ異なるんですね。
その経験がライドイベント開催の際に活き、参加者に応じて様々な走り方を考えご提案していくうちに、車種のジャンルではとても括れず、人の数だけ楽しみを感じるツボがあるのだと学びました。
企画開催したある急こう配の峠イベントでは、楽しかった、という意味で「まったり激坂を登るというワケの分からないサイクリング」と評されたことがありますが、そういう型にはまらない遊びのヒントをご提案出来ればと思います。
・【より遠くを目指して走るために】ちょこっとずつ脚力アップ作戦 編
・【より遠くを目指して走るために】実地で意識していること 編
2022年3月10日追記
FRAMEチャンネルの輪行解説動画に出演させて頂きました。
・対話の中で、お客様自身も気付いていなかった潜在ニーズを掘り起こせた時。
・納車してしばらくして、自転車を通じて元気さ、パワフルさが増しているお客様の姿に接した時。
私の心に残るエピソードとして、引きこもりだったお客様が自転車を通じて元気になっていき「あんたに会っていなかったら、自殺していたよ」と打ち明けられたことがありました。
・ジョギング、ウォーキング
自転車だけだと骨に刺激が入りにくいので、意識して自らの足で大地を進む時間を作っています。
メキシコの走る山岳民族「ララムリ」に、とても刺激を受けました。
人生、最後の最後まで残る乗り物は「自らの足」だと考えています。
マラソン大会参加は今のところハーフに2回だけ、ベストは1時間45分47秒
GARMINスマートウォッチでバッジを集めるのが、良いモチベーション維持になっています。
(これはサイクリングも然り)
・シートポストで剣の素振り(もどき)
96歳の元気な親戚が、89歳で骨折するまで毎日素振り300回やっていたというのに触発されて、日課としています。
飽きが来ないよう、三種類の振り方を各100回でトータル300回。
部屋の中で振れるよう、短くした竹刀でやっていたという親戚のスタイルを真似て落ち着いたのは、BROMPTONのシートポスト。
天井や壁に当たることなく、ちょうど良い長さ!
バーテープの切れはしを巻いています。
(※外では絶対にやりません。怪し過ぎる!)
・写真
毎日の食事、植木、空、など、日記の様に記録として撮っています。
まずは写っているのが何より、ということで、芸術性は無いです。
・俳句、川柳
幕末頃の私の先祖が
「空にまで 春を広げる 雲雀かな」
と詠んでいたのを発見、触発されて。
サイクリングや旅とセットで、と思いつつ、5・7・5に収めるので精一杯。
最近は「写真俳句」というジャンルがあることを知り、お勉強中です。
「夜空まで 花を広げる 桜かな」
自転車は、心身共に効く究極の健康器具です。
あるラーメン屋にあった標語「元気売ります、健康売ります」の如く、
サイクリングの先にある楽しさや健康を得るお手伝いが出来ればと思います。
以上、長山スタッフ、自問自答でした!
新たなキャラ情報を思い出し次第、随時、本記事を加筆修正して更新していきますので、宜しくお願い致します。
Y’sRoad池袋本館
03-5992-4070