【京都×ホイール】さらばモランボン組、普通のホイールに生まれ変わります。
by: 京都店

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2016年5月21日　にしな

どうも、ワイズ一のネジリストです。

こういう風にスポークをねじったホイールを見たことある方も多いと思います。

通称「モランボン組」

上の写真は通常のモランボン組から更に進化したねじり組の一種です。

意味があるのか？と言われたら私は「見た目だけです」と即答します。

基本の2回ねじりはこちら。

元々このモランボン組はツーリング用途から生まれたものですが、

ピストブームの際もたまに見かけましたね。

トライアルや下り系の方でやっている方もいますが、単純に縦剛性が

異様に高くなりますが、寿命も短くなりますので、メリットといえる

程のメリットはありません。

とりあえず「ねじりたい欲求」を満たす為だけにこのホイールを組ん

だので、メインバイクを近代化改修するためにホイールを組みなおす

事にしました。（ここから本題に入ります）

※上の2枚の写真のホイールはどちらも私の私物ホイールです

バラしました。

リム・ハブは再利用するのできれいに洗浄します。

ホイールを組むうえで性能も重要ですが、私は見た目も重要視しますので、

今回使用するスポークはCN SPOKE 14＃　ION PPLです。

チタンを焼いたようなカラー。中々GOODです。1本200円と高額なのが

難点ですが……

スポークカッターでカットしてネジを転造します。

これを56回繰り返します（前後28H）

途中、スポークカッターを修理に出す事になったりと時間はかかり

ましたが、

組めました。

フロント、逆ITA組

リア、ヨンロクJIS組

ディスクブレーキなので、本来はブレーキ面も黒いリムが

一番イケてるってのはわかるのですが、予算の都合でこの

リムを使いまわします。貧乏が憎い……

ひいき目に言ってもカッコイイです。

元々つけていたHplusSONのアーキタイプにシマノCX75ハブよりは

軽量になっています（リムが450g→380g）加速感は間違いなく

ソリッドになっています。

重量はこんなものです。

実はモランボン組の時の方が軽かったりします。

同じリアハブとリムを使ってこの軽さです（笑）

まだ、車体に手を加えないといけないところがあるので

試走はまだですが、中々楽しみなホイールが組めました。

こういう組み方ができるのも手組ホイールならではだと思います。

ちょっと完組ホイールだと好みの物がない方や、ピストバイク等

元々完組ホイールのラインナップが無い方など、ぜひご相談くだ

さい。最適なホイールをプロデュースさせていただきます。

ちなみに、当店ではモランボン組等メーカーの

指定外の組み方（ねじる等、強度が著しく低下する）

に関しては。行っておりませんので、予めご了承く

ださい。すべて私の自己責任の下使用しております。

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