異音&停止時チェーンの振動の原因探求!!
by: 関 和貴

s-DSCN0646みなさんこんにちは。Y’s Road松山店 関です。

 

 

 

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今回ご紹介するのはロードバイクの異音修理です。

 

 

 

 

ロードバイクは正しく整備されていれば、走行中ほとんど音はしないはずです。

 

もしも走行中、何か音がするようであれば、それは異音の可能性大です!!

 

異音は調整のずれやオイル切れ、破損などトラブルのサインです。

 

症状が悪化する前にご相談いただくことで、被害を最小限に抑えて、修理費用も安く済ませることが出来ます。

 

 

 

 

 

 

今回の症状は、、

 

・ペダリング時に音がする

・足を止めた時に振動が来る

 

というもの。

 

 

 

 

異音は実際にその音を確認できれば直せることがほとんどですが、たまにしかならない、全力で踏んだ時しかならない、、など音が確認できないと修理のハードルは一気に上がります。

可能性のあるところをしらみつぶしに確認していくしかないからです。

 

今回はお持ちいただいた日が雨で試乗が出来ません。

難易度はスーパーハードです!

 

 

 

 

それでもお客様に使用状況や症状を聞いて原因を探っていきます。

 

 

走行中の異音については変速不良からチェーンが擦れる音が真っ先に疑われますが、今回は違うようです。

お客様曰く、右足を踏み込むタイミングでなる事が多いとのことなので、クランク、BB、ペダルが疑われます。

 

 

 

 

チェーンの振動については同じく変速不良が疑われますが、チェックしたところそこまで大きなずれは無し。

となるとホイールの可能性も、、

 

 

 

 

 

いずれにせよしっかり試乗して音を確認してみないと何とも言えないので、いくつかの可能性と修理を提案して一旦お預かりする事に。

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、試乗チェックさせて頂くと、、、

 

異音に関しては駆動周り(後ろの方)から?ペダリング中不定期で小さくパキパキ音がする気がします。

 

足を止めた時の振動については確認できませんでした。

 

 

 

 

 

 

この時点で考えられる異常は、、

 

 

異音

BB・ペダルのベアリング破損 ペダルやクランクのガタ シートポストや各部のグリス切れ ハブの異常

 

 

振動

変速不良 操作ミス チェーンの劣化 ハブの異常

(操作ミスとは、、停止直前にギアチェンジして 、ギアが変わりきる前に足を止めてしまい、停止中や漕ぎだし時にチェーンガガチャガチャしてしまうことです)

 

などが考えられます。

 

 

 

 

 

 

車体を分解しながら、異音の可能性を確認&つぶしていこうと思います。

 

 

 

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まずはペダル、本体ベアリングにガタやゴリ感は無く、固定も十分、グリスもたっぷり入っていました。

可能性は低そうです。

 

 

 

 

 

 

 

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シートポスト

ここもグリス切れや固定不足でパキパキなりやすい部分。

 

グリスが切れ、砂が侵入しているので原因の可能性はあります。

 

掃除しグリスアップして戻します。

 

 

 

 

 

 

 

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BB

負荷のかかる駆動側に若干回転時のゴリ感あり。

異音の可能性有りです。

 

 

 

 

 

 

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今回は試しにBBを更に分解してみることに。

 

プラとゴムのシールを外すとベアリングが出てきました。

 

 

 

 

 

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グリスが少し汚れてみえますが、完全に切れているわけではなさそうです。

 

シマノのBBはかなり頑丈なので、ちょっとやそっとでは傷みませんがゴミが入ってしまうと異音や破損に繋がります。

 

 

 

 

 

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さらに分解し、内輪、外輪、ボールをチェック。

 

どれも致命傷になるような傷はありませんでした。

ゴリ感があったのはゴミが入ってしまっていたのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

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新しく着けるのはデュラエースグレード

耐久性と回転性能がアップします!

 

 

 

 

 

 

そして今回BBと並んで最も怪しいのがホイール。

 

ベアリングやフリーが傷めば音鳴りの原因になり得ますし、振動の症状にも思い当たる蓮があります。

 

フリーボディー内部がグリス切れやサビで固着すると、足を止めてもフリーが空転せず、チェーンが押し出され続け、チェーン落ちなどの可能性があります。

 

また、気温が低い日は内部のグリスが固まりやすく上記の症状が出やすい傾向にあります。

 

 

 

 

一応、原因究明のために後輪ハブの中をのぞいてみます、、

 

 

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フリーボディーのグリスが抜けきっているようです、、、

 

 

 

 

先日修理したレーシング3と比べてみると、、

 

s-DSCN0602 s-DSCN0603

こちらもグリスが減っていますが、まだベタベタが残っています。

 

 

 

 

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今回のホイールは完全に乾燥してしまって、錆まで見えます。

 

グリスを密閉するシステムが弱いのかもしれません。

 

ここが動作不良の原因の可能性大です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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今回は(確証はありませんが、触った感じや他の部分の可能性が低いことから)お客様と相談し、ホイールを交換する事になりました。

 

比較的安価で買えるカーボンホイールから信頼性の高いマビックのキシリウムSに交換です!

 

 

 

 

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ちなみに重量は同じタイヤを使ってもほとんど変わりませんでした。

 

 

 

 

 

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外していたスプロケを戻します。

 

 

スプロケットは

 キレイですが、まだ透明なオイルがべっとりと付いてしまっています。

 

このような場合はチェーンオイルの拭き取り不足です。

 

 

 

 

 

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足りないよりかは良いですが、すぐに汚れてしまったり、変速不良の原因になるのでしっかり拭き取りましょう。

 

 

 

 

 

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スプロケットも洗っておきました!

 

 

 

 

 

 

 

 

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完成!!

 

 

 

上記のグリスアップの他に各部の増し締め、変速調整も行なっています。

 

スタッフによる試乗では異音などのトラブルは発生しませんでした。

一安心です、、

 

 

 

マビックのホイールも黄色がフレームに似合っていい雰囲気ですね!

 

 

 

 

異音は気になって楽しく走れないばかりか、トラブルの原因にもなります。

 

 

異音以外にも気になる症状があればすぐにご相談ください!!

 


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