ワイズロード志木店 Y'sRoad Shiki
2016/04/14 23:59
本日はDEROSAのSKを組みました
このSKもそうなのですけど・・・・
最近のシフトケーブルは内装が多いです
ダウンチューブ内部に二本のシフトワイヤーを通すために
メーカー出荷状態では細いライナー管が仕込まれていて
組立時にはその 管 にワイヤーを入れます
で これをそのまま信用はできないんですね。
★もし・・・ワイヤーが見えない内部でクロスすると
変速調整が不調になる事があるのです。
症状は
フロントがインナーギヤの時は調子いいのに・・・
①フロントをアウターにするとリヤのシフトアップ【重いギヤにする】が不調
あるいは・・・・
フロントがアウターーギヤの時は調子いいのに・・・
②フロントをインナーにするとリヤのシフトダウン【軽いギヤにする】が不調
の どちらか・・・・
フロントのワイヤーが張ったり 緩いんだりするのが
リヤの変速に影響しちゃうんですね。
ですので まず最初に
案内用のライナー管がクロスしてるかどうか調べます
【デローサーだけが怪しいのじゃないですよ すべてのメーカーで調べます】
内視鏡で観察してみました
ライナー管は交差せず互いに一直線でしたので安心
★内視鏡が無くても 両方を引いた感触で判明しますけどね
もし アナタ様の変速不調が①や②な場合は
RDを触りながら 左STIを操作してみましょう
FDの動きと同期してRDがピクッと動いたら怪しいですよ
さて・・・・・
バイクを漕ぐときの異音の発生源に
ヤグラは かなりの割合で犯人になりうる。
上写真のタイプは最近よくみますけど
納車前には 矢印部分に油脂を塗布します。
転ばぬ先の杖的 異音防止ですな。
↑ 円筒形状のナットが当たる部分や
↑ ヤグラ下側部品の部分はカーボンなので
カーボンに優しいグリスを塗布します
金属レールなら ココはデュラグリス
ここもデュラグリス
★ボルトの座面は軸力管理的に塗るべきでないのですけど
損益を天秤にかけて 塗る事にしています。
注意:乾いたボルトのネジ山にはグリスを塗ってはいけませんよ。
【塗るべきネジ山には メーカーが出荷時に塗ってありますから】
そんな感じで 明日には完成した逸品を披露できるでしょう
by野澤
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