なんだか最近・・・・オーバーホール作業が多いなあぁ

　と　おおっと気が付きましたの・・・

それは・・・・

　Ys志木に着任しかれこれ１１年。

当初は入門車しかなかったのですよ　志木店には。

　でも　様々な工夫によって徐々に

ハイエンドのバラ組みを受注できるようになりまして・・・・

　そのYs志木店生まれの素晴らしき相棒達が

そろりそろり　オーバーホールの季節な訳です！　

本日着手のLOOK　５５５

　　　　　もそんな一台でございます。

　　　まずは　各部を徹底的に磨きます。

　クランクはチェンリングもバラして磨けば新品風味

この５５５は　

　　　カンパ１０速環境にFCとFDが７８００という

シマニョーロ仕様でしたけど今回のOHで６８００化。

はい・６８００の変速環境にFC７８００は互換性ないです

　　↑　けども　　大丈夫でした。

　　あくまで　自己責任の保障外です。

FC7800は名作なので　まだまだ使います！

 

 

　ブレーキは　今はなき　マビックのブレーキ・・・・

　　これもレバー比的には旧規格なのでB互換

　　でも　珍しき板バネの逸品なんです。

 

　ブレーキに入るアウターの端部は

　ダイレクトなタイプと　

　　　エンドキャップを挿入するタイプがあり

　マビックは後者です。　　　ならば・・・・・

　シマノの滑り管付きキャップが使えないかと 

　↑あれま・・・無加工でつかえますね。

　　チョイ前の外装ワイヤーのバイクにはシフトテンションアジャスタ

　　　その部分にはタップを通しておきます。　固着しがちなので。

　　　　↑　カーボンボトルケージって

　　数年使うと　内側のクリア塗装が禿げちゃって

　そこにドリンクの汚れが付いちゃうのね。残念

　　ですので

↑汚れを取り　脱脂してクリアを吹けば再生します

　

　　　自転車のOHって・・・・・

こまかーい部分の綺麗さ加減で全体が決まるです。はい。

　　この　５５５は　少し前の改修で

　新しい３Tのハンドルに交換済み・・・・

ええ　ワイヤーがハンドルのトンネルに入るタイプ・・・

　↑　内装のアウターはこんな感じで通してます

アウターの端部がSTIの基部に

　　　　　チャンと接地しているのが肝要

　　　昨日　御紹介したアリゲーター社のブーツは

　外装シフトフレームには実に効果的と思いますよ。

　　　　LOOK５５５のように　・・・・・

　　FDワイヤがBB部を貫通するタイプは特にね！

　　あとは　オーナー様とバーテープを選んで♪

　完成したら　惚れ直しちゃう相棒の復活ですね。

　　ｂｙ野澤