【リハビリライド】久しぶりにMTBで里山に行って、ほぼ走らずコーヒーを淹れた話。
by: 五島海

自転車って、サイコ―だなっ！

 

こんにちは！　新宿ウェア館  
Instagramの中の人　ゴシマ　カイです♪

 

ちょくちょくお話ししてるやもしれませんが、
ワタシ、五島は昨年9月【網膜剥離】を発症しました。
約１ヶ月休職して治療＆手術を行いました。
病院食が口に合わない＆ベッドの上からほぼ動けず暇of THE暇だったのが辛かったです

手術の前と後では『見え方』が全く異なり、
その視界に慣れるまでは
サイクリングは出来ていませんでした。

最近、この視界に慣れてきたなぁと思っていたところに、
「そろそろ自転車乗ろうゼ」
と声をかけてくれたヤツがいたため
「んじゃ、やってみっか！」
と、リハビリライドに臨むことになりました！

ゴシマ、MTBで里山リハビリライド！

 

 って訳で、いってきました！

泥まみれ、土まみれ、草まみれ
口を開けば’’登り’’に対する悪態の連発（？）
ランチもディナーも男飯

昨今で流行ってそうな’’スマートさ’’はZERO皆無、
ゆるくて、ワイルド、とてもフリーダムな
サイコ―に楽しい休日でした！！！！

今回はゆる～く書いていこうと思いま～す

 ～出発～

半年以上ぶりにMTBを動かしたので、
チューブレスタイヤはビードが落ちてました…
取りあえず棚卸の後に本館で買った
チューブをぶち込んで復帰です。

荷物をバイクに括り付けて、
前後ライトを充電していざ出発。

通り道にフォトスポットがあったのでパシャリ。
前日の雨が嘘のような快晴。
路面が乾いてくれていれば良いのですが……

場所は多摩地区を走り世田谷へと続く『国分寺崖線』です。
通称は『はけ』。なんでかは知らな～い♪

 

古巣の府中多摩川店の前でもパシャリ

 多摩川を経由して集合場所へ向かいます(^^♪

 

～ワタシを誘った男と合流～

病み上がりなワタシをｵﾌﾄｩﾝ峠から引っ張り出したのは、
ワイズロード府中多摩川店のスタッフ【池田　アキラ】

年上で後輩な元ラガーマンメカニックです。
府中で万引きするとコイツにタックルされます

ロードバイカーとして入社していたのに、
少し目を離した隙にゴリゴリのMTBerになっていました。

府中多摩川店はそんな池田をはじめに
MTBerなスタッフが多いので
府中周辺にお住まいでMTBをお求めならば
ワイズロード府中多摩川店をお尋ね下さい♪

 

～取り敢えずやることと言えば～

サイクリングで仲間と合流したら……

まずは休憩ですよね！？
プライベートなんで、積極的にサボります( ´∀｀ )イェーイ

 

時刻は午前10時37分。朝からビール（ノンアルコール）を胃袋へ放り込みます

世田話はさておき、合流後は飲み物でも飲みつつ
1日の予定を確認し、ルートをチェック
それに合わせ必要なモノを買って準備します。
ソロライドなら必要ないかもですが、
複数人で走るならやっておいた方が良いですヨン

今回は里山内で食事も摂るつもりなので、
・カップヌー〇ルカレー味
・水500ml（お湯用）
・おにぎり（その場で食べました）
・プロテインバー（その場で食べｍ…）
・レジ袋（ゴミ袋←ココ重要！）
を調達しました～
ボトルの中身は自宅で入れた分が
まだまだあったので補給はしていません。

 

ワタシは学生時代に背中を痛めているので、
荷物を極力背負いたくないのでバイクパッキングスタイル。
・フレームバッグ×2
・サドルバッグ（デカいヤツ）
・ハンドルバッグ
の延べ4つのバッグで荷物を積載。

調達した物品もそこへと
仕舞いたいのですが上手くいかず……
横で池田が大笑いしている中、
あれやこれやと悪戦苦闘…

で、最終的にこうなりました（笑）

〇ップヌードル1個なら軽量なのでこれでも意外と大丈夫。
落下しないようにしっかり縛り付けます（自己責任ってやつです。はい。）

～入山～

 

どこか哀愁が漂っています。

里山入口で写真を撮って入山。
このやる気のない背中から
’’社会人の休日’’感が醸し出ていた良いですね。

 

 ～なんやかんやして休憩場所へ～

 走行中の写真？コースの写真？

あぁ～……　

忘れました（笑）

 乗るの楽しすぎて、楽しすぎて……
「写真を撮る」という発想が一時的に欠落シテマシタ。

 
という訳で、なんやかんや走って休憩です。
多分入り口から30分も走ってないけど、休憩です。

 むしろ’’走り’’よりこちらがメイン。
昼食のお時間ですね！

 バイクにいっぱい付いてたバッグの中身は、
山の中でウマくて温かい飯に有りつくための
コンロやらボンベやらが入っていました。

※コチラノ商品ノ取リ扱イハゴザイマセン。ご存知でしょうけど

 カッ〇ヌードルを買っていた時点でお察しですかね？
自然に囲まれて食べる即席麺が一番うめぇです。

 ワタシは鍋を忘れたのでカップ麺にしました。
お湯を注いで３分で食べられるってやっぱ凄いですね。

 お鍋があれば袋麺の方が趣があって良いと思います。

しばらく笑いが収まりませんでした（笑）

これは買って来た「辛ラー〇ン」が鍋に対して絶妙に大きくて
イライラしながら悪戦苦闘している野生の池田。傑作です。

皆さんは彼を反面教師にして、
サイズを事前に確認しましょうね！
鍋を忘れたお前も人の事言えないけどな！

命が関わっておらず、
他人に迷惑をかけていない失敗は
笑い飛ばしてネタにして供養してあげましょう（笑）

 

 チョッピングライト（？）

ちなみに彼は’’拳’’を要いることで問題を解決（？）しました。
力こそパワーです。

 

～本日のメインイベント～

そして何より楽しみだったのは…

 

【食後の珈琲！】

【食後のコーヒー！】

【食後のCOFFEE！】

 

満腹でお腹も心も満たされてる時のコーヒーって
なんであんなに美味しいんでしょうね？

 

時計の針を巻き戻す事、３日。
ワタシの職場『新宿』の専門店を休憩中に尋ねました。

コーヒーミルは持っているものの
嵩張るし、カビも心配だったので
「コレを機に新調しちゃおっかなー」
っと、豆のついでにステンレス製のミルも購入。

生豆を買ってその場で焙煎ってのも面白そうですが、
今回は事前に焙煎して貰ったモノにしました。

ワタシの好みは『痺れるほど苦い』コーヒー。
どっしり重く、とにかく苦くて濃厚の方が良いです。

好みをお伝えしたところ、
深めに焙煎した【エスプレッソブレンド】がオススメ
ということで、それを頂きました。

やっぱり「餅は餅屋」ですね。
何事もその道に通じるプロに話を聞くべきですヨ。

 そしてプロへの最大の敬意と礼儀は、そこで買い物をしてお金を払う事。

お店で聞いてネットで買う
なんて無粋な真似、ワタシは恥ずかしくてとてもできません。

一応、コーヒーグッズの取り寄せは東京サンエスからできちゃうんですけど、在庫は無いです。

 おニューのギアととびっきりのコーヒー。
 コンクリートジャングルの喧騒を暫し忘れ、
木漏れ日とそよ風を感じながらのんびりと豆を挽く。

最高です。

ペーパーでハンドドリップも良いですが、
ワタシの個人的なオススメは
【直火式エスプレッソメーカー】
重いし、嵩張るという自転車にとって甚大なデメリット
と引き換えにする価値は大いにアリ。
一口飲めば納得ですよ。

下のタンクに水、付属のフィルター、
細かく挽いた豆を入れて……
あとは火にかけて待つ。以上。

使い方はとってもカンタンです。
笑い話でもしていれば出来上がり。

運動して、空腹を満たして、自然に囲まれて飲む
自分で淹れた自分好みのコーヒー。

世界一美味い液体のひとつだと思いますよ。

～出発前にやること～

コーヒーを味わいながらのんびりダラダラ。
気が付けば１時間半は経っていました。
休み過ぎですね（笑）

さぁ！出発すっぞ！……
のまえに！

大事な、大事な作業がございます。

そう！ゴミ拾いと処理です！
自然で遊ばせて頂いてる側、
場所をお借りしている側の身ですから
使った場所は出来るだけ元の状態へ戻しましょう。

コンビニで調達したレジ袋が役に立つ時が来ました。
カップ麺のカップやフタ、かやくの袋etc……
ゴミはすべて回収するに限ります。
自分達が出していないであろうゴミも
あればついでに回収です。

終わったらもう一度見渡してゴミが無いかチェック。

落ちて無い事を確認して、さぁ荷造り！
ッと思ったら問題発生。

ゴミ袋が、入らん！

今度はワタシが池田に笑われながら四苦八苦。

やはり最終形態はコレ。
バッグに麻縄を忍ばせていたのが功を期しました。

荷物が不意に増えたら縛れるし、
 四肢なら関節止血に使う事も出来る。
火種にもなったりするので何かと便利です。

 見た目は少々不恰好ですが、ココは理を取りましょう。

～再出発～

今回我々２人は夕食も楽しみにしているので、
再び腹を空かせるためにキッチリ走らねばなりません。

「よっしゃ行くぞぉぉぉおおお！」
気合を入れた直後……
乗車不能の激坂が立ちはだかります。

 

コンディションは全日の雨の影響でセミウェット。
関東ローム層特有の粘土質の赤土と
思わず悪態をつきたくなる程の勾配が
我々の行く手を阻みます。

ゴシマ（脚質：ヒル’’嫌い’’マー）
『あ’’あ’’あ’’ぁ’’ぁ’’ぁ’’！「編集済み」』
『なんでこんな「編集済み」なんだ！』
『この「編集済み」！』
『「編集済み」！』
『「編集済み」！』
そして大笑いする池田。

もう、こんな時は大人しく手押しです。
無理に乗車して落車してもしょうがないし、
リアタイヤをスリップさせて地面を削ってしまうのは
非常によろしくない（詳細は後述）ので。

一周回ってこんな感じのが楽しかったりするんですよね。
＃天邪鬼　＃ドSなドM　＃悪態はもはや大喜利

面白い事が言えなくなったら疲れてきた証拠。
潮時ってやつです。大人しく帰りましょう。

 

 シューズの裏は常にこんな感じ。
この為の【SPDシューズ】なんですよ！
【SPD-SLシューズ】ではとてもじゃないけど無理です。

’’ぬかるんだ泥道’’でも踏ん張りが効くように
クリートを小さくして、
ハイグリップなラバー＆トレッドを配置、
場合によっては爪先の裏にスパイクも搭載できます。

 これこそXC7の本来の姿なのです。
＃まちのりのすがたはリージョンフォーム
＃SPDは初心者用の規格ではない

そして去年のワタシが睨んだ通り、
この真紅のシューズに泥汚れは実に良く映えます。

 こんな風にクリートが泥で埋まったままだとハマらなくなるので、
ペダルを蹴っ飛ばして泥を弾き飛ばします。

この時安心して蹴れるように
SHIMANO製のペダルを選択しました。

他所のでも大丈夫だと思いますが、
同業の皆様ならお分かり頂ける感覚やもしれません。

SHIMANOだとなんか安心なんですよねぇ
頑丈さ、防御力はオーバースペックでいいのです。

 ～フォトスポットをみっけたら撮りまくる～

 

山の中をぐるぐるグルグル、
登って降りて歩いてを繰り返して
なんやかんやあって良い感じのところを発見。

となれば…

「写真でも撮るか！」

＃撮る人を撮る人　
＃膝はプロテクターのおかげで痛くないゼ！　

 

＃中々いい写真じゃね？　
＃ゴミ袋が残念　
＃すごくゆっくり走ってる

この後も何やかんやと走って、次はいよいよ……

～お待ちかね、本日のディナー～

「お兄さん、ニンニク入れますか？」
「ニンニクマシ、アブラマシマシで！」 

 

ザンっ！

腹ペコ、運動後、身体はキンキンに冷えた状態。
美味い飯を食うための条件を満たして……

さぁ、待ちに待った夕食は「ラーメン」です！

消費したカロリーはその日のうちに摂取するに限ります。

推定カロリーは1600～1800㎉。
走行距離が約50キロなので、
これだけで今日一日分は賄えそうです。

い’’や’’ぁ’’、最高ですね。

えっ？「昼もラーメンだったじゃん」？
何を仰るのやら。
カップ麺と’’ラーメン’’は別の食べ物ですよ？←バカ
’’ラーメン’’も店が変われば連続でイケるけどねー

「あああああ、食い過ぎたああああ」
という爽やかな後悔までが一つのコンテンツ。
最高の休日を締めくくるに相応しい一杯でした。

MTBはロードバイクより前傾が緩いので、
こんな腹いっぱいの状態でも走れるってのが良い所です。

～まとめ～

自転車は趣味で、所詮は道楽。
真面目にトレーニング！
昨日の自分より速く！
って追い込むような走りが必ずしも
正解、偉い！といったことはありません。

あえてダラダラ、コーヒーやラーメンを求めのんびりと

そんな休日だっていいじゃないか！
って言葉で一旦締めようと思います。

ココから下は少し真面目なお話し。
飽きていない方は読んでください。

 

マナーを守れぬ者は山に入るべからず。

今回走った（歩いた？）のは里山。
決してMTB専用コースではありません。
地元の方、ハイキング中の方に迷惑をかけぬよう、
マナーを遵守する必要があります。

むやみに地面を削り、自然を破壊したり
ゴミをそこらへんに捨てたり
ガンガンスピードを出して歩行者を脅かしたり
こういったことは決して、決してやってはなりません！

なぜならば……

山を荒らす=自らの居場所を失う。だから

関東のみならず、全国各地には
自転車入山お断りな里山は非常に多いです。

その昔（ワタシがまた生まれる前）MTBがブームになったころに
山を荒らしてしまったMTBerが居たそうです。

彼等に荒らされたことを受け【入山禁止】と
明確に看板を立てた自治体or土地の所有者が増え、
結果として現代では走れるフィールドそのものが
非常に貴重になってしまいました。

これ以上我々の居場所を失わないために、
マナーを守る努力をしなくてはいけないのです。

そういうのめんどくさい！
って人はお金払って専用フィールド（夏季のゲレンデなど）
に行ってください。
そういう場所はMTBのために整備されてるので
単なる山より遥かに走りやすくて楽しいですよ♪

機材くらいは紹介しなきゃね。

今回の相棒はコチラ!

NESTO　TRAIZE PLUS

 金額的にはもっと上のロードバイクも持っていますが、
ソチラよりお気に入りなハードテールMTB。

フレームのベースはクロスカントリーですが、
27.5インチのホイールならセミファットの
2.8インチくらいの太いタイヤも履けるので
意外と下りもグイグイ行けちゃう頼もしい相棒です。

「本来は登りが得意なんだけど、下りもまぁまぁイケるぜ！」
な’’登り系ハードテールオールマウンテン’’って感じです。

 MTBは欲しいし、オフロード走りたいけど
MTBのカテゴリーは定まってません！
なんて方には大変オススメですよ！
クロスカントリー、ダウンヒル、ダートジャンプ、オールマウンテン、
ツーリング、エンデューロ、ストリート、（一応）トライアルetc……
MTBのカテゴリーってめっちゃいっぱいあるんですよ

この子の自慢ブログって書いたら面白いですかね？
改めて書いてみようかな……

 履いていたシューズはコチラ！

SHIMANO　SH-XC701

今や廃盤モデルとなった名作シューズ。
新型が出た今でも愛用するお気に入りです♪

個人的な主観ですが新型のXC702の方が出来が良いです。
特にヒールカップのホールド感と、
タンとアッパーが一体となった
【サラウンドラップ構造】が非常に秀逸。

が、ワタシの足には見事に合わなかったので
購入は見送りました（非常に残念です……）
くるぶしがシューズにゴリゴリに当たるので履けませんでした……

ま、旧型の方が合っていたのなら結果オーライです♪

過去にブログ書いてるので、
気になる方はご覧くださいませ。

⇩⇩リンクはコチラ⇩⇩

【本気インプレッション!】人気SPDシューズ、
『SHIMANO SH-XC7』購入しました！【前編です】

【本気インプレ】超人気SPDシューズ’’XC701’’を
自腹でインプレ！【後編です】

今思うと直したい箇所も多数ありますが、廃盤モデルを書き直してもなぁ、と葛藤しています

P.S.

 やっぱ泥んこが似合うなこの子（大いなる自己満足）

～あとがき～

 当店、ワイズロード新宿ウェア館に
ご来店いただいたお客様の大半は、
ロードバイクもしくはクロスバイクにお乗りの方がほとんど。

マウンテンバイクユーザーは残念ながら非常に少ないです……
まぁ新宿に山が無いので仕方がないのですが。

こんな感じでMTBもまた他のカテゴリーとは違った、
どこかワイルドでフリーダムな楽しみ方があります！

ご興味を持って頂けるようこれからも
チマチマUPしていこうと思いまーす♪