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【STAFF BIKE】年末年始 de ヤマチャリノススメ【LITEC C-275 Cr-Mo & Cannondale JEKYLL Carbon】
by: 松永 剛

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年末年始もお正月の1日以外は営業しておりましたので、ガッツリ正月休みとかは無いのですが、その前後の平日休暇の際に、久しぶりにトレイルライドに出かけてまいりました。

 

まずは年末。場所は埼玉県の某所、某登山マンガ・アニメの聖地と呼ばれている辺りですね(全然某じゃないw)

 

市街地の隅にある山というか、丘みたいな場所なんですがなかなか眺めが素晴らしいです。
関東平野と外周の山間部の境界線に当たるエリアの為、ちょっとした丘でも登れば視界が開けます。
当日は快晴でしたが風も強く、気温も低めでしたがおかげで空気が澄みきって遠くまで見渡すことが出来ました。

 

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東側には東京都心。スカイツリーでっけー!

 

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西には雪をかぶった富士山が丹沢山系の向こう側に見えました。
あんな高いところに登ったのか・・・(2016年9月に登頂しました)

 

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人家のあるエリアからちょっと入るだけでこんな感じの静かな里山。
良い環境ですねぇ。

 

 

 

 

さて、年末に乗っていたバイクはクロモリのハードテイルバイクです。
最近のトレイルライドでは一番登場回数が多いバイク。

 

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LITEC C-275 Cr-Mo

 

MTBのパーツを多く取り扱うディストリビューター、ダートフリークさんのオリジナルブランドのLITECのクロモリハードテイルフレームです。現在はこのモデルから更に進化したV2が販売されております。

 

長めのストロークのサスペンションに対応したジオメトリ、スルーアクスルやプレスフィットBBなどの規格を採用した軽量で乗り心地の非常によい、まさに里山向けなバイクです。

私はトレイルライド以外では、夏場はふじてんリゾートのDHコースを走るときに良く乗っています。路面が荒れてしまうとフルサスの方が楽ちんですが、スムーズなダートコースで気持ちよくラインをトレースして走るような乗り方には最高の1台です。

 

 

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FサスはROCKSHOXのREVELATION XX(2015年モデル)。
150-120mmストローク可変、ロックアウト機能付。

 

ハブ、リムはFIRE-EYE。
サスに合わせたホワイトカラーのハブは今はもう廃番。
リムとスポークは共にブルー。スポークはcn-Spokeのイオンブルーです。

 

 

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ギア周りはXTR(M9000)のリヤ11-40Tの11速。
フロントはシングルギアでRACEFACE ATLASクランクにFORMOSAのナローワイドシングルギア、
E13のチェーンガード装備です。
ペダルはNUKEPROOFのNEUTRONペダルのマグボディにチタンシャフトの最軽量仕様!

 

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ハンドルはFLVのカーボンライザイーバー、グリップはODIのGWINモデル。
シフトレバーはXTR、ブレーキはSRAMのGUIDE RSC。
SRAM(AVID)のブレーキは今まであまり操作感が好きでなかったので使用していませんでしたが
3年前に新しく登場したこのGUIDEシリーズは非常に好感触。
レバー形状やコントロールのし易さが結構気に入っております。

 

 

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サドルはフレームと同じくLITEC。
非常にリーズナブルなモデルですがノンスリップ素材だったりとしっかりとMTB向け。

ドロッパーポストはフレームがインナーケーブル対応ではないので
外通しタイプのDABOMBのRPG-R。
他と比べてリーズナブルなモデルですが使用にはもちろん問題ありません。
(こちら現在ぽっきり値セールで数量限定で特価でご提供中!)

 

 

という感じのバイクです。自分の体型(身長180cm)だとLサイズと迷うところでしたが、今回はちょい小さ目のMサイズを選んでみました。取り回しは抜群に良いですが、やはり登りでは上体が起きているのでちょっとキツいですが、登りはそもそも押していることが多いので、まあいいか、という・・・(笑)

重量もなかなか軽く、この状態で14kgちょうどくらい(だったはず)。乗り味はクロモリフレームらしい、しなやか、かつバネ感のある感じです。27.5インチのタイヤサイズと相まって、良く進むハードテイルで里山がホント楽しいバイクになっています。

 

 

さてさて、年が明けて2018年。先週ようやくMTBで走り初めに行ってきました。

今回は地元神奈川県の某トレイル。こちらも住宅地から少し入った場所にあるトレイルです。横浜市街地の自宅からは一般道を車で移動して1時間程。高速を使えば30分程の場所なので、結構気軽に来れる場所です。

 

またまた風が強い日でしたが、林の中に入ってしまえば問題なし。快適なトレイルライドを楽しめ・・・たのですが、途中、初老のハイカーの方に追いついたので、分岐で止まってらしたところをご挨拶して「お先に失礼します~(最高の爽やかな笑顔添え)」とパスさせて頂いたのですが、その際にルートを間違えて、山の反対側の方に降りるルートに入ってしまいました (汗)

途中で気づいたのですが、押し上げて戻るのもちょっと面倒だなー、まあ山からは降りられるっぽいからいいか、と思って下って行ったら最後の方はほぼ階段。押して下る羽目に。なんともしっくりこない感じで下山してしまい、さらに車を止めてある場所まで戻るには、トンネルがあるとはいえもう一度舗装路で山を越える必要があり・・・結局走って行きましたが失敗しました(泣)

 

さて、そんな走り初めの相棒は、もう乗り始めて5年を超えたこのバイク。

 

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Cannondale 2011 JEKYLL Carbon 1

 

2011年モデルという表記ではありますが、実際に発売されたのは12年の春過ぎなので、実質的には2012年モデル。26インチホイールのフルカーボンフレームの前後サスバイクです。

 

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最大の特徴は、このFOX製の専用リヤショック。
DYADと名付けられたこのショックは、サスがストロークする際に引っ張られる方向に
稼働する、プルタイプショックです。
また、中央のゲートをワイヤーでコントロールすることで、オイルの流路を左右別の
タンクに切り替え、ストローク量自体を変更することが出来ます。
それぞれに個別のセッティングが施されたダンパーを持っている事で
実質的には瞬時に別のショックに入れ替えていると言えます。
これにより、150mmと90mmのストロークの切り替えが可能になっています。
大変な優れモノです。

 

 

 matts_cann_jekyll_2

 

 

ドライブトレインは元の状態から小変更。
フロントをダブル化(アウターチェーンリングを外してバッシュガードを装着)、
ガイドロラーの取付、そしてリヤディレイラーを10速時代のXT(M770)からXTR(M980)に
変更しています。

 

 

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ハンドル周りはこんな感じ。
ステムはCannondale純正の1.5サイズ。
ハンドルバーは先ほどのC275と同じ、FLVのカーボンバー。

ブレーキは元のAvidから、この当時出たばかりのMAGURA MT-8 Carbonに変更。
そしてXTのシフターはi-Specの物をKCNCのアダプターを介して取り付けています。
ハンドル左右それぞれに、ドロッパーポストと先ほどのリヤショックのコントロールレバーが
装着されています。かなりごちゃごちゃしてます(笑)

 

 

超軽量なフルサスバイク、この仕様で12kg前半。

登りもリヤストロークを縮めて、フロントサスもFOXのTALASなので縮めることが出来ますので前後ともショートストロークにすることでXCバイクのような軽快な走り。
下りに入ったらドロッパーポストを縮めて、リヤサスを解放。フロントもストロークを伸ばしてあげることで、前後150mmストロークに。軽量な車体の軽快さもあって、そこそこ激しい下りでもガンガン楽しめます。(何度かこのバイクでショートDHのレースにも出たりしています)

このバイクもふじてんや富士見の初級コースなどではかなり楽しめます。もちろんトレイルは最高です。

 

しかしながら、このJEKYLLも2015年からは27.5インチ化され、それに合わせてジオメトリも変わっています。
ヘッドアングルが0.8°寝ていたり、フロントセンターが15mm程長くなっていたり。
以前、ホイールのみ27.5インチにして走ったことがあるのですが、意外とというか、思った通りというか乗りやすかったのです。

今後、このバイクを乗り続けるのであれば、フロントフォークとホイール(タイヤ)を27.5インチにしても面白いかなと思っています。

(実は手放す気まんまんだったのですが、乗ったらやっぱり良いバイクだったので、壊れるまで乗りつづけようかとか・・・とはいえ、同じジャンルのニューフレームも既に用意済みなのです)

 

 

という感じで、今年は新車も含めてここ数年あまり乗れていなかった分を取り返すべく、乗っていきたいなーという、遅めの新年の抱負なのでした(笑)。

今後の走行レポートや新車組立レポートを是非お楽しみに!!

 

 

 


 

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