【ワイズロードスタッフ試乗会】圧倒的ハイパフォーマンスバイク【BMC SLR01 ONE】に試乗させて頂きました
by: 小平陽大

みなさんこんにちは。Y’sRoad実業団のコダイラです。今回はインプレ＆車体紹介第七弾として、ワールドツアー参戦チームの走りを支え堅実なモノ創りで定評のあるスイスブランドのBMCがリリースするハイパフォーマンスマシンをご紹介。

BMC TEAMMACHINE SLR01 ONE

 参考価格 : ￥1,540,000-(税込)
Size : 51
完成車重量 : 6.8kg(メーカー公表値)

仕様

・SRAM RED eTap AXS
・DT SWISS PRC1100 DB Dicut Mon Chasseral
・Vittoria CORSA 25mm

注目ポイント①

二代目TEAMMACHINE時代から用いられている「ACE+」テクノロジーの基本思想を受け継ぎつつも大きく進化を遂げた新型TEAMMACHINE。世界選手権やオリンピックをはじめとしたビッグレース制覇を成し遂げた名機は更なる高みに突入したといえるでしょう。特徴的なのは写真のような専用一体型ICSコクピットパーツ。ケーブルの完全内装化を採用しつつ、エアロ形状を採り入れたステム/ハンドル部分が空力性能向上に一役買っています。またGarminやWahooといった主要コンピュータを装着するための専用マウントも付属します。

注目ポイント②

「ACE+」による流体力学を用いたコンピュータ計算によって弾き出されたフレームの最適なチューブ設計のみならず、ボトルケージまでも加味した空力設計を持ち合わせます。ボトルケージは同社のエアロマシン「Timemachine ROAD」から得られた情報をもとに開発され、レース運用時の空力を細かに考慮した設計となっています。
(写真は昨年のスタッフ試乗会にて。当時の記事はこちら)

インプレ

以前の試乗の際にも感じていた剛性の高さはやはり健在でした。レーシングマシンであるが故の乗り味であるのでそれ自体は容易にご想像頂けるかと思いますが、ホイール剛性やタイヤチョイスによって印象は変化させられる範囲なのではないでしょうか。
しかし踏み込んだパワーに応じてスルスルと加速していくような感覚は強く、ケイデンスやペダリングを変えても目立った推進力の低下は見受けられませんでしたが、ペダリングスキルや「進ませ方」の会得は必須条件かもしれません。試乗コースに設けられた直線区間でのスプリント体制や緩い登坂時には心地よい加速が可能でありまさにパーフェクトなマシンであるといった感想を抱きました。
最後になりますがこうした情勢下でも感染症予防策を講じ、開催に漕ぎつけてくださった関係者の皆様及びメーカーさんにこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

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