至高＆究極のレーシングマシン【DOGMA F】入荷！！！【PINARELLO】
by: 小平陽大

みなさんこんにちは。新宿本館コダイラです。今回はデビュー早々に五輪を制し、以降ビッグレースにおいても強烈な存在感を放つ強力なレーシングマシンをご紹介。
スタッフ試乗会のインプレはこちら。また弊社実業団の植竹海貴選手の詳細レポートはこちら。

1 PINARELLO DOGMA F
2 仕様➀
3 仕様②
4 仕様③
5 注目ポイント
6 究極のハイスペックを是非

PINARELLO DOGMA F

￥1,848,000-(税込)
Color : PLUTONIUM FLASH
Size : 540

仕様➀

コンポーネントはSRAM RED ETAP AXS。電動＆無線変速を兼ね備え、「POWER READY」の表記の通り、オプション的な形で後からパワーメーターの搭載が可能に。また変速に関してストレスフリーな性能を持ち合わせ、トレーニング・レース中などの膨大な回数の変速をサポートします。さらに優秀なバッテリーキットを採用。電池残量に応じて前後で入れ替えたり、予備をツールケースに忍ばせることも可能なサイズ感でありユーザビリティへの配慮が伺えます。

仕様②

完成車パッケージにアッセンブルされたホイールはDT SWISS PRC1400 SPLINE。35mmと万能な高コスパホイールで、投入シーンを選びません。重量もメーカー公表値1486gと軽量でありDT SWISSお得意の空力面に関しても高いスペックを誇ります。

仕様③

主にPINARELLOのマシンに対応したパーツ類を手掛ける傘下のMOSTが新たにリリースしたTARON ULTRAは更なるアップデートが加えられ、形状はそのままにマテリアルの見直しで13％の重量セーブに成功。コクピット周りの軽量化はダンシング時の振りにも影響するため大きなメリットとなるでしょう。

また先代のDOGMAではオプションパーツとしてリリースされていたX-Lightシリーズと同様にチタン製のシートクランプをDOGMA Fではデフォルトで採用。「神は細部に宿る」という表現がありますが、この場合全体の完成度がそもそも高いところに加えてこのような勝つための設計がなされている所から「鬼に金棒」とも言えるでしょう。

注目ポイント

F12以前のDOGMAやPRINCEなどはSHIMANOのDi2で組み上げる場合、シートポスト内にバッテリーを格納します。しかしDOGMA Fは組む込み位置がBB周辺に移動したことで低重心化＆ポスト自体の形状変更が可能になり更なる推進力の獲得に成功。コクピット周りの仕様変更と併せてバイクコントロールに磨きがかかります。