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2022/10/07 16:11
ペダル型パワーメーターは意外と歴史は浅くクランク型ハブ型の次のパワーメーターとして登場しました。
目次
パワーメーターの種類としては三番目に登場した(と記憶しています)新しい形式のパワーメーターです。(心拍タイプや空気圧タイプは今回は除外しています。)
発売開始当時クランクやハブ型と違ってユニットが小さく難しい試みではないかと思われていましたが、今では最も普及速度の早いポピュラーなパワーメーターになりましたね。
当時の印象から避けていたペダル型ですが、私も食わず嫌いは良くないので最新モデルを買って使っていますが非常に精度が高く安心して使えています。
ペダル型のパワーメーターはいくつか種類がありますが、ペダルの軸にセンサーやバッテーリーが内蔵された専用設計のペダルを販売しているところがほとんどです。ユニットが小さいので後付けできないのでクリートの互換性だけ持たせてボディーからシャフトから全て作ってるのでオリジナル商品とは別物になります。
オリジナルペダルと比較してシャフトが太くなりスタックハイトが高くなったり、通信ユニットを収めるためにQファクターが広がったり寸法は大きくなるのが一般的ですね。
左ペダルのみパワーメーターのモデルを使用していますが(逆脚分のメーター無しペダルも付属します)、本体の寸法はこんな感じ
スタックハイト: 13mm(3ホール)、 Qファクター: 55mm
オリジナルのZEROはこんな感じ
スタックハイト: 11.5mm(3つ穴)、 Qファクター: 53mm
ペダルの厚みは1.5mm(両面なのでトータル3mm)、ペダルの軸長は2mm増していますね
幅に関してはスピードプレイのクリートの調整でどうにでもなりそうですが、高さが変わるのでやはりオリジナルからの付け替えを考えるとサドルの高さを再調整する必要がありそうですね。
私はグラベルロードでグラベルを走らない時だけ使っているのですが、その都度大幅に再調整して乗っているので逆に気になりませんでしたが、ポジションをすでにバッチリ出した後だとちょっと面倒ですね。
数値的には微妙な差ですが、確実にポジションは変わりますね。
センサーが両方にそれぞれついているタイプと、片側のみのタイプの二種類がペダル型のパワーメーターでは 販売されるケースが多いです。その際よく聞かれるのが「両側の方が良いですか?」というお話です。
当然ですが、左右どちらのパワーも測っているのでより正確に自分の出力を計測するとこができます。更には左右の差を測ることもできます。メーター上で左右バランスと呼ばれます。
お値段はその分高くなります。
という感じです。
安い。パワーは不足なく正確に測れる。安い。左右のバランスは見れません。
という感じです。
ならではのメリットというのが安い事以外にはないのですが、逆にデメリットが無いなと個人的には考えています。
両側にセンサーがあった方が良いのは当然という前提ですが、パワーメーターの役割としては「絶対値であるとこ」に尽きると思います。
過去に取った数字も左足でしかとっていないのであれば右足がどんな数字なのかが気にならなければ、これからも取ることはない数字なので気にしなければ精度という面では全く問題ないのでデメリットではないと言いう考え方です。バランスに関しても見れないモデルもたくさんあるのでなくても困りません。
パワートレーニングが優れている点はパワーの数字が環境に影響を受けない数字で正確に目標を算出できるという点にあると思います。
スピードを基準に考えると日によっては向かい風にもなりますし、勾配のある道ではスピードは一定ではありません。ケイデンスもペダルが何回回ったかしかわからないのでスキルの練習には必要ですが、体力を向上させる練習にはあまり意味のない数字になります。
その辺を今までは心拍数をもとに運動領域を区切って科学的なトレーニングを行っていましたが、これも体調によって差が出てしまったり、反応が遅く細かいインターバルトレーニングには向かなかったりと完全ではありませんでした。
SRMというパワーメーターの元祖が登場してからはお金をかけられる人はそれを導入してパワーという基準でトレーニングメニューを組み効率的に行う事ができましたが、すごく高級だったので本当に一部のユーザーに限られるアイテムでした。
それから、ハブ型のパワータップが登場したり、比較的安価なパワー2マックスが登場したり、ROTORなどのクランクメーカーも参入したりしてきましたが、今ほど安くは導入できませんでした。
ペダル型のパワーメーターもGARMINがいち早く開発して参入してきましたが、初期モデルは通信ユニットが外部に大きく露出する形で本体と分離していたためトラブルも大きかったのは事実です。それから何度も改良を重ねて、ライバルも登場して、更に改良して今ではトラブルもグッと少なくなりGARMINのRALLYシリーズはペダル型モデルのパイオニアとして高い人気を誇っています。
パワーメーターがここまで人気が出たのは、GARMINなどの高機能なサイクルコンピューターがすでに普及して誰もが気軽にパワートレーニングを行える土壌がすでに出来上がっていたことにあると思います。
パワーメーターがあっても性能の高いサイクルコンピューターが無ければデーターを分析する能力もないですし、トレーニングメニューを実行することも面倒になります。
数字の意味が分からなければパワーメーターもスピードメーターと何も変わらないですが、数字を分析するデバイス、アプリがあって初めて10万円という価値がでてくるわけです。
ペダル型パワーメーターは良くも悪くもユニットが小さいので、センサーのエラーが今まで起きやすい場所でした、最新のGARMINやSPEEDPLAYは過去にあったような脆弱なユニットではないので安心して使っていただけると思います。
落車などで真っ先に地面にぶつかる場所なので壊れる事を心配される方も多いと思います。ですが、今お使いのペダル何年目?前回ペダルを壊したのはいつですか?落車したら壊れるのはペダルだけ?
という事で、ペダル型に確かに理屈上のデメリットは存在します。ですが、実際にその条件に当てはまるのはごく一部の状況で使っている方だけではないでしょうか?ご自分が今までにペダルを破損する事が何度もあるようでしたらクランク型をお勧めしますが、壊したことが無いのであれば不安はないのでは?
トラブルの起きにくい最新型のパワーメーターであればデメリットが無いという方が多いと思いますよ。
最新のモデルは校正という今の気温や気圧などの様々な状況の変化を受けて、これが±0の状態ですよと設定をする必要があるのですが、その校正がオートで行われるモデルが優秀なモデルです。
私自身はどちらでもいいと思います。取れない数字にもどかしさを感じる方は両側の方が気持ちが良いですし、トレーニングを始めたいと思っているけど予算を考えるのであれば片側でもトレーニング自体の質は落ちる事はありません。
パワーメーターでもケイデンスを取れケイデンスセンサーも外せるのでクランクがスッキリする、それだけでもお勧めする理由になります。。。
来シーズンに向けてトレーニングを始めたい。ヒルクライム練習をしたい。仕事終わりに効率的にトレーニングを積みたい。などなど、サラリーマンサイクリストは無限に自転車に乗れるわけではないので、効率を考えた時にパワーメーターは必須ですよ!
トレーニングだけでなく、ヒルクライム、ロングライドを無事に完走したいと考えている人もパワーメーターは自分の体力を知る為のアイテムでもあるので普段から走っているパワーを基準に本気のロングライドやヒルクライムでのペース配分など非常に役に立つので導入を考えてみてください。
同じぐらいの金額でホイールも欲しいけど、パワーメーターの方が実際に体力が向上する可能性があるのでおススメです。
どっちもがベストですけどね!!
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