日本最大級のスポーツサイクル専門店!ロードバイク用スモールパーツ在庫は国内随一!
2024/05/07 15:18
PANARACER AGILESTシリーズの中でも距離を走りこむ方から大変人気のDURO TLRモデル入荷しております!28c、30c、32cそれぞれのおススメポイントもスタッフが紹介します!
アジリストシリーズの中でも最も強靭なオールロードタイヤDURO TLR、その特徴は勿論、耐パンク性の高さにあります。
無印TLRとの比較で2倍もの耐貫通パンク性能を有しており、どんな道もどこまでも走り続けたい長距離サイクリストの相棒として人気を博しています。
もちろん耐パンク性能が高いだけのタイヤというだけならもっと強いタイヤはたくさんあるのですが、アジリストシリーズを関しているこのタイヤは、軽くて速くてグリップも高い高性能なモデルとなっております。
28cモデルで270gとヨーロッパブランドのオールラウンドモデルと比べてもむしろ軽いぐらいの軽量さを持ち、日本の険しい林道を走るのにも最適なハイグリップコンパウンドも採用して、強靭なのに軽くてグリップするという事が人気の秘密でしょう。
サイズ展開も豊富でアサゾー店では28c、30c、32cを在庫しております。
サイズ毎に組み合わせのおススメ、使い勝手のおススメを私なりに紹介させていただきます。
まずは定番の28c
スペックとしては
重量:270g
新ETRTO準拠:内幅19mmリムの時に28mmになる設計
価格はサイズ問わず¥8,800‐税込と大変リーズナブルなトップグレードタイヤです。
28cサイズは現代ロードのスタンダードサイズで、ロードレースを主体に速さを重視するライダーに最適なタイヤサイズになります。
ディスクロードでは28cまでというモデルも数年前までは当たり前だったので、28cが最大サイズかつ最適サイズというバイクにお乗りの方も非常に多いと思います。
基本的には軽さと空気圧の高さから反応性、応答性を重視する登りを多く含むコースで使いたいサイズです。
また、ホイールやフレームによってはエアロダイナミクスの最適サイズが28cというモデルも多くあると思うので、やはり選択肢の第一として選ばれるサイズになります。
具体的に、新ETRTO基準でC19ホイール、もしくはC21ホイールでの使用がタイヤのポテンシャルを引き出すと思います。
23mm以上のワイドリムが最近どんどん各社から出ているものの、そういったリムでの使用については少し気を付けてください。
特に最近のTSS(フックレス)リムではロード用で最大25mm程のワイドモデルもございますが、使用は非推奨となります。
パナレーサーさんのフックレスリムの適合についての資料※PDFが開きます
まとめると
軽量で、ソリッドな乗り味を好む方のベストサイズ
内幅19mm、21mmホイールが相性面でおススメ、TSS25mmについてはパナレーサー公式で非推奨となります。
所謂現代ロードのスタンダードなサイズのタイヤとなります。
また、内幅17mm以下のホイールやリムブレーキでご使用される場合は最適なサイズではない場合もありますので、お使いの機材に合わせて適正サイズを導き出してください。
個人的に今一番熱いと思っているサイズの30cタイヤです。
重量:290g
新ETRTO準拠:内幅21mmで30mmになる設計
価格は各サイズ共通の¥8,800‐税込
個人的にもかなり好きなサイズの30cですが、ホイールの内幅21mm以上のタイヤに最適なサイズです。
TSSの25mmについても対応可能となります。
特徴としては、僅か20g増とは思えないほどのクッション感と走りのスムーズさを感じる事ができます。
空気圧は28cからの比較でおおよそ0.2~0.5bar程低くする事になると思います。ワイドリムになれば更に低くなるので23mm、25mmなどでは最大1.0bar程は低く設定する事になるでしょう。
その恩恵は乗り心地の良さだけでなく、路面の凹凸をすべて打ち消してバイクのロスを極限まで減らしてくれる巡行性能の高さにこそあります。
タイヤのエアボリュームが同一でも、空気圧が低くタイヤのしなやかさが増すことで、路面に対してサスペンションの様に上下に跳ねる力を打ち消してくれる為結果的に速く走れるというのが現代のタイヤ理論です。
だからプロ選手も積極的にワイドタイヤを取り入れているというのが実情です。
速いだけでなく、乗り心地も良いので長距離ライドがより楽になります。
グリップも基本的には向上するので下りコーナーなどもより楽になります。
もちろん、良い事だけではなく、20g重くなること、シーラントも僅かですが多く入れるので更に数g増します。
後は、低圧のタイヤ特有のグリップ感への違和感も人によっては感じるかもしれません。
数年前まで23cタイヤに8気圧パンパンにして峠を下るのが普通だった中に下手すると3気圧が適正になるという30cタイヤは良くも悪くも新しすぎるのでシビアに走る方には余計に違和感が多くなるかもしれません。
また、機材のアップデートが必要で、2024年最新世代のレースモデルやオールロード、エンデュランスロード等太いタイヤを念頭に設計を行っている最新世代のバイクである必要があります。
ホイールも内幅が21mm以上の今時のホイールにしないといけません。
ちなみに、内幅19mmのホイールにつけるとメーカー公表値で29mmワイドとなり、正直28cとの違いが分からないぐらいの差になります。
そういった意味でも、限られた機材適正、バイク適正がある方にしかうま味のないタイヤサイズになるので、使える方が限られてくるというのがネガティブな所ですね。
条件がそろっていないのであればスタンダードな28cが結局オススメになります。
揃っている方は是非使ってみてください。
最後は32cの紹介です。
重量:330g
新ETRTO準拠:内幅21mmで32mmになる設計
価格は各サイズ共通の¥8,800‐税込
最後は真打登場といいますか、追加でラインナップされた32cサイズになります。
スタンダードなロードタイヤとしては最大サイズの32cは最新のレースバイクでならギリギリ履けるそんなサイズ。
ロードレースでは北のクラシックと呼ばれるベルギー周辺の石畳レースやグラベル区間のある最近のコースで使う事がある特殊なサイズになります。
例えば関東近郊に住む一般の方にとっては、32cが活躍するのは河川敷のグラベル区間であったり、積載をするツーリングであったり、それこそ冒険的な感じのライドを楽しむ方に最適なサイズ感です。
21mm以上のリムに適合するので機材的な制約は30cタイヤと大きくは変わりませんが、よりラフにハードに、ダーティーにというユーザーに向いたサイズ感でしょうか。
グラベルロード未満の使い方を模索する方におすすめって感じです。
ちなみににオールロードや、エンデュランスロードと呼ばれるタイヤサイズ35c前後以上に対応するバイクにとっては逆にミニマムサイズという場合もあります。
タイヤサイズが38cに対応するフレームで28cを組み付けすると、ハンドリングに違和感が出たり、必要以上に乗り味が硬く感じたり、実はあまりおススメしないタイヤを細くするというカスタム。
ワイドクリアランスのバイクにお乗りでしたら、35cのグラベルスリックタイヤか32cのこのオンロードタイヤの二択で選ぶ事になるでしょう。
タイヤクリアランス35cぐらいのモデルであれば30cぐらいまでは落としても良いと思いますが、38c以上に適合するグラベルロード寄りのモデルの場合は32c以下は個人的にお勧めしません。
タイヤ自体も一気に30c比較で40gも重くなるのでやはり使い方として頑丈さを重視する方に必要な仕様に作られているとスペック的に見て取れます。
峠を走ったり、ロングライドしたりは勿論ですが、フラットダートや比較的難易度の低いグラベル林道など楽しむ方におすすめできるロードタイヤとなります。
ちなみに、32cでのダウンヒルはメチャメチャ速いです。そして安定感、安心感半端ないです。
25cじゃ追い付けないぐらい速く下れると思います。
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