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【DE ROSA】新しいIDOLはフルモデルチェンジで何が変わったのか。そして変わらない魅力とは。
by: 石川康輔

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さて、DE ROSAと言えば「IDOL」。多くの方がそうイメージするぐらいまでに長年愛されているバイクがフルモデルチェンジを果たしました。アサゾー店にて早速8/30,31に試乗会を行いますが、事前のおさらいとしてどういったところが変わったのか、逆に変わらぬ魅力とは何なのかを私なりの視点で紐解いていきます。

DE ROSA IDOLの魅力

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まだ、発売開始まで4カ月以上ある為情報があまりないので写真は代理店の日直さんでみられるものしか私も今日時点では見ていません。

来週になれば試乗車がやってくるという事なので細かいディテールも含めてより深く感じる事があるとは思いますが、何はともあれ予習する事は大事なのでお付き合いください。

DE ROSAにとってIDOLというバイクの立ち位置は?

2007年デビューという事で、中々にロングセラーなブランドネームとなりましたが、当初はレース向けのモデルとしてデビューをしているようです。

私自身がデビューの頃をリアルには知らないのでそういう言い方をしますが、確かに私の昔のイメージはIDOLと言えばISPを採用しているプロっぽいカッコよさをまとったフレームと言った感じですね。

弓なりのデザインのカーボンフレームというのが当時は珍しくデザインからも注目を集めていた存在であったようです。

ちなみに現行モデルにも存在する名前でメラクが当時はアルミでアイドルがカーボンって感じ。

1代目と2代目が確かISPを採用した、レースモデル的な立ち位置でしたかね。

3代目以降から馴染みのあるラグジュアリーなオールマイティバイク的な感じにイメージチェンジを行って、プロが使っている硬派なモデルは乗りこなせるかわからないけど、おしゃれで格好良くてしっかりと楽しく走れるバイクを探している大人な方からの支持を集めているシリーズになり現在に至ると言った感じでしょうか。

リムブレーキ後半はロングセラーでした。ディスクロードモデルの4世代はケーブルのフル内装も採用して現代的なラグジュアリーバイクに仕上がっていました。

レースでプロは使っていなけども、走りへの妥協は無くホビーライダーが純粋にサイクリングを楽しむ為の機材として引き続きDE ROSAの中核をなすモデルであるというのが現状の認識ですね。

最新第5世代のIDOLは

フルモデルチェンジとしては今回が5世代目に相当するという事で、スペックとしてどこが変わっているのか、魅力として変わらないものがあるのか紹介記事などを見ながらイメージを膨らませて行こうと思います。

「DE ROSAにとってスタイリングは重要です」

この言葉が導入にあるようにコンピューターで出力された戦闘マシンではないという事がまずは読み取れます。

また、弓なりのデザインであることを強調されており、IDOLという文字を入れなかったけどファンならIDOLだって誰もが分かるデザインとしてスタイリングにとことんこだわったという事がIDOLがもつ大きな存在価値につながると思います。

名刺は不要、顔パスでIDOLだと誰もが分かるそんな存在です。

回りがみんなやっているような、

ドロップドシートステーを採用したり、エアロを追及したり、重量剛性比を上げたり、専用のハンドルを設計してみたりそういう事をしないのが、IDOLという存在価値を逆に高めていると思います。

○○ワット削減?前作と比較して○○グラム軽量?そういうのはレースやる人だけの話で、俺は私はそういう基準でバイクを選んでいません。

という方は引き続き変わらぬ魅力のIDOLを愛してください。

 

フレームスペックは超現代的

さて、、、伝統を紡いできたバイクデザインであるという事は分かりましたが、とはいっても変わらないならモデルチェンジをする意味はありません。

何かが変わったからこその、NEW IDOLの存在価値になるのです。

スペックで特に注目するポイントはこの二つ

タイヤクリアランス「34c」

リアディレーラーハンガー「UDH」

よくぞそのスペックを選択してくれた!!!

私が言うのもおこがましいのですが、わかってるじゃん!そう言わざるを得ません。

 

どちらも、世界的にスタンダードになりつつあるものの開発力の差もあって現実として中々採用できないポイントにもなってきます。

採用すればいいじゃんで済まない根本的な走りの質を変えてしまうポイントなので、採用するという事は、すなわちバイクをゼロから作り直さなければいけないのでとても大変な事なのだと私は思っています。マイナーチェンジでは済まないという事ですね。

タイヤクリアランスは30cのタイヤを内幅23mm以上のワイドリムにつけた時に余裕をもってつけられるだけのクリアランスが34mm

UDHはSRAMのコンポーネントを採用するかどうかにかかわらず、ディレーラーハンガーの共通化によるパーツ供給の健全化にもつながるポイントでもあります。

私もUDHはイチユーザーとしては完全ウェルカムな事です。ディレーラーハンガーがバイク毎に設計が違うって誰が考えたのだろうとフレームを新調する度に予備のディレーラーハンガーを注文する時に思っています。

ちなみに噂によるとUDHという形状は共通ですが、ハンガーの強度設計はまちまちであると聞いているのでちゃんと信頼性のあるブランドのUDHを予備で買ってください。

 

ピンクもあります!

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IDOLで一番人気のカラーはやっぱりPINKですかねー。

イタリアの人がデザインするPINKってすごくオシャレに調色されているのですごく良いですよね。

古風な日本ブランドにありがちな女性向けはピンク!って感じのピンク感がまるでないのは不思議です。

 

ステルスカラーはカーボンを基調に

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写真で見る限りはステルスカラーだけだと思うのですが、トップチューブにカーボンの織目を化粧として使っているデザインとなっています。

他のカラーはクローズアップされている写真が見当たらないのでたぶんですが。

モダンロードらしく全体としてはシンプルではあるのですが、唯一無二のデザインの流石はDE ROSA、流石はIDOLという感じですね。

 

私みたいな機材オタクが気になるのはデザインだけでなくむしろ走りの方ですが、それについては8/30、31の土日に試乗会を行うのでその時に試してみたいと思います。

 

それではご予約ご来店お待ちいたしております。

 

フレーム販売モデル

サイズ 43・46・48・51・53
カラー STEALTH
WHITE
PINK
シートポスト オリジナル
ヘッドセット 1-1/2″ to 1-1/2″
BB T47(85.5)
ディレイラーハンガー UDH
タイヤクリアランス 34C
フレーム重量 フレーム単体:900g
フォーク単体:385g
シートポスト:220g(400mm)
※メーカー公表値
フレーム価格 456,500円(税込価格)
  • フレーム販売付属パーツ:Fork・Headsets・Seatpost・Through axle
  • 電子式/電動式/メカニカルグループセット・コンポーネント対応フレーム
  • 写真のシートポスト挿入部分のカバーは販売モデルとは異なります。
  • 仕様は変更する場合があります。
  • 納期:2026年1月(予定)

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お問い合わせ

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住所:東京都台東区上野3-19-4 KEN BUILDING1F
電話番号:03-3839-7939
営業時間:月~金 12:00~20:00、土日祝 11:00~19:00
定休日:なし

http://ysroad.co.jp/asazo/

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