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2025/08/31 16:22
かつてレース機材として最大の選択肢とされていたCAMPAGNOLO SUPER RECORDとBORAホイール。
近年フレームメーカーによるホイールブランドの立ち上げや電動変速機の標準化に伴い、徐々に存在感としては薄れてしまっていた2020年以降。
ですが、2025年の暑い夏は最高の選択肢として自信をもっておススメのできるコンポとホイールとして帰ってきました!!
目次
とても暑い中大好評だったDE ROSA IDOL試乗会ですが、実のところ、SUPER RECORD 13とBORA WTOホイールの試乗としての側面もあり、そちらを期待して試乗にご来店された方も多くいらっしゃいました。
今回私も試乗してみて、フレームの性能も勿論ですが、結局気になっている最新コンポーネントの性能。
変速の速さや正確さ、スムーズさについては、もはや一般ライダーには知覚できないレベルまで各社性能が高くなっているため、ライバルとどの程度の差があってどちらに優劣が付くのかがわからないレベルとなっています。
モーターの速さだけならばシマノが依然として早いわけですが、モーターが早くてもドライブトレインの回転速度に変速は同調するものなので同じ速さで漕いでいれば違いはありません。
つまりは、現在位置はライバル各社と同様に成層圏のかなたまで突き抜けてしまってわからない領域まで突入しているという事ですね。
それで、現代コンポーネントの性能の本質ですが、動きが早いとか正確であることは今となっては当たり前すぎて、実はそこまで重要ではなく「エアロポジションが取れる」「レバーが握りやすい」「ストレスなくバイク操作ができる」と言った、変速をおこなっていない時もしくは変速をおこなうまでの過程にこそ真の違いが生まれるという事があります。変速ボタンを押すその直前までにどれだけの工夫が出来るか、変速機なのに変速をするまでの性能を求められているのが現代のコンポーネントの在り方です。
変速という行為が過去にはレバーを押して、ワイヤーを巻き取って、チェーンの動きを感じながらレバーの押し込み具合を調整するという事から、
ボタンを押して後はモーターに頑張ってもらうだけの事象に切り替わったことで、変速の確実性が当たり前となり、それ以外での差別化が性能の本質に切り替わってしまっているという状況です。
四輪モータースポーツも3ペダルではなくなったように、自転車も電動変速の一般化により変速性能やそれに求められる機能も変わってきました。
もちろん、自転車もそういった高度な技術を採用する事で価格もずいぶん高額になってしまいましたが、例えば日産GT-Rの歴代価格の推移を見ていただければまだかわいい方ではないかなと、、、
少し話はそれますが、カンパニョーロコンポーネントのこれまで培ってきた魅力というのは、よりダイレクトで高速な変速フィールや官能的なシフトチェンジの動作音等マニュアル変速を極めてきた歴史となります。
ワイヤーで変速機を引っ張るという原始的な構造の中で、「エルゴパワー」という優れたブラケット形状でサムシフトという親指での変速もあり唯一無二の存在感を示していました。
2010年以降、変速の自動化を進める中で、とある島国の1社がとても強く存在感を示し時代を席巻。その後台頭したMTBで成果を上げた1社が革新的なワイヤレス化により確実な地位を築きあげました。
カンパニョーロも当然電動化を進めていたものの、ここ数年プロレースでの採用が減り直近の2年程採用ゼロとなる時期もありました。
ですが、2025年シーズンよりUCIワールドチームのコフィディスが採用したことで、プロレースの世界に戻ってきました。
様々な要因がある事とは思いますが、最新のBORAホイールの登場と、その後シーズンインしてから発表されたSUPER RECORD 13という存在が採用する切っ掛けになったことは想像に難くないですね。
変速の段数が13sに増えたり、最新のワイヤレスだったり、軽量だったり、クランクの回転性能が最高だったりと様々な要素はありますが、先ほども申し上げたように、変速をしていない大半の状況において最も重要なブラケット形状がライバルと比べても大変よくなりました。
ボタンの配置も常にどこかしらのボタンにアクセスできるように配置を煮詰められており、どんな握り方をしていても変速操作が可能になっています。
サムシフトレバーも配置を見直して復活したことによりこれまで以上に変速操作へのアプローチが楽になりブラケットの握り直しをせずに理想的なエアロポジションを維持したまま変速操作に移る事が可能になりました。
また、ワンボタンでフロント変速が出来るようになっているのもボタンの有効活用に一役買っているポイントとなります。
出来るだけリア変速に介入したいので、フロント変速はワンボタンで済むならそれに越したことはないですからね。
変速の速さや正確性、電気製品としてのクオリティの高さはライバルと比較してもそん色なく仕上がっているので、レバーの握りが気に入れば後は迷う事ありません!

おそらく、数値上のスペック競争をしても殆どのブランドが太刀打ちできないほどに仕上げてきた最新のレースホイールラインナップ
BORA ULTRA WTO C23シリーズ。
現状レース用途として最も人気なのは60mmハイトのこのモデルです。
この見た目で重量1395gとヒルクライムでも採用できそうな軽さを誇るスーパーホイールです。
軽さだけではなく、カンパニョーロホイールを選ぶ一番の理由でもある、カップ&コーンのCULTベアリングという最強のハブベアリングは変わりなく採用されています。
下りやコーナリングでの減速の少なさは体感できるレベルで違いがあるので一度使ってしまうと他のホイールブランドは目に入らなくなるほどに強烈な個性となります。
カンパニョーロ独自のリム仕上げがリムのしなやかさを生み出し、快適性や操作性の高さにも良い影響を及ぼしているものになります。
空力性能も非常に高く、C23のワイド化により横風への耐性も高くなりこれまで以上にオールラウンドに使えるホイールへと進化を果たしています。
標準のBORA WTO C23シリーズであってもUSBハブを採用してライバルを圧倒する高スペックとなっています。
IDOLのSUPER RECORD 13試乗車にアッセンブルされているホイールです。
しなやかさがアップしたリムとG3スポークパターンによる駆動剛性の高さが合わさり最上級の加速性能を見せてくれます。
リムハイトを選べばそれぞれ得意な速度域を強化することが出来るので、35、45、60とリムハイト違いのホイールをご自身に合わせて選んでみましょう!
エンデュランスホイールとしてSHAMAL DUAL PROFILEが新登場したことによりレーシングなBORAシリーズだけではなく、ポタリング的なニュアンスの人にもカンパホイールで最高のホイールを見つけていただけるようになりました。

私のバイクですが、残念ながらBORAは履いていませんが、カンパのエルゴパワーをリムブレーキで使っています。
私も、リムブレーキがメインであればこのバイクにBORAを履いていたでしょう。
今は、リムブレーキホイールの選択肢が少ないという事もありますが、そうでなかったとしても純粋に最も完成されたホイールの一つとしてリムブレーキのBORAがあげられます。
(リムブレーキ全盛当時も定番すぎるがゆえにあえてマイナーブランドホイールを所有してましたが、BORAは借りていつ乗っても最高でした。)
なので、リムブレーキバイクに乗っていて、紐引きシフトにこだわるのであれば、RECORDとBORAという組み合わせこそが行き着く地点になります。
その組み合わせ自体はレースではカーボンホイールが当然となってきていた2010年前後ですでに確立されており、その後リムブレーキ時代末期まで続いていた最高の組み合わせとなります。
現代の勢力図がずいぶん様変わりしてしまっているため、筆頭になる事は中々難しいものと思われますが、現在のクオリティを鑑みると十分に返り咲くだけのポテンシャルをもっていると思います。改めて三強、三大勢力として並び立って欲しいものですね。
「レースやるならやっぱりカンパだよね!」
そういう時代をもう一度見てみたいと思う気持ちと、価格を無視すれば製品自体は既にその域に来ているという現実がそこにはあります。
トップモデルしかない為、高価なのでなかなか広く普及するようなものではないと思いますが、スペックで選んでも選択肢に入り、フィーリングで選んだら間違いないと思わせてくれる、そういう高みに再び戻ってきましたよ!
SUPER RECORD 13とBORA ULTRA WTO C23の組み合わせ、もしくはそのどちらか、気になる方は上野アサゾー店にてご相談ください!

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