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2022/06/03 17:23
1年ぶりの渋峠!もう雪の壁は残っていませんがそれだけじゃない魅力が渋峠にはアリアリなんですよ!
目次
いつも石川ライドを見てくださってありがとうございます。ディスクロードでは油圧のブレーキが一般的に採用される所私は機械式ディスクブレーキをわざわざ機械式のコンポを新しく買って使っています。
ブレーキシステムとして油圧の方が効率の良いブレーキができるという事は理科の授業で習った通りなのですが(パスカルの原理)、それでもワイヤー引きの機械式ブレーキの可能性はあるのではないかと話題のEQUALブレーキを使っています。
その辺の話はダウンヒルの後にでもしますのでまた後程お話します。本格的なロングヒルクライムコースにおいてイコールブレーキを使うのは今回が初めてだったので20kmあまりのダウンヒルではどうなのか、体重重い石川が使うとどうなのか感想をお伝えします。
草津は昨年も温泉街直前にある道の駅からのスタートです。輪行で下から自走で上がってくるのも考えましたが、1時間以上のロングヒルクライムをサラ脚で走る機会もなかなかないので乗鞍に向けての準備の意味も込めて一本本気で登ります。
キリが良いので前回もここで一旦ラップしました。前半はまだ身体が温まっていないのでスローペースで30分ぐらいしてから徐々にペースを上げ後半はかなり好感触なペースを刻んでいけました。
ここまででGARMIN上は12.28km、679mアップ。1時間を切るペースで来れました。好感触な点はまだまだ余裕があるというところです。20kmのヒルクライムは私の足だと1.5h以上は確実にかかるのでここから30分更にペースを上げていく必要がありますが、あと3か月もあるのでどうにかなりそうな感触ですね。
というわけでここからはアップダウンもあり、全部登りって感じではないのでマイペースに上る事にします。取りたいデータは取れたのでOKです。
この辺から長野側の斜面に入るので北アルプスの白い稜線が見えて最高です。風も吹いてきて少し寒いですがここまで来たらラストスパート!白根山側から横手山側に、渋峠があるピークに向けて登り返します!!
国道最高地点渋峠に今年もやってきました!!昨年はまだRIDLEY FENIX SL DISCでしたが、今年はCIPOLLINI DOLOMIAでやってきました。
昨年もFTP的には確か同じ時だったと思いますが、今年の方が最後まで踏めてましたね。
まずはCIPOLLINI DOLOMIAは私にとって最高のクライミングバイクです!レーシングZEROカーボンコンペとの相性も良くケイデンス低回転でグイグイと踏み込んでいっても力の逃げが無くどんどん進んでくれます。
このバイクはサイコン台座付きボトルケージ付き実走可能状態で7.2kg程度
フロントシングルにしたりその他まだ細かい所で軽量化を妥協しているところがあるのでそれらを全てアップグレードしたとして7.0kgを切るのがやっとだと思います。
軽いと言えば軽いですが、大手の軽量モデルのようなUCI規定を簡単に下回る重量とまではいきませんでした。
それでもこのバイクのスプリンター魂が宿ったような推進力の高さはヒルクライムにおいても有効ですね。軽いだけではなく前に進む為の高い剛性が備わったバイクです。
徐々に乗りこなせるようになってきたので本番までしっかりと身体を仕上げていきたいです。
まだ雪の残る寒い渋峠、関東は30℃越えの暑い日が続きますが、こちらは一桁気温の世界です。特に下りはめっちゃ寒いのでウィンドブレーカーを必ず携帯しましょう!
今日はここまでで折り返します。長野の県境は去年行ったのでさっさと降りてお昼ご飯を食べに行きます。
私はヒルクライムとなると必ず足をつるのですが、実は今日は秘密兵器(の試供品)を使ってみて足をつらずに頂上まで来れました。
つると言っても寸前の状態で30分とか我慢して最後まで登りきる感じなのですが、今回は魔法のテープを使用したおかげなのか、まったく最後までふくらはぎが痙攣しませんでした。
テープジャパンの穴あきテーピングシートリカバリです。
ふくらはぎ用の大きい奴は試供品でもらっていなかったので首とかに貼る小さい奴を無理矢理ふくらはぎに使ってみました。
こんなテープ貼ってなにに効くのかとお思いかもしれませんが、このテープ、血行が良くなるのです。私はヒルクライムだと絶対にふくらはぎが冷えてしまうのですが、このテープが貼ってある周辺の血流が良くなったのか触るとほんのり温かく、血の巡りが良い感じ、結果的につらなかったようですね。
ヒルクライムで足をつりやすい方はこのテープを該当箇所に貼れば普段よりもパフォーマンスが上がるかもしれませんよ!詳しくは入荷次第改めて商品紹介の記事を上げるのでそちらをチェックしてください。
下りは登りと同じコースを降りるだけですが、何か所か登りでスルーした止まりたかったポイントで写真を撮影しました。
まずは白根山の駐車場とその周辺がこの日から解放されていたので近くの池を見てみました。
池の周辺は少し歩けるみたいですが噴火口?のある方へは立ち入り不可の様です。
ここの駐車場が開いているの本当に何年振りかに見ました。一部だけでなく全面的に見て歩けるようになってほしいですね。
ちなみに1か所工事で信号があるので特に登りの際は頑張ってください。
信号区間そこそこ長いのでキツイですよ。。。
この後は林間区間を抜け少し荒れた路面とかをこなしつつ草津へ
改めて機械式ディスクブレーキの話題作GROWTAC EQUALブレーキのロングダウンヒルでの感触の話です。
結論としては全く問題なく使えました。更には20km1130m程度のダウンヒルではブレーキの調整が直ちに必要なほどブレーキパッドも削れていません。
下りで全快スピードからのややハード目なブレーキングも試みましたが、余裕をもった減速をしてくれました。高速域での効き具合は機械式ブレーキだと弱そうなイメージが勝手にありましたが、ディスクブレーキという時点でかなり効くんだなと改めて感じました。
更に言うと、軽い力で引けコントロール性も高く、かつ制動力高いからと言ってかなり深く握ってもロックする状況にはなりませんでした。油圧と比較するとワイヤーの伸び(縮み)などの損失がある分ダイレクトにブレーキを制御している感触こそありませんが、リムブレーキの経験が過去に有る分違和感なく使う事が出来ている感じですね。
油圧ディスクブレーキのカチッとした感覚とはまた違ってワイヤーで引っ張っているという感覚があるものの、ブレーキキャリパー本体の剛性の高さもあってよく止まります。
片押しのブレーキというのも油圧との違う点ですが、調整をギリギリまで煮詰める事でしっかりと使えるブレーキに仕上げる事ができましたね。
数か月使っていますが今のところワイヤーの引き量に影響が出るほどのパッドの削れは無く、予想としては1000kmぐらいは調整はいらない気がします。
私は初期に微調整を繰り返しているので使い始めてどのぐらいもったのかを記録していませんがツーリングメインならメンテナンスもそんなに頻度はいらないかもですね。
既存のリムブレーキコンポをディスクロードに使うとこができる(フレームによる)。
デュアルコントロールレバーが軽くなる。
握りがコンパクトなレバーを使える。
輪行などで車輪を外した際にスペーサー等不要になる。
メンテナンスが分かりやすいなどといったことになると思います。
ブレーキ性能は物理法則的に落ちますが十分使えるという結論です。
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