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2022/09/24 18:12
”レーシングゼロ”フルクラムのレーシングシリーズ番外個体ともいえる究極のローハイトホイールです。兄弟モデルが様々ありますが基本は同じコンセプトで作られているので私が使うモデルを参考に兄弟モデルの購入の参考にしてください。
目次
駆動力という事でスプロケットから伝わる車体を動かす力。
具体的にフリーボディからハブの回転につながり、スポークを経由して外周部のリムを回します。そこからタイヤに伝わった力が最終的に地面を蹴り車体が加速する。
この一連の流れでバイクが動いているという事を前置きに話をしていきます。
まずは他の殆どのホイールと大きく違う点がアルミの極太スポークを採用している点です。
スポークという単一のパーツ単位の話になりますが、太いアルミスポークは殆ど伸びません。太いのでねじれも起きにくいです。更には専用設計のハブにガッチリ固定されている為ハブとスポークでダイレクトな駆動が実現します。
以上の事から、ハブからリムに最大限の力が伝わりパワーロスが極めて少なくリムを回すことができます。
凄く簡略した説明ですがイメージは付きましたでしょうか?
ペダルを踏んだ力はクランクを回しチェーンを経由してスプロケットに伝わります。その際にフレームのたわみやチェーンの駆動ロススプロケットの摩耗などでトルクが抜けてしまう事もあるかもしれませんね。
その残った力がフリーボディからラチェットを伝わりハブを回転させ、スポークーリム-タイヤと伝わります。
ハブからリムまでの力のロスが極めて少ないのがレーシングゼロとなります。
今度はリムに注目していただきたいのですが、私の所有しているRACINGZERO CARBON COMPE DBはリムハイトが30mmのカーボンリムです。カーボンリムは乗り心地が良いと思われる方が多いかもしれませんが、=柔らかいという事ではないのです。
カーボンはリムの変形が少ない為リム単品で見た時に剛性が高いです。単純な話でカーボンリムは曲げたら素材が割れるので変形しないように作られています。ただし極端に超軽量だったりするものは体重制限が設けられるなどリム自体の強度がギリギリな場合もあるので注意が必要です。素材単位での硬さではなくリムという成形物になったときの硬さ(剛性の話です)。
そんな剛性の高いカーボンリムのレーゼロですが、昨今定番サイズになりつつある45mmハイト50mmハイトなどのミドルハイトのリムと比較すると、当然厚みが減るので比較すると剛性は落ちます。
イメージをしてください。フラフープを手にもって持ち手の反対側を地面に 押し付けて体重をかけるとどうなるでしょうか?
円がつぶれますよね。
では、フラフープの太さが倍になったときに、更には内周に向かって50mmぐらいの円盤に変わったときにどんな感じになると想像できますか?
全然たわまない想像ができるのではないでしょうか?
プラスチックなら円を変形させることができると思う方もいるでしょうが、アルミになったらどうでしょうか?更にはより頑丈なカーボンで成形された円盤なら?
ちょっと、話がややこしくなりましたが、ホイールの硬いという感覚の内いわゆる乗り心地的な意味での硬さはリムの厚みによるところが大きのです。
乗り心地の悪い硬いホイールかどうかという点で、30mmハイトなりに硬くはありますが、最近主流のミドルハイトホイールと比較するとそんなにスパルタンな乗り味ではないはずです。
まずは、比較対象が、元々ついていた25-30mm程度のアルミホイールと比較するケースが多いという点です。
後は、今ほどリムハイトの高いホイールが一般的ではなかった(カーボンディープは今よりも高級品扱いでした)時代からあるホイールなので当時使っていた方にとっては比較すると硬いホイールなのは事実です。
ですが、当時23cで8気圧で乗るのが当たり前だったため、今以上に外周部がトータルで硬く乗り心地の良さなど今の感覚から行くと皆無なセッティングで走っていたので特に硬いという感覚が顕著に出ていたと思います。
その点、今では25cは細いぐらいで28cや30cなども当然になり5気圧前後で乗るのが当たり前になってきています。チューブレスならもっと低いです。
最外周部が柔軟になっているので50mmハイトぐらいのセミディープホイールでも丁度良いと感じるようになってきているわけです。
その為、レーシングゼロは確かに当時は硬いホイールではありましたが、それ以上に硬いホイールが当然の現代の機材環境においてはむしろ柔軟なリムを持つホイールとも言えるのです。
リム幅や形状、重量(素材の量)など要素としては色々あるので一般的にディープリムの方が剛性が高いというぐらいの解釈でお願いします。
まとめると、レーゼロぐらいのリムハイトなら今現在選べる同程度のレベルの機材の中ではリムハイトが低く更には太いタイヤを履かせることでより外周が柔軟になる為、乗り心地はかなり良い。
それでもレーシングゼロは特別な設計のホイールである意味では硬いホイールと言えます。
それは最初に述べたように駆動剛性が高い為、他のホイールよりも回転に使う力が少なく済みます。
ですが、今まで使っていた一般的なホイールは細いスポークで適度に内周部のしなりやたわみがあるので、それと同じ感覚でグイグイ踏んでしまうと必要以上に加速してしまって必要以上に力を消費するという事態になることも。
内周部の剛性の高さがメリットである一方ある程度ペダリングを制御する自制心とテクニックが無いともしかすると疲れやすいかもしれません。
疲れる=硬いというイメージ
その辺はパワーメーターを駆使して、急激にトルクがかからないように自制心をもったペダリングを心がけるなど少し対策する事で解消することでしょう。
太いスポークと、専用設計のしっかりしたハブが外周部までパワーロスを少なくする内周部の剛性が非常に高い構造
外周部は最近流行りの50mmハイトリムと比べると剛性は高くないので乗り心地は比較的良い
付け加えると、フルクラム(カンパ)のハブは非常に精度の高いベアリングシステムを採用しており、更にコンペティツィオーネモデルに至ってはカルトベアリングという究極のハブベアリングを採用。その為、特に下りでのスピードの伸びは大きく、私個人の体感としても同じ下り坂で漕がないで下って2km/h違う事が実証済み。
メンテナンス性に優れ、補修部品も手に入り長く付き合えるホイールという事です。
唯一無二の走りを実現するロングセラーモデルは長く走れ鋭い加速も両立する万能モデルという事です!!
レーシングゼロ→レーシングゼロコンペ→レーシングゼロカーボン→レーシングゼロカーボンコンペ
という順に豪華になっていきます。
ロングセラーモデルですが、その時代に合わせ何度もバージョンアップしているこちらのホイールはローハイトホイールのキングと呼べる存在だと私は考えています。
パワー系ライダーは特に一般的なローハイトホイールだとホイール全体の剛性が弱く進まないなんてこともあると思いますが、ローハイトホイールでありながらたわみが少ないレーゼロシリーズなら満足いく走りを提供できるでしょう!
替えのチューブであったり運搬やメンテナンスなど何かと便利ですし、しなやかで乗り心地の良いローハイトホイールをお探しの方でそれでもなるべくよく走るホイールをとわがままにこたえられるのはFULCRUM RACINGZERO シリーズですよ!!
以下からオンラインサイトでのご購入も可能です
なおアサゾー店限定のアウトレット商品もございますので、そちらは店頭にてお求めください。
選択肢の少なくなったリムブレーキモデルの決定版
レーゼロカーボンモデル
レーゼロスタンダードモデル
レーゼロカルトハブモデル
レーゼロの頂点カーボンリム&カルトベアリング
限定のレッドモデルハブはカルト
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