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ホイールの選びかた【カーボンorアルミリム】
by: 石川康輔

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私が色々なホイールを使ってきた中でどのようにホイールを見極めるか私なりの解釈でホイールの選び方のコツをご紹介します。ホイール選びでお悩みの方は是非参考にしてください。

カーボンorアルミ

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アサゾー店では日々多くのホイールを販売しておりますが、どれも個性があって一つの法則に当てはめてご案内することが難しいのが事実です。

ですが、それでもわかりやすくご案内するのが私の役目だと勝手に思っているのでアルミホイールとカーボンホイールで悩んでいる方にアドバイス!!

カーボン”リム”について

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カーボンリムは硬いです。カーボンはしなやかであるイメージがどうしてもあるのですが、リムが変形を繰り返すとカーボンの場合割れます。リムの構造全体として大きく変形しないようにガッチリと作る必要があるのですが、軽量に作りたい場合もあるので体重制限などを設けて使用できる限度を設定して軽く作っているのです。(そもそも100kgが上限なホイールが多いですし、80kg超えるとメンテナンスを頻繁にしてくれと言われることも)

なので、一般的に軽いリムであるほど強度が低くなり体重のある人では変形してしまいあまり激しく使うと壊れてしまうという事もあります。一概にリムが軽ければ全てにおいて素晴らしいという事でもないわけです。

なので、同じサイズのリムがあった場合一般的にカーボンリムの方が剛性が高く、その上わずかに軽量になります。更にはカーボン自体の特性として細かい振動がわずかに減るのでタイヤと合わせて振動をマイルドにしてくれます(これは本当にごくわずかな差ですが)。

とは言え、同じシリーズで全く同じパーツ構成寸法のアルミホイールとカーボンホイールがラインナップされていることは極まれで基本的には全く別の設計で作られたホイールを比較することになると思います。

アルミホイールの特徴

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特徴としては殆どのアルミリムホイールがリムハイトが30mm前後のローハイトリムホイールであるという点です。

先ほどはカーボンの方が剛性の高いリムがという話をしましたが、リムが屈曲しない要素としてリムハイトの高さと幅が考えられます。リムハイトの高いリムの方が円がつぶれないですし、幅の広いリムはリムがねじれにくくなるので横方向へのたわみが少なくなります。

最近ワイドリムで50mmハイト程度のホイールが流行っているのは力の抜けが少なく、カーボンの技術も上がったことで頑丈で軽量なリムが作れるようになったためです。更にはディスク化したことでタイヤの幅も太くなり乗り心地が向上しております。

アルミリムは重量が極端に増してしまう為だと思いますが35mmハイト以上のものは見かけないですね。

なので、アルミリムホイールは全般的にリムハイトが低く剛性はある程度で乗り心地の良いホイールが手に入るという事になります。

その中でも入門クラスだと2,000g近く重量がありますが、アルミのハイエンドは1,500g程で殆ど同じリムハイトであっても、いい素材を使って無駄のない設計で作ることで500g程度のダイエットも可能です。しかも設計に無駄がないので力の逃げが少なく最小限の力でバイクを走らせることができるようになります。

リムハイトの低さから基本的に入門者や体重の軽い方、長時間走ったりなど耐久力を重視して選ぶのに適したホイールと言えます。

カーボンホイールの特徴

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軽量なため比較的リムハイトを高くした商品が多いです。

ローハイトホイールは大体30~40mmハイト以下

セミディープで40~50mmハイト前後

それ以上がディープ(エアロ)というのが最近の流れだと思います。

アルミホイールと比べると軽く作ることができるので、そのメリットを生かしてリムハイトを高く設定しているモデルが多いです。

リムハイトが高いことでリムの屈曲が減り力のロスがその分減らすことができます。

軽さも勿論重要ですが、リムハイトが高いホイールを履くことでパワーロスを減らしてむしろ登りも速く走れるなんて事もあるんですよ。

ロングライドにおすすめなのはハイトが低いモデルですが、ある程度スピードが出せるのであれば50mmハイトぐらいのホイールがロスも少ないの結果的に楽な場合もあります。

定期的にトレーニングをしている方や体重のある方は50mmハイトのホイールで大半の事はこなせるでしょう。

楽に走りたい方は35mmぐらいのカーボンリムホイールの方が漕ぎだしも軽く適度に剛性も高いのでアルミのエントリーホイールと比べてもかなり楽に走れるでしょう。

内幅21mmのワイドリムホイールは28cや30cタイヤに最適な幅でねじれに強い剛性の高いリム幅なので25cのタイヤを使う事が無い方は内幅21mmのリムから選んでも良いと思いますよ。25cを使う方は内幅19mmの方がタイヤのサイズ感が綺麗になるのでおススメです。

石川おススメのホイール

ローハイトホイール最強の一角

コスパ最強の12s専用設計ホイール

内幅21のMAVIC万能機

高性能アルミホイールの代名詞

カーボン越えもあり得るアルミ最強の剛性

今回はリムハイトが低めのホイールからピックアップしました。

格好良さを求める方はセミディープクラスですが、実際に使いやすいのはローハイトでなるべく剛性の高いモデルだと個人的には感じています。

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