日本最大級のスポーツサイクル専門店!ロードバイク用スモールパーツ在庫は国内随一!
2024/09/21 13:28
2025年モデルも続々発表されています!カラーチェンジだけでなくフルモデルチェンジやニューモデルの発表も行われています!そんな中で単純に価格が安いモデルではなく、このクオリティでこの価格で良いんですか!?なモデルを紹介していきます。
一先ずコスパが高い傾向にあるプロ向けではない最近流行りのラインナップの紹介です。
目次
最近各社が力を入れている(様に見える)のが、「レースモデル並みに走るけど一般の人に乗りやすい設計のバイク」です。
総じてコスパが良いのでおススメしたいところですが、実はこれまで日本のロードバイク界隈が歩んできたレースバイクを乗る文化から考えるとまだまだ少数派の選択肢となっているのが現状です。
最近ロードバイクが高額になっているのは皆さんもご存じかと思いますが、今のロードバイクってすごく速くなっているんですよ。
機材スポーツと言われてきた自転車競技ですが、それが加速する切っ掛けとしてあげられるのがディスクブレーキ化という大きなパラダイムシフト。
それまで23c25cという細いタイヤが良しとされてきてフレーム形状も設計も何もかもがそこから抜け出せずにいたというのが、リムブレーキの時代でした。
ディスクロードも最初はリムブレーキの頃に培った知見を活かして設計を進めていたのですが、各社設計を煮詰めるほどにディスクロードという乗り物は別物だと気が付いたのでしょう。
どんどんタイヤクリアランスも広くなり、形状もエアロ重視になり、多段化と電動化がより進み、フレーム剛性が高いまま、乗り心地や衝撃吸収の高い設計が可能になりました。
その為、最近のフラッグシップフレームはとにかく剛性が高く、専用ハンドルシステムも相まって「F1化」が進んでいます。
レースの為に作られたとても速い乗り物が市販されているという魅力はこれまで以上に高いものの、風洞実験などのコストや先進カーボン素材の採用であったり、ステムやハンドルの専用化(そこの設計コストや製造コストも)、など原材料や為替の影響以外にも”高額化”が進む要因が多数あり、とても高額な乗り物になってしまいました。
レースに特化したフレームがある一方、タイヤクリアランスを自由に設計する事ができるようになり、一般ユーザーに最適な設計のバイクもデザインしやすくなりました。
具体的には、乗りやすく、扱いやすく、安定性が高く、振動吸収性や乗り心地が良く、剛性が程々に抑えられていることで疲れにくく、加速の鋭さや軽快さ走りの軽さに優れているというところです。
タイヤクリアランスも広く取られており、実測で35cぐらいまでは入るものが多くなってきました。
過激な剛性や加速性能は必要なく、長時間ライドの快適さと軽快さがより重視され、過度な前傾姿勢が不要な方にとっての最適解というところになります。
実際の所、乗車姿勢の流行りも変わってきて前乗りでアップハンドルで身体をコンパクトにするスタイルが身体への負荷も少なくエアロに優れている為、速く快適に走る事ができるようにバイクの設計も徐々に変化しています。
レース活動の為に365日ストイックに生活していますという人ではなく、週末のサイクリングがメインの運動でそれを継続して続けている、というぐらいの多くの方にとっての最適解のバランスです。
こういったバイクはエアロ性能の追求をそこそこに(限界レベルを狙う必要が無いので、フラッグシップレーサーで得た知見を元に最適化できる)する事で設計コストも抑えられ、耐久性も考え過度な軽量化や高剛性化も不要なため総じて価格は抑えめになっているというのが特徴になります。
話が長くなりましたが、大抵の人にとっての最適解のロードバイクがレースラインナップとは別に最近出てきてすごくいいよねっていう話をここまでさせていただきました。
ここからがようやく本題です。
皆さんにお勧めしたい新時代のロードバイクが続々と発表されております。
2025年モデルとしてコストパフォーマンスが良く、折角買うならこのバイク選んで欲しいなというバイクを選んでみました。
この間も紹介記事を書きましたが、2025年モデル最注目の一台です。
10月末~11月にかけて初回入荷が見込まれています。ご予約お待ちしております。
更にはこの記事を書いた後、私もプロ向けの展示会に行ってきて実際に見て説明を聞いて、気になることを聞いてくることが出来たので更にこのバイクの魅力が増しました!
このRE8というモデルはこだわって作った走りを重視したロードバイクというのが前提にあるという事だそうです。
その為、最近流行りのオールロードやエンデュランスロードと異なり、トップチューブやダウンチューブ裏のアイレットを設けずに、あくまでも走りそのものを重視して突き詰めているというのが話を聞いて納得した部分になります。
それ自体は設計段階で当然話は上がったけどそこに積層を増やして重量や走りに影響を与える事を気にして採用しなかったという事がこのバイクを本気で設計している所以という事でしょう。
なので、このバイクはあくまでも速いロードバイクだという前提で選んでください。
ツーリング車として使いたい方はこれまで通り、バイクパッキングなどを駆使してうまく積載して使いましょう。幸いにしてシートポストが出る設計なので大型のサドルバッグは多くのモデルが取付可能となりそうです。
シートポストも27.2のトラディショナルなスタイルでライトをはじめ色々なアイテムの取付が可能です。
速いバイクなので当然ヒルクライムをはじめとするレースイベントにも向いていますし、悪路の多いコースを走るロングライドなどではむしろ速いぐらいの走るバイクというのが評価ポイントです。
私個人のおススメとしては
内幅21mm~25mmのホイールに30cのTLRタイヤを取付して走るのが良いと思います。
軽快さと快適さのバランスが非常に良く現代ロードを速く走らせるための要素が詰まっているサイズだと個人的には考えています。
林道など山奥の道を走るのであれば、例えばグラベルキングの35cなど悪路用のスリックタイヤもありますし、バランスとしても十分行ける組み合わせだと思います。
明確にタイヤサイズの範囲が決まっていないですがスリックタイヤなら38cぐらいまでは入りそうな感じでした。
まぁ、軽快なロードバイクなので実際は32cぐらいを上限で考えている方が多いでしょう。
当店でも在庫分の予約注文を入れているのが
RE8の105メカニカル完成車です。
価格は¥379,000‐税込みでフレームセット価格¥320,000‐税込みから考えるとものすごいコストパフォーマンスだと思います。
フレームデザインが気に入るようでしたらDI2完成車の注文も可能なので是非ご相談ください!
また、走りに妥協のない丁度良いバランスのレースバイク的なところなので実際のところ多くの人にとっての最高のバイクになると思われます。
このバイクをベースにホイールやコンポーネントのカスタムを重ねて最良のロードバイクを組み上げていくのが今後長く乗れるという事もあっておススメとなります。
高級フランスブランドのLOOKがコスパ高いというのは意外でしょうか?
絶対的なレースモデルの795BLADE RSの登場もあり、ヒルクライムモデルの785HUEZがある種の格落ちをしてRSモデルが廃止されました。
ですが、実はただミドルグレードとして廉価モデルにしたのではなく、こちらも一般のライダー(ヨーロッパの健脚な)を基準にバランスを考えて作ったフレームという事です。
高速走行が必要なく、過度な剛性も必要なく、走りの軽快さと扱いやすい伸びる加速感、シートポストはこちらもトラディショナルな27.2の規格で好みに合わせて組み立てやすいのが特徴です。
日本語サイトは現在なく、本国サイトを見ていただく形になります。
https://www.lookcycle.com/jp-en/products/bikes/road-bikes/altitude/785-huez-proteam-black-frameset
輸入商品の為、価格の改定が行われる場合もありますが、今のところ2024年の価格と同じ¥440,000‐税込みでフレームセットが販売となっております。TOKENの内装規格ステムが付属となるのでその分お得です。サイズ違いもご注文可能です。
実は
この785HUEZ2は先代と比較してフレーム重量で軽くなっているそうです。(RSと比較しても)
軽量パーツを使う事で7.0kgアンダーも十分達成可能でヒルクライムバイクとしても高い性能を期待できます。
代理店さんの中にひとは795BLADE RSじゃなく登りのキツイコースは785HUEZでヒルクライムに出ていたという事で登りはやっぱり走りやすいようですね。
また、剛性のバランスもちょうどよいので足を残せるというのも選んだポイントとの事です。
硬いフレームは短時間ならいいですが、自分に丁度良い剛性のバイクの方がトータルでは速いというのも意識してみるとバイク選びもはかどると思います。
剛性が高すぎないから好きなパーツを組みつけられる!
剛性が高いフレームは私の経験的にどこかで剛性を抜く必要があり、その最たるものがホイールです。
ホイールはリムハイトが高いほうが剛性が上がるので見た目重視で50mmハイトぐらいのホイールを入れると必然的に剛性が高くなり速いけど疲れやすくなります。
その為、格好いいホイールを入れたい方は実はフレームの剛性の方を最初から落としておくことでバランスが取れて丁度良い感じに整うという事を意識してみてください。
こんなディープリムホイールを入れても無理な感じがしないというところが実はこういう剛性丁度良い系バイクをおすすめする理由でもあります。
見た目重視のセッティングでも剛性が過剰にならないというメリットです。
そして、コスパという話になりますが
¥440,000‐税込み
安いと思いますか?
高いと思いますか?
ここは凄く意見の分かれそうなラインだと思います。
私自身は44万円という価格そのものは高いと思います。
リムブレーキの時代ならUCIレースに出ているようなフラッグシップが買えた価格ですからね。
ですが、LOOKの現行フラッグシップモデルが88万円という事から考えて、その半分の性能しかないのかという考え方をするともちろんそんなことは無いので、コストパフォーマンスが高いという判定になります。
そもそもこの価格帯のフレーム自体があまりないので唯一無二な選択肢かなと思います。
LOOKらしいしなやかで軽快な走りが備わっていますが、こちらもエアロダイナミクスを重視しすぎない設計の為、開発コストが抑えられ結果的に価格が抑えられたという感じになるので、コスパの高いモデルというカテゴリーでいいと思います。
トップカテゴリーのレースに出る方は795、それ以外の走りにこだわる方は785、こういう簡単な選び方ができるのが2024-2025のLOOKラインナップです。
ロードバイク200万円時代にあって100万円あれば豪華なパーツ構成でバイクを組むことが出来る上質なロードバイクの785HUEZ2。
私の中でコスパ激高認定したいと思います!!
もちろん、ご予算の都合がつく方は上質なカーボンを使っている795 BLADE RS良いと思いますよ!
ロードバイクのフラッグシップを選ぶべきか、こういった丁度良いモデルを選ぶべきか論争が今後盛んになる気がするのですが、これを別の事に例えると(車に詳しくない私なりに例えると)ポルシェ911が良いのかゴルフGTIが良いのかみたいな話をしている感覚なのです。最近はAMGみたいな感じの高級ラグジュアリーモデルも出てきました。
言いたいことはそれだけです。(言わない方がよかったのでは?)
今後、この手の話はより盛んになると思います。
それもすべてはロードバイクの性能が高くなり、パーツも性能が高くなり、ホイールも性能が高くなり、、、、、価格が高騰しているという現状において昔の感覚でとりあえずフラッグシップフレームにデュラエースで組んでおけみたいな感覚は通用しない状態になっていると思うので、意識の方から変える事でみんなで幸せになれればいいなと思っている限りです。
個人的にですが、剛性が高いフレームは硬いから疲れるという単純な話ではなく、フレーム固有の丁度良い加速感が高い領域にある為、無意識に少し多めに踏んでしまうという「精神論」を私は支持しています。
本来硬くてパワー伝達効率の高いフレームの方が最小限の力で力を伝達させることができるはずなのですが、そうはいかないのは、高剛性なフレームは速く走る方が気持ちが良いからその気持ちが良い領域に無意識的に踏み込んでしまっているというのが私の考えです。
何となく200wぐらいで走っていると気持ちが良いぐらいの剛性感に抑えている方がそれ以上出さなくても気持ちよく走れるので長距離ライドが楽になるという感じです。
速いフレームは400wでも700wでもとにかく頭打ちが無いのでとにかく踏み込んでしまうので少しずつ余計な力を出してしまって疲れてしまうのだろうなと実体験踏まえてのお話です。
精神論なので数値化できないという事じゃないかなって某記事読んでて思いました。
とりあえず丁度良いハイスペックバイクという感じでこの二つを紹介しましたが、単純にコスパが高いモデルはまだまだありますので是非店頭にてご相談ください。
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