【社内試乗会 】 古谷野的インプレッション①
by: 古谷野 穣治

先日に行われた社内スタッフ向けの試乗会の記事を上げることができました。

場所は埼玉県の彩湖。志木店のサンデーライドが行われている場所です。

１周約５キロの平坦メインで途中で坂が１００mほどあるのコースです。信号がないのでノンストップで走れます。もちろん歩行者やサイクリストに注意しながらの安全第一の走行です。

たくさん試乗してきましたよ～。

 

まず最初に乗ったのはキャノンデールSuperSix Hi-Mod デュラエース。

いきなりプロ選手も乗るようなスペックなバイクですよ・・・。

2016モデルからフレームがモデルチェンジしてさらなる重量剛性比や快適性など総合的な性能がさらに高まりました。

で、乗った感想は・・・「すごくよい！」

うまい具合に剛性と軽量性が合わさっています。固いのはホイールがマビックなのでそれもあるかもしれません。フレームの軽さもあってスイスイ進みます。スーパーシックスはガチガチに固いというイメージはありませんでしたが新しいBB30A規格などもあって剛性が高まっていると思いました。快適性は試乗コースの路面が良かったということもあってそれほど良さを感じません。

いきなり凄いものに乗ってしまった！

 

次は　FOCUSのIZALCO MAXに乗ってみました。

重量剛性比を追求したジャーマンバイクで、スーパーシックスと性格が似ているバイクです。

今年のツールの区間優勝に貢献したモデルです。

乗った感じはやはりスーパーシックスと似ています。これもスイスイ進みます。スーパーシックスと比べてみると剛性が抑えてあるので比較的にロングライドでも脚に来にくいと思います。またヒルクライムメインの方におすすめです。

 

 

お次はCOLNAGO C60!

またまた、素晴らしいバイクに乗せていただきました。

 

このバイクは乗っても楽しめますし、眺めても十分楽しめます。

イタリアの職人によるペイント。デカールではないので色の映り方が一本ごとに異なります。

 

画像だとその美しさを十分伝えられませんね。いや、本当に美しいですよ。

乗車した感じは、現代的な乗り味に仕上がっていました。イタリアンバイクといえば重量ある乗り味というのが特徴なのですが、このバイクはそこそこ軽量（でもそれでも他ブランドと比べると重め）。しかしいざ乗ってみるとその重さが不思議と感じないんです。パイプに使われている素材やチューブの配置などでうまく味付けされている印象がありました。

クラシカルなラグ式製造方法ながら現代のレースシーンでも十分通用するバイクです。

 

お次は・・・、なんとPINARELLO　DOGMA F8!

 

ドグマ65.1からF8になったときの衝撃はかなり大きかったです。近年のツールドフランスでピナレロが再び注目を浴びているように性能は間違いないです。エアロ性能と軽量性を手に入れたイタリアンバイクらしくないバイク。65.1は踏んだ時の硬さが際立ちましたが、F8は同じような硬さに軽量性が加わっているので加速力が高くなっていました。また特徴的なフォークの影響かバイク前方部分の空気の抜けが良い気がしました。チームSKYの選手のようにスプリントから山岳コースまでこなすオールラウンドバイクです。

 

 

整備の話になるのですが、BBはイタリアン式を採用しているので異音やメンテナンスなどが圧入式BBと比べて楽というのは非常に良いと思います。デザインは変わりましたがそこにピナレロらしさが残っています。

 

これまでで乗ったバイクで外れはありません。すべて良いです。フラッグシップモデルということもあるのですが・・・。後はデザインやメーカーの意図による違いでしょう。

 

乗ったバイクはまだまだあるのですがそれはまた次回にしましょう。

詳しくは店頭でご相談ください。

 

おいおい、良いバイクばかり乗っているじゃないか～（笑）。

スタッフ向けの試乗会ですが、その中には個人的な次期バイクの品定めも兼ねています（笑）。

 

 

 

2015/10/30　古谷野