【社内試乗会 】 古谷野的インプレッション②
by: 古谷野 穣治

前回の記事の続きです。

 

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Bianchi Spesialissima

2016のニューモデルですがあまり知名度は少ない?長年フラッグシップに就いていたオルトレは優秀しすぎて特徴がないような(?)オールラウンドモデルでしたが、スペシアリッシマは700g台の軽量フレームのジャンルに属します。イタリアンブランドで700g台というのはかなり軽量です。乗った感じは少しヒラヒラ感があるものの軽量性を活かしてすっと進む感じがあるのでこのように進むバイクが好みの人にはぴったりかもしれません。

またビアンキファンにはうれしいお知らせが。このフレームにはREPARTO CORSE(レパルト・コルサ)モデルです。Made In Italyと書いてありました。

少し明るめのマット系チェレステにロゴがデカールでした。デカールが浮き出ているのでざらざらします。

今まで見かけなかったカラーですがこれはビアンキファンには少し好みが出るかもしれませんね。

 

V1R

お次はCOLNAGO Vr-1 。(実写画像は取り忘れてしまいましたのでカタログ画像)

フェラーリとタッグを組んだコルナゴ史上最軽量モデルとうたっているモデルです。軽量化ならずエアロ性能も高めている現代的なフレームです。

C60とV1-Rのダブルフラッグシップ体制のコルナゴですが、このV1-Rはチームユーロップカーで新城選手やエースのローラン選手が乗っています。

 

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すごい・・・、この試乗会の中でも一番自分好みのフレームでした。舗装ボリュームから想像できないほど固かったです。でも脚に来るような固さはないのです。それでいて軽量なため加速力が非常に高かったです。

前後ブレーキが空力性能を高めるためダイレクトマウント式ですが、シマノはもちろんのこと最近はカンパも発表しましたのでコルナゴといえばカンパという方にも良い点です。

まさにレースで勝利を狙うモデルです。

 

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GIANT PROPEL ADVANCED PRO

古谷野が気になっているエアロフレームの一つです。性能はもちろん高いのは間違いないですが、プロレースでのキッテルやデゲンコルブ選手の活躍のイメージが強いでしょうか?

このモデルはセカンドグレードのフレームなのでガチガチな硬さではなかったです。ですのでより多くの用途に使っていただけると思います。エアロフレームの宿命のブレーキですが、プロぺルはミニVブレーキを採用しています。制御力はキャリパー式より落ちますが、必要十分に利きます。それよりもタッチが非常に軽いのが印象に残っています。

 

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そして同じくジャイアントから

GIANT TCR ADVANCED PRO

に乗ってみました。2016からマイナーチェンジでより軽量性と剛性が高まっています。

実はこれを乗る前に古谷野はこのバイクのことを一番上のSLグレードだと勘違いしていました。よく進むので一番上のグレードとしては当たり前だと思っていました。

しかし試乗後気づいたのがこれがセカンドグレードのPROだということです!えっ、PROグレードでこの性能!?5年ほど前に乗ったTCRアドバンスドSLと同等かそれ以上の性能に進化していました。

 

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フルカーボンフレームにアルテグラコンポーネント、それにフルカーボンクリンチャーホイールがついています。このパッケージで車体価格35万(税抜)です。このバイク仕様でレースでも勝てます!。ホイールも品質が高そうでした。さすが自社生産のジャイアント!凄いコストパフォーマンスです。ジャイアントの中で2016一番注目モデルでしょう!

また同社がリリースするカーボンホイールも要注目です!

 

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LAPIERRE XELIUS ULTIMATE

2016からモデルチェンジしました。しかし前作と同様特徴がないバイクでした・・・。しかし総合性能は高いので乗る方や乗る用途を選びません。ロードバイク業界では珍しいフレンチブランドですのであまり人と被らないブランドをお探しの方でもおススメです。デザインもモデルチェンジしてかなり変わりましたからね。

 

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そして、そして本命のTREK MADONE9

日々プロジェクトワンを見て妄想している古谷野はこのために試乗会にやってきたといっても過言ではありません(笑)。

やはりほかスタッフからの注目度は高くて試乗は常ににぎわっていました。

 

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マドン専用のド迫力のエアロハンドル。もちろんケーブルは一切露出しません。大手ブランドだからこそできる開発力です。

乗った感じは「AMAZING!」。

エアロ化に特化したこととあって巡航性能が高いのは予想がついていました。当然乗っていると巡航性能は非常に高いレベルでした。他ブランドバイクと比べて明らかに高いのを感じました。トレックは本気を見せつけられました。

驚くことに登りもエモンダのようにスイスイ進んでしまうのです!なんでこんなにフレームボリュームがあるのに進んでしまうのか!?この試乗会での最大の驚きでした。

快適性もISOスピードで非常に高く。エモンダではなく、マドンがトレックの新しいオールラウンダーバイクだと感じました。

お値段はしますが専用パーツを組み合わせたスーパーカーのようなフォルムとその性能を考えたらそれは間違えではないでしょう。

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ちなみに会場にはジャパンカップで使用されたプロ選手のバイクがひっそりと置いてありましたが、オーラが違いすぎるので逆に目立っていました・・・。

 

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リアブレーキ。スピードコンセプトのブレーキの原理を取り入れています。

引きは軽かったですが、ウェット路面などでブレーキに砂などが入り込むとゴリゴリしそうな感じはあります。定期的なメンテナンスが必要でしょう。

 

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ウクライナのポポビッチ選手のバイクです。サイズ56のH1でした。

SRMメーターがついていましたがクランクはパワーメーターがついていませんでした。

 

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噂のベクターウィング。ハンドルをそこそこ切れば開きました。

 

マドンは予想以上にすごかったです・・・。これでまた物欲が・・・(笑)

 


 

 

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試乗はロードバイクだけではありません!MTBもありました!

これはYETI SB6C!イエティ30周年記念カラーです!今風のパーツがてんこ盛りのスーパーエンデューロバイクです。このバイクでEWS(EnduroWorldSeries)で2年連続総合優勝を果たしています。

イエティとFOXが共同開発したスイッチ・インフィニティーもあってリアは初期動作から激しい動作までスムーズ。感動的でした。

229429468_624ロードだと無表情の古谷野もこの笑顔になりました(笑)

さすがに土手を下るだけですので残念ながらこのバイクのスペックは活かせませんでしたがその性能の高さを十分に感じました!MTBはロードより技術の進歩が速い!

 


(おまけ)

なんだかんだで10数台乗って一日60km乗ったのでしょうか?多少休憩を取りましたがノンストップのコースをはしたのはさすがに疲れました・・・。

 

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せっかくの出張なので帰りは赤羽駅で途中下車。

ガッツリ系ラーメンセンサーが反応しましたのです(笑)。

 

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大ラーメンヤサイニンニクカラメをいただきました!

疲労があったのに重ねて空腹だったのもあって10分ほどで完食!周りの人にドン引きされました(笑)。

 

 

2015/10/31 古谷野

住所:神奈川県茅ヶ崎市中海岸4丁目12986番52号 サザンビーチヒルズ2F
電話番号:0467-84-1555
営業時間:月~金 11:00~19:00、土日祝 10:00~19:00
定休日:火曜日

 

サザンビーチヒルズの駐車場に限ります
   

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