【JAPANCUP】TREKセガフレードのエースはクライマーのチッコーネ！
by: 小西真人

いよいよ明日から、宇都宮でジャパンカップが3年ぶりに開催されます！

ただ、ジャパンカップの顔？と言っても良いトレック・セガフレードの「バウケ・モレマ」は残念ながら今回は不参加。

で、モレマに代わってエースとして来日するのが山岳スペシャリストの「ジュリオ・チッコーネ」！

ジロ山岳賞の登りアタックが見られるか？

〇TREK　　2022　EMONDA SL7　　￥716,100－（税込）

モレマが乗るなら新型のMADONEだったかもしれませんが、チッコーネの脚質を考えるとEMONDAをチョイスする可能性が大。

このモデルはプロモデルの「SLR」ではなく普及グレードの「SL」。ただ軽量オールラウンダー＆エアロフレームという特性は共通しています。

搭載コンポは電動・無線・12速のR8100系アルテグラ。

基本構造をDURA-ACEと同じとするだけあって、変速のスピードをはじめ操作感も同等レベルというハイクオリティなパーツ構成。

UCIレベルのレースにでも出ない限り、実用面での大きな不満は出ないと思われます。

ホイールも初めからカーボンリムの「アイオロス PRO37」。

登りだけでなく平坦でのエアロ効果も期待できるという、フレームの特性にマッチした絶妙なリムハイトのモノを採用。

ワイドリム化のおかげで25Cタイヤとの一体感も抜群。足回りトータルで高い空力性能を実現しています。

フレームサイズは56。
おおよその適正身長は180cmくらいでしょうか。

（詳細なフィッティングはバイオレーサーにて計測いたします）

ちなみにチッコーネは176cm。彼なら54かも。

土曜日は宇都宮の街中でのクリテリウム。
そして日曜日が本番となるロードレース。

TREK・EF・バーレーン・コフィディス・ロット。UCIワールドチームの選手たちによる世界レベルの走りに、Jプロの選手達は一矢報いることができるのか！？