【MERIDA】SRAM RIVAL12速！エアロを強化した万能モデル「スクルトゥーラV」が到着！
by: 小西真人

バーレーン・ヴィクトリアスのメイン機材であり、新城幸也選手の愛機としても注目度が高まっている「スクルトゥーラV」。

白地に日の丸（＋コリン）の全日本チャンピオンカラーを纏ったスクルが来年どのような活躍を見せてくれるのか。今から楽しみです。

柔から剛へのデザイン変更

〇MERIDA　　SCULTURA RIVAL-EDITION　￥568,700－（税込）

軽さや乗り心地といった従来モデルの美点はそのまま、空力性能を大幅に向上させた第5世代スクルトゥーラ。

リアクトを思わせるチュービングや、ACRによるケーブル内装処理など、昨今のトレンドを取り入れたフレームはソリッドで実にスタイリッシュ。

「エンデュランス」に快適方面を任せることでターゲットも明確化。速く走るためのバイクとしての純度が高よりめられています。

軽さや空力に注目されがちなスクルトゥーラですが、実は快適性も重要な開発ポイント。「CF5」カーボンを使用したプロモデルでもそれは同様。

同じフレーム形状でよりマイルドな「CF3」カーボンを使用したセカンドグレードがこの「RIVAL EDITION」。エアロ由来の速さと乗りやすさのバランスが絶妙です。　

搭載コンポは電動・無線・12速の先駆者、SRAMのRIVAL AXS。価格的にもスペック的にも新型105の直接のライバルと言っていいでしょう。

ローギアは36T。登りが苦手な方でもヒルクライム好きにさせてくれそうなのが、実にスクルトゥーラっぽい。

ホイールはフルクラムのRACING800。アルミリムながら35mmハイトのセミディープ形状でフレームの空力性能とのマッチングも良好。

ただ重さはそれなり。スクル本来の軽快な走りを追求するなら、ホイールのカーボン化も視野に入れてあげましょう。

フレームサイズは46。
おおよその適正身長は170cmくらいでしょうか。

（詳細なフィッティングはバイオレーサーにて計測いたします）

2017年にバーレーン・メリダが発足して以来、チームの中心選手として大活躍。そして迎える7年目のシーズン。

赤/オレンジがメインのチームカラーの中、一人白基調の全日本ジャージで走る新城選手の走りに注目です！