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2016/03/10 19:16
イタリアンブランドならではの高いデザイン性に、
ワイヤークロ―ジャー「BOAシステム」の利便性を組み合わせ、
ここ数年で、その一気に人気が高まったフィジークシューズ。
その勢いは途切れることなく、またも魅力的な新型シューズが登場です。
〇Fi’zi:k(フィジーク) R4 ¥24,800-+TAX
一見普通の「1ダイヤル+2ベルト」のシューズですが・・・
従来モデルのR5と比べてみると、その違いは一目瞭然。
左:R4 右:R5
まず大きく違っているのはBOAダイヤルの位置とワイヤーの配置。
R5は従来のシューズと同じ構造のままワイヤークロ―ジャー化したもの。
R4はワイヤータイプの利点を活かしたオフセット配置となっています。
シューズの内側パーツを大きくオーバーラップさせることによって
足首をしっかり固定できる構造となりました。
さらに足先近くまで大きく「割り」が入っているのも特徴です。
この斜めに切られた「割り」と、別々に締め付け調整できる2本のベルクロにより
爪先側に余裕が生まれ(ボリュームコントロールフィット)、
足の幅が広めの方でもフィットしやすくなっています。
アウトソールはカーボン強化ナイロン製。
硬すぎないのでサイクリングからレースまで幅広く使用できます。
対応クリートはロード用の3つ穴クリート。
カラーはUOMO(メンズ)が ブラック×レッドと、ブラック×イエロー。
DONNA(レディース)が ホワイト×エメラルド。
「フィジーク=サドル」のイメージが強いですが、
彼らは、別にサドルメーカーになりたいわけではありません。
「自転車との接点は重要。フィジークはそこにこだわる」
の考えの元、サドル、ハンドル・ステム・バーテープ、を製造し
シューズに辿り着いたというわけです。
シューズ屋としての歴史は浅いものの、そこは靴にはこだわるイタリア人。
その完成度の高さは折り紙付き。
フィリップ・ジルベール、ローハン・デニス、ゲラント・トーマス・・・
そうそうたるプロツアー選手が履いていることからもよくわかります。
カッコが良くてフィット感も抜群。
フィジークシューズでビンディングデビューなんて、
洒落てます。