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【お客様の1台】和製ロード【国内初入荷】
by: その他

 

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今日の一台はお客様のオーダーで取り寄せた、コーダブルーム・ジリオ。

イタリア語でGIGLIOはユリの花をあらわし、家紋の様なヘッドマークも美しいです。

 

実は福岡天神店に入荷したこの一台がコーダブルームからの初出荷だったというモデルです。

まさか出荷第一号が見れるとは…。

 

 

 

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KHODAABLOOM 16 GIGLIO 2.1  D.BLU 51 

¥460,000-+TAX

 

コーダブルームのコンセプト「日本人が企画開発した、日本人の為のスポーツバイク」

まさにそれを体現したモデルがこのジリオです。

 

イタリアMASIとの関係も深いメカニック殿村秀典氏が監修。

フレームに使われるクロモリチューブは福島にあるカイセイ製の019と022。

製造は競輪で使用されるフレームを作ることで知られる、荒川区にあるマツダ自転車工場。

と今では珍しい純国産フレーム

 

 

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造りはオーソドックス、そして丁寧の一言。

先日ご紹介いたしましたアラベスク が伝説の宝剣とすればこちらのジリオは日本刀と言った趣。

高精度で質実なオーラがビンビンに伝わってきます。

フォークの曲げ一つとっても仕事の丁寧さが伝わってきます。

 

 

 

 

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フォーククラウンのシルバーメッキが眩しいです。

 

 

 

 

 

 

 

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メッキ輝く笹葉型のシートステーの蓋は美しさもさることながら、

差し込み式より軽量に仕上がるメリットも。

加工にはそれなりに手間がかかります。

 

また、シート チューブにシートステーがダイレクトにささる剛性重視のネオプリマートと違い

突き上げも、より優しそうです。

 

トップチューブにはLEVELのビルダー、松田氏のサイン。

 

 

 

 

 

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Wレバー仕様にもできる台座付。

 

 

 

 

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リアエンドはスチールを得意とするリッチー製。

 

 

 

 

 

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日の丸と共に誇らしげに記されるメイドインジャパンの文字。

 

 

 

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低く削り込まれたラグの後ろに一本ズドンと渡されるチェーンステーブリッジ。

細身の伝統的なチェーンステーですが、ハンガー部の横剛性は高そうです。

 

 

 

 

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ジリオ2.1に採用されているパーツたちはカンパニョーロのヴェローチェをはじめ

細身のスチールの雰囲気を大事にした現行のパーツで構成されています。

 

 

 

 

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インプレ本によるとスコアーの悉くが真ん中をしめす結果に。

剛性も高くもなく低くもない、ハンドリングや加速時の反応なども

リアルレーサーというほどクイックでなくコンフォートと呼ぶほどだるくない

絶妙の所にあるようです。

 

いや、これは乗ってて楽しそうなバイクです。

 

レーシングマシンは私の様な貧脚にとって、本来のスイートスポットがとても高い位置にあり

ペダリングが限定されてしまいがちなのですが、このフレームは踏んでも回しても気持ちよさそうです。

 

 

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オーナーは輪行でいろんな所に旅される予定とか。

うらやましい限りです。

是非ながく、色んな所に連れて行ってあげて下さい。