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【春夏ウェア】さすがMAVIC!一筋縄ではいかないレーパン。
by: 小西 真人

 

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世の中の普通を飛び越えて、常にややオフセットした「独自の立ち位置」を好む

フレンチブランド「MAVIC」。

 

 

 

 

レーサーパンツ一つとっても、マヴィックがつくるとこうなってしまいます。

 

 

 

 

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最大の特徴は、パンツのパッド(ERGO 3D)。

 

肌に触れる面はフラット、サドル面に向かって段階的に厚みが増していくという、

普通のレーサーパンツのパッドを、裏表逆につけたような構造になっています。

 

これは点ではなく面でフィットさせることで、

肌への圧力を分散させるのが狙いでしょう。

 

 

 

実はマヴィックは数年前にも一度コレ(逆転パッド)にトライしています。

 

当時はパッドがむき出しで、どうみても「裏表間違えて履いてますよ」

な状態だったため、あっという間にお蔵入りになりましたが・・・

諦めていなかったのですね。

 

 

 

ただこの構造、どこか(〇イテックあたり)から高級パッドを買ってきて、

縫い付けてハイ一丁上がり!というようなわけにはいきません。

手間を承知で、わざわざゼロから専用パッドを設計して作るしかないのです。

 

 

この点を一つとってもマヴィックのウェアへの本気度が良く分かりますし、

「あぁ、これでこそマヴィックだよなぁ」と思えてきます。

 

 

 

 

 

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このERGO 3Dパッド。

上位モデルの「コスミックエリート ¥13,000-+TAX」だけでなく、

エントリーモデルの「アクシウム ¥9,500-+TAX」

にまで採用されているのが驚きです。

 

 

 

もちろん、「何が正解か」の判断は人それぞれですし、

全てのレーパンが将来的にこうなるというものでもないでしょう。

 

 

ですが、世の中の当たり前を一回疑ってみるかの様なマヴィックのスタイルを

面白い!と思える方には間違いなくオススメです。

 

この独特の構造を、ぜひ店頭でお手に取ってお確かめください