【TDF2016】パトリックシューズの新型とベルナール・イノーさん。
by: 小西 真人

 

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クラシックなスニーカーのようなルックスにもかかわらず、

「実はSPD対応のビンディングシューズ」なギャップが人気の

 

フレンチブランド「PATRICK」。

 

 

 

カンガルーレザーの「POULIDOR」に続きリリースされた

牛革モデルの「SULLY」がようやく入荷です!!

 

 

 

 

 

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〇PATRICK  SULLY  ¥18,000-+TAX

 

「青白赤」のトリコロールをしっかり取り込んでくるあたりは

流石フレンチブランド。

 

プリドールと比べ、やや普通のスニーカーっぽいルックスと、

牛革ならではのレザーのしっかり感が特徴的なサリー。

 

 

街乗りでガンガン使い倒すならこちらの方が良さそうですね。

 

 

 

 

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ソールはシマノの「SPD」に代表されるMTB用ビンディングペダル対応。

クリート(ペダルとの接続金具)部分がソールからはみ出ない構造のため、

ロードレース用ペダルに比べて大幅に歩きやすいのが〇。

 

 

 

 

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カラバリとしてブラックもあり。

リアルレザーならではの落ち着いた艶感がたまりません。

 

ブラックモデルは爪先の「パトリックな2本線」がリフレクト仕様に

なっていて、光を受けるとキラッと反射します。

 

 

 

入荷サイズは39(24㎝くらい)から44(28㎝くらい)までが・・・

各色1足づつ!

 

 

一度売り切れてしまうと数か月待ちがあたりまえのパトリック。

早目のチェックをオススメします。

 

 

 

 

で、ものすごい余談ですが。

 

 

 

 

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例によって手持ちの資料をひも解いてみると・・・

 

 

パトリック履いてますね、イノーさん。

 

ペダルが史上初のビンディングペダルと呼ばれるルックのPP65なので、

このシューズはビンディング仕様という事ですね。

 

 

 

 

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現在はツール・ド・フランスを運営する側のASOに所属し、

ツールのオフィシャルプログラムのチーム紹介では、歯に衣着せぬ?

なかなかに辛口のコメントを見せる「ベルナール・イノー」さん。

 

 

実はツール・ド・フランスで5度の総合優勝。

ジロ総合3回・ブエルタ総合2回・世界選手権まで勝利している、

1970年代半ば~80年代半ばまでを代表するフランスのスーパースター!

 

 

今で言うと、フルームとニバリとコンタとサガンを全部合わせて

4で割ったような感じでしょうか。

 

 

彼が最後に勝利した1985年以降、フランス人によるツール覇者がいない、

ということもあって、現在フランスライダーは必死で勝ちに行っている

というわけです。

 

 

 

でもこんなスゴイ人に「空っぽになる日があるから」と言われてしまったら、

流石のリッチー・ポートも反論できないでしょうね。

 

栗村さんの「ガラスのエース」発言もなかなかのものですが。