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【スタッフ勉強会・PINARELLO編】DOGMA 東レT1100 1kの驚き!
by: 嘉悦 賢

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現在、福岡天神店ではPINARELLOのスタッフ向け試乗車が集まってきておりまして、先日は終業後にあのDOGMA F8を試乗してきました。

 

 

 

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あのツールなどテレビで何度も見たスーパーバイクDOGMAです。

 

 

 

 

ルックス、佇まいから何やらゴゴゴゴゴ、、、

 

 

 

 

とか、

 

 

 

ドドドドドドド、、、

 

 

 

とか、視覚的にチラつきます。

 

 

 

 

 

 

しかし、見れば見るほどキレイなラインと造形です。

 

 

 

まさに船首の様なヘッドチューブ。

 

縦と横からで全く違う表情を見せるONDAフォーク。

 

 

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流れる様なトップチューブに、整流効果の高さが見てとれるシート集合部にダウンチューブ。

 

 

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左右非対称デザインのONDAリアバック。

 

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などなど、細かく見ていくとキリがありません。

 

 

 

素材は東レT1100 1k。

 

触っただけでも積層の薄さ強度の高さを感じました。

 

 

 

 

セットされたホイールはレーシングゼロでの試乗でした。

 

 

 

 

 

漕ぎ出しから巡航に入るまではあっという間です。

 

 

単純な素材からくる軽さと、私などの脚力では捻れる事など考えられない剛性の高さがロスなく推進力に直接伝わります。

 

 

回しても踏んでもダンシングでも即反応します。

 

 

 

 

 

ハンドリングは低速時はややクイックな感じはありましたが、速度が上がって巡航に入ると驚くほど安定します。

 

 

GAN RSでもそうでしたが、ハンドリングはとにかく抜群で、私の様な貧脚ライダーからツールを走るスーパーな方々まで多くのレベルのサイクリストがそのハンドリング性能の恩恵を享受できると感じました。

 

 

 

ONDAフォーク、確実に効いています。

 

 

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向かい風が”強い”じゃなく”強烈”な区間がありましたが、スピードダウンは最小限でバイクの抵抗は確実に少なく感じました。

 

 

 

 

登りに入るとやはり見た目以上に登ります。

 

 

 

エアロ効果も高いのでしょうが、低斜度くらいでは平坦とさほど変わらずグイグイ進みます。

 

 

 

斜度が上がってくると、剛性が高く、しかも軽いという根本的なところが、確実に登りの推進力と瞬発力につながっている印象を受けました。

 

 

 

 

 

下りは非常に安定しており、そのハンドリング性能リアバックの安定感が活きています。

 

スイートスポットとしてはやはり高めだと感じました。

 

40kmを超えてくると滑走する様に路面を捉え、明らかに振動に対する処理が変わりました。

 

 

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リアバックの形状がほぼ同じGAN RSでも想定した速度域が異なるという事でしょうか。

 

 

初速〜30km台ではなかなか跳ねますが、40km台〜は必要最小限に振動をいなし、しっかり路面を捉える印象を受けました。

 

高速域になればなるほど本領発揮するのは間違いありません。

 

 

 

 

 

 

 

と、まぁ、べた褒め&全てが最高水準なオールラウンダーです。

 

 

 

素材のわりに硬さはさほど感じず、乗りやすいとさえ感じます。

 

 

そう感じるほど全体のバランスも優れています。

 

 

 

 

 

ただ、私程度の脚では”踏み負ける”という感覚を完全に感じ続けました!

 

 

 

 

 

 

 

 

T1100 1kカーボンの軽さと剛性のバランス。

 

 

これを乗りこなせたらどんなに楽しいだろうか、、、

 

と心底思います。