日本最大級のスポーツサイクル専門店!九州1号店!
2017/06/09 20:13
現役最強スプリンターの一角、マーク・カヴェンディッシュが駆るマシン、Cervelo。
ジロは体調不良でおやすみでしたが…。
かつて力強く切れ味鋭いスプリントで雷神(トール)の異名で呼ばれた
トル・フースホフトも愛用していたことでも知られます。
当時既にツールやブエルタで実績を残していたフースホフトが
コンチネンタルプロチームのサーヴェロ・テストチームに入ったのは
「サーヴェロのバイクが乗りやすかったから」だそうで、
選手からも愛されるブランドです。
そんなサーベロのエアロロードのエントリーモデル?
S2
CERVELO 2017 S2 105 5800 BLK/SIL
在庫サイズ51、54
¥450,000-+TAXを¥ASK!!
実はサーベロ、モデルの全てがトップモデルというラインナップで、
他メーカーのようにコストダウンのために云々とかいうのはない、というのがメーカーの見解です。
TIMEやチポリーニなんかもそうですね。
完全にプロ選手にフォーカスし、エアロと剛性を追求したS5と、
エアロながらとんがった所をおさえて扱いやすいS3,S2。
アマチュアの多くはS3,S2のほうが速く走れると言うのがサーベロの考えだろうと思います。
以前福岡天神店にあった2014年モデルのS5のエアロと高剛性を形にしたシートステーと
軽量オールラウンドモデルののRシリーズから受け継いだ軽量で路面追従性のよいS2の細身のシートステーを比べれば
同じエアロロードで最速も目指しても、そこへ至る道は違うんだと言うのがはっきり分かります。
ディメンションもヘッドチューブが短くより深く前傾で攻撃的なポジションを取れるS5に対して、
S3やS2はもう少し人に優しいポジションを想定しています。
また、画像上のS3と下のS2を分けるフロントフォークの違い。
S3とS2のフレームセットの違いはフロントフォークのみです。
ミドルグレードのS3とフレームは全く同じです。
明らかにS2が細いです。
形状的にエアロな扁平は縦剛性が高く、乗り心地が硬くなりやすいのですが
Rシリーズのような細身の形状のフォークにすることにより扱いやすさと快適性をアップ。
エアロと剛性を求めるなら、もっというならスプリントするならS3を
長距離長時間走るならS2をというのがサーベロの見解なんじゃないかと思います。
実際試乗会でもS3よりS2のほうが扱いやすく楽と言う声も多く聞かれましたし、
逆にダンシングしたりスプリントのときにもがいたりだとS3だと言う声も。
無論相対的な話なので、サーベロのS2はレーシングマシン、
決してコンフォートな楽チンモデルとは違います。
高剛性を誇るBBは左右非対称のBBlightにそれを生かすROTOR製2Dクランク。
チェーンリングは同じくROTORのnoQ 52/36と妥協のないチョイス。
コクピットまわりは3Tで統一し、
ローターのクランク以外は105で統一。
ホイールのみShimano WH-RS010とトレーニング用としてはともかく、
他のパーツのグレードと性能のバランスが取れていないのが惜しいところ。
コスミックカーボンあたりを入れてもらえると、ルックスもそうですが
何より走りが変わります。
レース見ているとディメンションデーターの選手たちは山岳ステージでもエアロロードのS5に乗っている率が結構高く
サーベロのオールラウンドモデルは軽量なRシリーズじゃなく、Sシリーズだって話もあるくらい
乗りやすいモデルです。
最近はカムテールなどの採用で減ってしまった翼断面形状の
「これぞエアロ!!」ってフォルムに惚れたって方に是非!!!