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2017/09/03 19:42
先程ご案内した「ボントレガー アイオロス COMP 5」。
アルミ+カーボンディープリムと聞いて真っ先に思い浮かべるのは
やはり大定番「コスカボ(コスミックカーボン)」なのですが。
価格帯的にガチでぶつかるのはコレでしょう。
〇SHIMANO WH-RS81 C50 ¥108,256-+TAX!
これがもし「アルテグラカーボン」みたいな名前ならもっと注目されていたのでは。
もしくは「コスミック」や「バレット」の様なネーミングが与えられていれば。
ハイト違いのC24やC35と同じく、カーボン部が単なる空力パーツ(カウル)
ではなくアルミリムの補強パーツ(カーボンラミネート)として機能しています。
リムハイトは50mm。
旧コスカボほど尖ってなくアイオロスほど丸くない、シマノ独自の「D2」形状
を採用し、正面だけでなく斜めの風に対してもエアロ効果を発揮します。
この考え方、実は最新のデュラエースC60ホイールとも共通。
良く見ると、リム内径18mmの表記が。
あまり強くは語られていませんが、実は流行のワイドリム(いわゆるC17)。
タイヤとリムの隙間を小さくすることで、ホイールにタイヤをセットした状態でも
効率の良いエアロ効果が得られるよう考えられています。
アルミでワイドということで重量はそれなりに(ペア1,901g)ありますが・・・
そこはそれ。
このキャラクターを考えれば優しく目をつぶってあげるところです。
ハブもしっかり専用設計。
フリーギア側のスポーク2本、反フリー側スポーク1本をひとまとめで考える
「オプトバル」を採用。
他社のアレと考え方は一緒ですが、スポークテンションのアンバランスを解消
することで、しっかりしたホイールに組み上げることが可能になっています。
RS81・・・この無機質なネーミングで若干損をしている気がしなくもないですが。
グランツールやモニュメントを始め、数多のレースで結果を出しまくっている
「DURA-ACE」のテクノロジーが投入された、実に手堅いホイールです。
手頃な価格で高性能でディープリムのルックスが欲しい!という際には、
ぜひアイオロスと一緒に思い出してあげて下さい。