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【RS81 C50】アルミ+カーボンディープと言ったら忘れてはならないコレ。
by: 小西 真人

 

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先程ご案内した「ボントレガー アイオロス COMP 5」。

 

 

アルミ+カーボンディープリムと聞いて真っ先に思い浮かべるのは

やはり大定番「コスカボ(コスミックカーボン)なのですが。

 

 

 

価格帯的にガチでぶつかるのはコレでしょう。

 

 

 

 

 

 

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〇SHIMANO  WH-RS81 C50  ¥108,256-+TAX!

 

 

 

これがもし「アルテグラカーボン」みたいな名前ならもっと注目されていたのでは。

 

もしくは「コスミック」や「バレット」の様なネーミングが与えられていれば。

 

 

 

 

 

 

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ハイト違いのC24やC35と同じく、カーボン部が単なる空力パーツ(カウル)

ではなくアルミリムの補強パーツ(カーボンラミネート)として機能しています。

 

 

リムハイトは50mm。

 

旧コスカボほど尖ってなくアイオロスほど丸くない、シマノ独自の「D2」形状

を採用し、正面だけでなく斜めの風に対してもエアロ効果を発揮します。

 

 

この考え方、実は最新のデュラエースC60ホイールとも共通。

 

 

 

 

 

 

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良く見ると、リム内径18mmの表記が。

 

 

あまり強くは語られていませんが、実は流行のワイドリム(いわゆるC17)。

 

タイヤとリムの隙間を小さくすることで、ホイールにタイヤをセットした状態でも

効率の良いエアロ効果が得られるよう考えられています。

 

 

 

アルミでワイドということで重量はそれなりに(ペア1,901g)ありますが・・・

そこはそれ。

 

このキャラクターを考えれば優しく目をつぶってあげるところです。

 

 

 

 

 

 

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ハブもしっかり専用設計。

 

 

フリーギア側のスポーク2本、反フリー側スポーク1本をひとまとめで考える

「オプトバル」を採用。

 

他社のアレと考え方は一緒ですが、スポークテンションのアンバランスを解消

することで、しっかりしたホイールに組み上げることが可能になっています。

 

 

 

 

 

RS81・・・この無機質なネーミングで若干損をしている気がしなくもないですが。

 

 

グランツールやモニュメントを始め、数多のレースで結果を出しまくっている

「DURA-ACE」のテクノロジーが投入された、実に手堅いホイールです。

 

 

 

手頃な価格で高性能でディープリムのルックスが欲しい!という際には、

ぜひアイオロスと一緒に思い出してあげて下さい。