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2022/07/04 13:55
いつもY’sRoad福岡天神店のブログをご覧いただきありがとうござます。
スタッフの古閑森です。
等ブログをご覧の皆様の中には
・既にロードバイクに乗っている
・ロードバイクを買おうと思っている
・クロスバイクを買おうと思っている
などなど、スポーツバイクに多少は興味を持っていただいている方が多いと思います。
そこで今回は、ロードバイクって何?競技用?他と何が違うの?
など日頃疑問に持つ方も多い課題について解説していきたいと思います。
目次
みんな大好きwiki先生によると…
“ロードバイク(英: road bike)とは国際自転車競技連合(UCI)が定めたロードレース用自転車またはそれに準じた物。”
となっております。
要するに【UCIが決めた規格を満たした設計で、競技に使用可能な自転車=ロードバイク】という認識で良さそうですね。
何でこんな話を持ち出したのか?というと…
スポーツ自転車の区分けが【少々ややっこしい】状態になっており、これからスポーツバイクを始めようとしている方に混乱を招いているからです。
上の図を見ていただいて、それぞれの違いがお分かりいただけるでしょうか?
「おそらく難しいと思います^^;」
ロードバイクとクロスバイクは何とな〜く違いが分かる方も多いと思うのですが、ここに“フラットバーロードバイク”と“ドロップバークロスバイク”が参入するとどうでしょう?
「えっ?ドロップハンドルがついてたらロードバイクじゃないの?」
「一文字のハンドルならクロスバイクでしょ?」
これは自転車屋さんである我々でも知識が浅いスタッフは間違えてしまいそうです(汗)
この突然変異の様に現れた“フラットバーロードバイク”と“ドロップバークロスバイク”はユーザーの多様性によって誕生した新ジャンルだと考えていただいて大丈夫でしょう。
ロードバイクのフレームに一文字のハンドル(フラットバー)を装備したバイクです。
ドロップハンドルの利点である“握る場所を変えて上半身の角度を変化させて任意のドライビングポジションをとる事ができる”という部分が短距離・短時間の使用だったりで不要な方で、尚且つロードバイクの軽い漕ぎ出しや爽快な加速感は欲しいという方にぴったりなバイクです!!
活字にすると相当ワガママな感じもしますが、「私服で気軽にフラットペダルでも乗れるロードバイク」と言い換えると雰囲気は伝わりやすいかもしれません。
※もちろん通常のロードバイクでも服装は自由ですしペダルも自由です。
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クロスバイクのフレームにドロップハンドルを装備したバイクです。
フレーム設計がクロスバイクなので、ロードバイク特有の軽い漕ぎ出しや爽快な加速感は目劣りしますがロードバイクと比較して安価になるので、通勤や通学で日常使いしたい方にも手が出しやすい価格帯が最大の魅力です。
実は、このフレームこそが最も違う部分なんです!!!!!
上:クロスバイク 下:ロードバイク
クロスバイクの場合は、通称Vブレーキと言われるブレーキが使用されており
ロードバイクの場合はキャリパーブレーキと言われるブレーキが使用されております
※近年ではクロスバイクもロードバイクもディスクブレーキが使用されているバイクが増えております。ディスクブレーキの場合はこの説明の限りではございません。
クロスバイクのVブレーキは、メンテナンス性に優れMTBにも採用されているだけあって、泥詰まりの心配もありません。十分なクリアランスが確保されるのでフレーム(メーカー)の許す限りのタイヤサイズ変更も容易です。
ロードバイクのキャリパーブレーキは、空気抵抗を削減する為に、なるべく車体からはみ出さない様な小さな作りになっており、制動力も大きいのが特徴です。
上:クロスバイク 下:ロードバイク
タイヤとフレームの距離が全く違うのがお分かり頂けると思います。
先にも申し上げました通り、ロードバイクは空気抵抗との戦いです。
無駄な乱気流の発生を抑制する為にも、無駄なスペースは排除した設計になっておりますので、フレームとタイヤのクリアランスは狭いものが多いのが特徴です。
※フレームの形状によりタイヤサイズに制限がありますので、チューブレス等で太めのタイヤをご希望の場合にはご注意ください。
上:クロスバイク 下:ロードバイク
クロスバイクは競技での使用を想定してはいない、言わば“街乗り”としてのスポーツバイクです。
一方でロードバイクには競技での使用を前提とした、言わば“より速く(楽に)走る”ためのスポーツバイクです。
自転車とは人力のみを動力源とした(e-bikeを除く)シンプルな乗り物です。
シンプルだからこそ人間が出力したパワーを、いかにそのまま推進力に変えるか?を追求しなければなりません。
そこで重要ポイントとなるのが【剛性】と【軽さ】です。
【剛性】とはフレームの硬さとも言い換える事ができます。
フレームが出力したパワーを吸収してしまわない様に硬さが必要なのですが「硬ければ良い」と言うものではありません。
また、硬さには“縦方向の硬さ”“横方向の硬さ”“ねじれ硬さ”等様々な方向の硬さが存在します。
【軽さ】は発進はもちろん、特に上り坂(ヒルクライム)において重要な部分です。
たとえ剛性が高いバイクでも重量が重ければ発進や登りで無駄なパワーが必要になります。つまり「進まないバイク」になります。
逆に軽いだけのバイクだと剛性不足になり、こちらも「進まないバイク」になります。
ロードバイクは、この【剛性】と【軽さ】のバランスこそが最も重要な要素であり、各メーカーの腕の見せ所ですね!
フレームの設計には、それぞれのメーカーによる考え方の違いがあり、同じメーカーであっても、車種により明確な意図を持って設計されている様々なモデルがあります。
そこで次回のブログでは、ロードバイクのジャンルについて「オールラウンドモデル」「エアロモデル」「軽量モデル」「エンデュランスモデル」の違いについて記事にしたいと思います!
いかがでしたでしょうか?
同じスポーツバイクでもクロスバイクとロードバイクは全然違う乗り物に見えてきませんか?
スポーツバイクのご購入で、ご不明点やメーカーの違い等スタッフに相談しながら購入したい方は
是非Y’sRoad福岡天神店までご来店ください!