日本最大級のスポーツサイクル専門店!九州1号店!
2022/09/12 14:48
皆様こんにちは、福岡天神店の山下です。
皆様もご存知の通り、自転車は細かなパーツの集合体で、その組み合わせにより正常に作動しています。
運動のため…遠くの景色を見に行くため…美味しいご飯を食べに行くため…昨日の自分よりも速くなるために…日頃の足として…自転車に乗る理由は人の数だけあります。
そんな私たちの生活を助けてくれている相棒、当然ですが彼ら(彼女ら?)は無機物なので会話できません。
しかし自転車は、調子が悪い・不具合があるなどのサインを必ず私たちに投げかけてくれます。
今回は『もしかしてこれは異音?』と感じた時の対処法についてご説明します。
前述の通り、自転車は小さなパーツの集合体で成り立っています。
それがしっかり組み合わされ役割を果たすことで走行できます。
様々な方法で組み合わされるパーツ群ですが、自転車を使用すればするほど(使用しなくても)劣化や緩みなどが発生します。
例えば、自転車に限らずネジというものは振動とともに少しずつ緩んでいくという性質があります。
そういった各部の劣化や緩みなどにより、自転車から音鳴りがする!となっていくのです。
そして、自転車を使用すると様々な音がなります。
その中には、必ず鳴る音(漕げばチェーンがギヤ歯に架かる音がします…など)と通常では鳴っていなかった音(異音と疑わしき音)とに分けられます。
使用していて「これは異音か?」と感じたら、なるべく早くショップに相談するのが最善です。
我々スタッフはご相談を承る際に様々な質問を致します。
事前情報がありますと音鳴り解消の大きな一助となる可能性があるからです。
また、ライダーが感じている音とスタッフが試乗チェックして感じた音の「共有」がとても重要になってまいります。
では、その事前情報とは何を指すのか?
病院をイメージしてください。
体調悪いなと感じて通院します。受診受付をしたらお医者様に呼ばれる前に問診表を書いたり聞き取りがあったりしますね。
いつから体調悪いのか、熱はあるか、食欲は?、ほかに症状は?…色々聞かれますよね。
自転車音鳴りご相談の際のスタッフからの質問も同じようなものになるのです。
①いつから音を感じ始めたか
②それはどんな音なのか(擬音でOKです。ギシギシとかカチッなど)
③漕いでる時?漕いでない時?
④ダンシング?シッティング?(立ち漕ぎの時だけ鳴るのかそうでないのか)
など、お伺い致します。
自転車はたとえ不調でも、生き物のように私たちに語り掛けてくることはありません。
ですが、前兆・予兆が発生している場合があります。物言わぬ声が出ている時があります。
決して扱いに神経質になる必要はありませんが、その物言わぬ声に耳を傾けてあげることが、音鳴りをはじめとした不具合の早期発見・早期解決に繋がります。
修理作業では対応完了できず、パーツ交換になる場合もあります。
全ての不具合が解決するわけではない場合もあります。
当然ながら費用が掛かってしまいます。
ですが、自身の安心安全を保つ、自分を目的地まで運んでくれる相棒の良い状態を保ってあげる。
とても大切なことです。
お困りの点などありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
ご来店お待ちしております。