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【連載コラム】遂に大ボス登場!店長のモダンな〇〇【勝手にチェックシリーズ#8】
by: 坂口 尚史

 

いつも勝手にチェックシリーズをご覧頂きありがとうございます!

勝手にチェックシリーズ編集委員長の坂口です!

 

前回のブログ⇩

【連載コラム】福岡天神店スタッフのバーテープを勝手にチェック!!!【勝手にチェックシリーズ#1】

 【連載コラム】スタッフ着用ヘルメットはこれ!!!【勝手にチェックシリーズ#2】

 【連載コラム】福岡天神店フタッフ、福岡ンチェラーラの愛車はRIDLEY!【勝手にチェックシリーズ#3】

 【連載コラム】走りの根幹となるタイヤ、スタッフはどれを使ってる?【勝手にチェックシリーズ#4】

 【連載コラム】スタッフのハンドル周りの装備を勝手にご紹介!【勝手にチェックシリーズ#5】

 【連載コラム】スタッフバイクの空気圧をリアル抜き打ちチェック!!!【勝手にチェックシリーズ#6】

 【連載コラム】スタッフバイクのコンポや仕様って???【勝手にチェックシリーズ#7】

 

店長のバイクはバラ完ならではのモダン構成なクロモリディスクロード!

それでは今回も張り切って勝手にチェックしていきます!

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RITCHEY ROAD LOGIC DISC

アメリカの名クロモリビルダー、トムリッチーが興しMTBの黎明期をリードしたことでも知られるブランド。
もともとクロモリに強いメーカーであるRITCHEYが送り出す、まさに現代的スペックを兼ね備えたクロモリロードレーサーです。

 

前回の 【連載コラム】スタッフバイクのコンポや仕様って???【勝手にチェックシリーズ#7】にて、最後の方にチラっとチェックした自転車ですが、今回は深堀していきます!

 

 フレーム

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ROAD LOGICといえばRITCHEYの中でも初めて作られたシリーズで、デビューしてから半世紀近く経ちます。幾度とマイナーチェンジを繰り返していますが、基本的なフレームデザインは大きく変わっておらず、根強いファンも多い1台です。

 

しかしながら普段店舗にてエアロ化が進んだカーボンロードを目にすることが多いですが、比較すると凄く細くてシンプルですね~~~。カーボンフレームの場合であればぞの時々に合わせてデザインなどの流行り廃りがありますが、クロモリはその流行に大きく左右されることも無く、所有欲もきっちり満たしてくれそうです。割と結構この1台が好きで、こっそりずっと狙ってたりします。

 

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フレームに採用されるパイプはRITCHEYオリジナルの軽量トリプルバテッドクロモリフレーム。

 

 

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例えばクロモリの名車といえばCOLNAGOのMASTERのように綺麗なラグが施されたイメージがありますが、ROAD LOGICはラグレス及びTIG溶接にて接合されています。

 

 母体であるスチールパイプを溶接の際に大きく痛めることの無い溶接方法ですが、うろこ状に溶接痕が残る溶接方法。当該車体においては溶接痕を最小限まで抑えているものの、その溶接痕ですら均一な仕上がりで、シンプルな雰囲気に仕上がっています。さすがクロモリの巨匠。

 

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シートポストの固定方法はクロモリだからこそ可能であるクランプレスのフレーム直止め方式。ラグには刻印が入ります。

 

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ヘッドパーツもRITCHEY。上下1 1/8のコラム径となり、ヘッド周りの剛性もしっかり確保。ヨレる気配もなさそうです。

 

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ステム方式は現代的なアヘッドタイプ。オールドスタイルのクロモリといえばスレッドステムを採用したフレームが多く、無段階でステム高さを調節できるメリットがありますが、現代においては様々なステムが使えるアヘッドステムに利があります。私のクロモリピストもスレッドステム対応のフォークやヘッドパーツが入っていますが、アダプターを使ってお気に入りのアヘッドステムやカーボンハンドルを使っています!

 

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フォークはフルカーボンフォーク。しかしながらクロモリフレームの雰囲気を壊さぬようにスタイリッシュなフォークが採用されています。前側にベンドしたフォークなので、ハンドルにかかる突上げ感など和らぐ効果がありそうです。

 

ハンドルやステム、ピラーもRITCHEY

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主要3本もフレームメーカーと同じくRITCHEY。メーカーをそろえると統一感が出ますね。私のバイクのパーツ構成はメーカーなどバラバラですが、気にしないでください。

 

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バーテープにはリザードスキンが巻かれていました。1度使ってはまってしまえばそれ以外のバーテープが使えなくなってしまう、まさに魔法の様なバーテープです。少々お値段がすることと経年劣化で表面がボロボロになりやすいといった面もありますが、それでも1度は使っていただきたい逸品です。

 

グループセットはカンパで統一

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主要変速類はイタリアの雄、CAMPAGNOLOで2×11段変速のPOTENZAを採用されています。カンパといえばエルゴパワーと言い切ってもいいほどですが、油圧のエルゴパワーもさすがに握りやすいです。普段シマノのレバーを握りなれていますが、これは一回しっかりと使い込んでみたいですね…!

 

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デザインも上位グレードとほぼ同じような意匠。シルエットだけでカンパと分かります。

 

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ブレーキローター、キャリパーもともにCAMPAGNOLO。ブレーキ周りもイタリアンな流れる様なデザインで良きですね~~~!

 

ホイールなど足回りは実用的な構成

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FULCRUM RACING 3 DB 2WAY-FIT

 

上位のRACING ZEROと同様のリムデザインを持つホイールで、スポークやベアリングが大きく異なります。
初めてのホイールカスタムにオススメなホイールですが、少々硬めな乗り味(坂口的当社比)ではあるもののロングライドやファストランなど加速感や乗り心地などバランスよく求めるのであれば最適解かもしれません。

 

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タイヤはBONTRAGERのAW3が履かれており、サイズは700×28ⅽ。

BONTRAGERのタイヤラインナップにおいて対パンク性能が高く、オールウェザー・シーズンでも使用可能なタイヤです。ロングライドメインの方にまずオススメですね。

 

様々な角度から!

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乗らない時は部屋に飾っておくと、もうそれだけで美味しいお酒が呑めそう…

 


 

 

いかがでしたでしょう!!

福岡天神店をまとめ上げる安部店長のRITCHEY。
昨今のロードバイクといえばファーストバイクにアルミバイクを、セカンドバイクにカーボンバイクを選ばれる事が多く感じますが、クロモリロードには他に無い魅力があります。定期的にしっかりと点検や整備を行うと一生乗れるとも言われています。

 

是非ともクロモリフレームの魅力に触れてみてください!

福岡でロードバイクのバラ完をお考えならワイズロード福岡店まで!

 

皆様のご来店お待ちしています!