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【徹底比較】TREK DOMANE AL2 リムモデルとディスクモデルの何が違うの?
by: 古閑森 聖

いつもワイズロード福岡天神店のブログをご覧いただきありがとうございます

 

スタッフの古閑森です。

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当店でも一番人気のロードバイク【TREK DOMANE AL2】

こちらのモデルには【リムブレーキ】と【ディスクブレーキ】2種類のモデルが存在します。
単純に「ブレーキの形式の違い」だけではなく、もっと奥が深い違いがありますので
本日はこの2モデルの違いについて徹底解説していきたいと思います!

 

【徹底解説】TREK DOMANE AL2 リムモデルとディスクモデルの違いについて

違い①:価格

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上:リムモデル 下:ディスクモデル

【TREK DOMANE AL2 ¥109,890-】

【TREK DOMANE AL 2 DISC ¥153,890-】

ズバリ!価格差は¥44,000-です。

先日、【初心者必見!】お支払総額(税込)が15万円以下のロードバイク4選!(福岡天神店在庫)というブログでもご紹介させていただきましたが
単純な価格差だけではなく、バイクを買おうとする時には“15万円を超えるかどうか”という一種のボーダーラインが存在しており、今回ご紹介している2台は、まさに【10万円 VS 15万円】の戦いの縮図の様な案件ですね!!

正直、自転車ショップからの説明が「ブレーキの違いです」だけだったら「ディスクモデルは高い!」と判断する方も多いと思います。

もちろん、それだけではありません!!!
では、何がそんなに違うのか?メーカー様に直接電話して確かめた“違い”を徹底解説してまいります。

 

違い②:リムモデルをベースにしたディスク専用設計の数々

まず、DOMANE AL2リムモデルが先に誕生しており、ロードバイクディスク化の波に乗りDOMANE AL2 DISCが後から誕生しています。
同じモデル名だと気づきにくいですが、あくまでリムモデルをベースにはしておりますが、ディスク専用設計の部分が多く、もはや“別の車種”と言っても過言ではありません。
では、専用設計の部分を比較しながらご覧ください。

フロントフォーク

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上:リムモデル 下:ディスクモデル

リムモデルが前にベントしているのに対してディスクモデルは太く、ほぼストレートに近い形状になっております。
この違いはブレーキの方式による差が顕著に表れている部分です。

ディスクモデルはリムモデルと比較してブレーキそのものがフォーク先端部分に集中しています。
したがって、制動時の力がフォーク先端を捻じ曲げる力として働きますので、形状は太く進化し、応力に強いストレートになっているんです!

 

ヘッドチューブ

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上:リムモデル 下:ディスクモデル

写真では少しわかりづらいですが、先ほどご覧いただいたフォークが太くなる関係上、ヘッドチューブもディスクモデルの方が太く設計されております。

 

ダウンチューブ

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上:リムモデル 下:ディスクモデル

ダウンチューブも顕著に違うポイントです。
実際にご商談でバイクを見比べて頂く際に、お客様も「下のパイプが太い方がカッコいい」との事でディスクモデルを選択される方も少なくありません。

太さが違う理由としては何点か理由もございまして、最大の理由は最下部に改めて記載させていただきますが、分かりやすい理由としてはワイヤー類の内装化です。

下記の画像が分かりやすいので、まずはご覧ください。 

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上:リムモデル 下:ディスクモデル

リムモデルがダウンチューブ下にワイヤーが出ているのに対して、ディスクモデルはダウンチューブ内にワイヤーが内装されます。
これは、風の抵抗を少なくするエアロ効果を狙った物ですが、バイク全体のシルエットのスマートさにも大きく貢献しているのは言うまでもありません。

また、リムモデルはダウンチューブが軽くベントしているのに対してディスクモデルはストレートな形状になっています。
これはDOMANE特有の乗り心地に大きく関係している部分で、リムモデルはダウンチューブをベントさせて下からの突き上げを緩和してくれる設計になっております。
一方ディスクモデルはストレートなので「えっ?じゃあリムの方が乗り心地いいの?」と思われそうですが、実は“同一の乗り心地”になっております。
その秘密は3項目下で登場する【タイヤサイズ】に隠されており、ディスクモデルの方が、エアーボリュームが大きい太いタイヤを標準装備しておりますので、【リムモデルのダウンチューブが担う突き上げの緩和をタイヤが行っている】という計算がされております。

 

BB周辺

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上:リムモデル 下:ディスクモデル

ダウンチューブが繋がるBB周辺もディスクモデルはマッシブになっております。
ダウンチューブの太さも相まって“足元の剛性”は明らかにディスクモデルの方が高くなっております。
剛性が高い、それはつまり、【同じ出力でペダルを踏めば“ディスクモデルの方が速い”】という事です。
たとえ同じモデルでもヴァージョンアップしているんですね!!

 

リアブレーキ周辺

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上:リムモデル 下:ディスクモデル

リア三角に関してはそこまで大きな違いは確認できなかったのですが、ブレーキキャリパーの台座部分はさすがに違いました。(そりゃそうだw)
ホイールが直接接続されるエンド部分とキャリパー台座は制動時の応力に強くするために、繋がったひとつのパーツで構成されております。

 

タイヤ

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 上:リムモデル 下:ディスクモデル

ダウンチューブの綱目でも少し触れましたが、リムモデルはタイヤが700×25Cに対しでディスクモデルは700×32Cが標準装備されております。
タイヤの最大許容範囲は【リムモデルが28C】【ディスクモデルが35C】になっております。
タイヤによる路面からの衝撃緩和に関しましては、言うまでも無くディスクモデルの方が有利です。

 

なぜここまで違う設計になっているのか

他のブランドでも「リムとディスクの両展開」は行われており、どのブランドもほとんどがディスク専用設計になっております。
しかし、ここまで違う設計なのは珍しかったので、今回メーカー様に電話でヒアリングさせていただきました。
その回答の中で私が一番驚いたポイントは【ディスクモデルはグラベルでの使用も想定して35Cのタイヤに対応しております。】との事でした。

「んっ?グ…グラベル?」

私としては想定外の単語が返ってきましたのでビックリしました!
そうなんです!先ほどダウンチューブの設計の違いで記載した【最大の理由】は【グラベルでの使用想定】です。
タイヤのグリップ力が低下するグラベルでは、踏む力(入力)に対しての効率の良い出力が必要になる(じゃないと余計に踏む力が必要になる)ので、BB周辺の剛性を確保する必要があり、それに伴い、しっかりしたダウンチューブと太いヘッドチューブの設計になっていたのです!!!

 

いかがでしたでしょうか?

【TREK DOMANE AL2 ¥109,890-】

【TREK DOMANE AL 2 DISC ¥153,890-】

ズバリ!価格差は¥44,000-です。

先日、【初心者必見!】お支払総額(税込)が15万円以下のロードバイク4選!(福岡天神店在庫)というブログでもご紹介させていただきましたが
単純な価格差だけではなく、バイクを買おうとする時には“15万円を超えるかどうか”という一種のボーダーラインが存在しており、今回ご紹介している2台は、まさに【10万円 VS 15万円】の戦いの縮図の様な案件ですね!!

正直、自転車ショップからの説明が「ブレーキの違いです」だけだったら「ディスクモデルは高い!」と判断する方も多いと思います。
それはそうです、ブレーキのパーツ代の差額にしては金額の差が大きすぎます!

しかし実際は、リムとディスクのロードバイクは【ディスク専用設計の部分が多く、ほとんど別のロードバイクである】と言えます。
むしろ、【メーカー様の努力により、価格をリムモデルに近づけている】と言う表現の方が正しいかもしれません!

今からロードバイクの購入を検討されている方は是非ディスクブレーキモデルも検討してみてはいかがでしょうか?
ご不明な点や不安な点はオンラインサイトやLINEのチャット接客からもお気軽にお問い合わせください。