【マニアック?な軽量化アイテム】ロードバイクをなるべく低価格で軽量化するには Part.2
by: 山口 雅崇

前回好評いただいた低価格で軽量化シリーズ、今回は第2回目です。

20230802_103448 

第1回目はコチラから! 

前回のブログでも書いていますが、「低価格で出来る軽量化」なので重量の差は気付きづらい、恩恵は少ないカスタムになります。
今回も恩恵の大きいホイールやタイヤは抜きで行きます!

「たった〇〇gしか軽くならないのかよ」は禁止でお願いします(笑)

 

最初のアイテムはコチラ!!!

20230829_123204

 ディスクローター!!!

ではなく

 20230829_123446

ロックリングです!

実はロックリングにも種類があるのをご存じですか?
今回はスプロケ脱着と同じ工具で取り外しの出来る「内セレーション」で紹介します。

まずは重量を見ていただきます。

20230829_122709

RT-CL900(デュラエースグレード)に付属するロックリング 8g

¥1,329-

 

 20230829_122603

 SM-RT70(105グレード)に付属するロックリング 17g

¥1,056-

片側だけで、すでに2倍の重量。前後を交換すると18gの軽量化に!
たった18g、しかもホイールのど真ん中に来るパーツなので遠心力もそこまで受けない。

まさに自己満足の世界ですね。しかもここまで軽量化にこだわる方は、すでにRT-CL900が付いていると思いますので果たして需要があるのか…

ちなみにディスクローターで比べてみると

RT-CL900は

20230829_123014

SM-RT70は

20230829_123109

デュラエースグレードの「RT-CL900」とアルテグラグレードの「RT-CL800」の違いはコチラのブログで!

次のアイテム行きます!

20230829_123846 次のアイテムはバーエンドキャップです!

これもバーテープを買えば必ず付属する物なので、ここで軽量化をするという考えはあまりないかもしれません。
また上記の2種類のバーエンドは、取付方法が異なるのでメリットデメリットも含め書いていきます。

まずは写真左のスパカズのバーエンドから

20230829_123758

¥1,210-

20230829_151312

重量は左右で28g。バーエンド中央にあるボルトを回してハンドル内から内圧をかけて固定します。
固定力もしっかりあるので外れる心配は少ないですが、次に紹介するバーエンドと比べると少し重ため…

ですがデザイン性やカラーが豊富なのはこっちのタイプです。

写真右のバーエンド

20230829_123808

¥440- 

 

20230829_150951

なんと重量6g! 上記の物と比べると22gも軽量化できます!
ただし固定力はあまりなく、バーエンドの爪が引っかかっているだけ。洋服が引っかかったり、走行中に外れてなくなったりすることがあります。

またカラーもさほど多くはなく、シンプルなデザインが多いです。

自分の自転車は基本黒で揃えているので、軽量なこっちのタイプを使用しています。

このカスタムも大きな恩恵がある訳ではありません。
何のジャンルでも、ただ「何となくこのパーツを使っています」よりも「自分で選んで、考えてこのパーツを使っています」といったこだわりを持ってる方はカッコイイですよね。

ロードバイク自体安い買い物ではないので、自分色を出してサイクリングを楽しんで頂きたいな、と思います。

まとめ

今回もかなり細かいパーツの軽量化でした。需要があるかは分かりませんが、続けていきます!

20230829_192747 

完成車コーナーでは福岡県のヒルクライムスポットを纏めたYAMAP(やまっぷ)を展示中です。
実際のコースや景色などをブログでも紹介しているのでぜひご覧ください!

福岡のヒルクライム特集はコチラ!

最後に前回のヒルクライム特集で行った「糸島・彦山」でお別れです!
次回もお楽しみに!

20230821_123719