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2025/02/04 19:47
いつもワイズロード福岡天神店のブログをご覧いただきありがとうございます。
スタッフの古閑森です。
目次
昨年12月に半月ほど入院しており、お客様やスタッフにはご不便をおかけして申し訳ございませんでした。
昨年末には退院して、現在は職場復帰しております。
松葉杖生活も終わり、週2回のリハビリで通院を余儀なくされておりますが、回復傾向にありますのでご安心ください。
昨年の4月頃に、高強度で練習すると右膝に痛みが出始めました。
最初は一時的なものだったので、翌朝には回復しており、正直そこまで気にしてませんでした。
※今思えばこの時にしっかりと対応していれば入院は避けられたかも…
6月に入ると日常生活でもしゃがむと痛みが出始め、練習では高強度で踏めない程痛みがありました。
「これはおかしい…」とようやく重い腰を上げて病院へ行くと「膝の炎症がひどいですね…かなり水も溜まってます」
【えっ水????】
そう、おじいちゃんおばあちゃんがよく言っていた「膝に水が溜まる」ってやつです。
私も40過ぎのおっさんですが、まさか自分がこんなに早くお医者様から言われる日が来るなんて…(衝撃)
病院では毎週の様にシリンジ2本も水を抜かれる生活になり
メカニックスタッフ津田からは「膝のブリーディング僕がしましょうか?」と冗談を言われる始末。ブリーディングってww
8月に入ると右膝をかばって生活したツケが左膝に溜まり、右よりも左が痛いという最悪の展開に。
しかし、本当の最悪はここからでした…。
約2か月経過しても一向に回復せず、むしろ左膝の炎症は悪化していくばかりでした。
遂に主治医の先生も業を煮やしたのか
「原因がハッキリしてからと思っていましたが、回復の見込みも立たないので一回開けてみましょうか!」
「どこが原因かによって手術部位も術式も変わるので入院期間も変わりますが、それは開けてみるまで分かりません。簡単に言うと【出たとこ勝負】です♪」
もうここまで来たらしょうがない!
むしろ他に選択肢はないww
という事で12月の手術がこの時点で決定しました!!
⇩おかげで楽しみにしていた北九州サイクルフェスにも出走できず…⇩
12月の手術できっと良くなると信じて仕事を頑張ってはいるものの、両膝が痛い状態だと屈伸運動が難しくなり、結果的に腰を曲げて作業してしまう機会が増えます。
もうかれこれ20年ほど前に椎間板ヘルニアで2回も手術したのに、つい油断して自転車の組み立て作業をしていた時のこと、ちょっと無理な態勢でネジを締めようとしたその時!
「グキッ!!」
20年ぶりですが一瞬で思い出す腰の感覚…翌日から二足歩行不能になってしまいました。
腰椎専門の病院を紹介していただき、MRIを撮影。
「完全にヘルニアが再発していますね…」
あぁぁやっぱり…
「っていうか背骨も折れてますね…」
…
……
……………は?
…………………はぁぁ?
~~~~~~~~~ネタのはじめ~~~~~~~~~~
つ…続きを読む前に確認しておく!
あ…ありのまま 今 俺の身体に起こった事をまとめるぜ!
「おれは 右膝を痛めたと思っていたら 左膝も痛めて椎間板ヘルニアの再発と背骨を骨折していた」
な…何を言っているのか わからねーと思うが
おれも 何がおきたのか わからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
催眠術とか超スピードだとか
そんなチャチなもんじゃぁ断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ。
そもそも おれは 糖尿病 もう 満身創痍だぜ!
~~~~~~~~~ネタの終わり~~~~~~~~~~
※意味(ネタ)が分かる方だけ笑ってください。分からない方はスルーでお願いします(笑)
背骨は今折れたというより、既に折れて随分経過していたようで…
この折れ方だったら自覚症状無かったかもね。とお医者様から言われましたが…
自覚症状のない背骨骨折ってあるのでしょうか?(笑)
取りあえず背骨は放っておいても大丈夫(今更どうしようもない)だそうで、まずはヘルニアです!!
二足歩行が困難だったので、自宅は四つん這い、外では車椅子生活…やばいっす…
多分…これより痛い注射は存在しません(古閑森調べ)
神経根ブロック注射…やったことある方なら思い出すのも嫌でしょう…
神経の根本まで針を侵入させて神経とヘルニア(飛び出た軟骨組織)の間に注射するので、レントゲン室で医師も紫外線防護服を着てX線画像を見ながら行われます。
トラウマになるほど痛い注射で、“これが効かなかったら手術”と言われる程の言わば最終手段。
20年前はこれが全く効かずに手術でした。
なんと今回は奇跡的にバツグンに効果を発揮して一発でヘルニアの痛みが無くなりました。
しかし、問題はそこではない!!
12月中旬、結局はっきりした原因も不明のまま手術室へ…
約2時間ほどで手術も終わり、目が覚めると見知らぬ天井…
幸い術後の痛みに襲われる事もなく、翌日主治医の先生に呼ばれて報告を聞く事になりました。
結果としては、半月板と膝軟骨の再形成術という手術としては軽い部類で済みました。
簡単に分かりやすく説明すると…
半月板の動きが悪く、軟骨と接触を繰り返し、お互いに削れている状態。
削れた軟骨が剥離するように角が尖った状態で膝内部に残留し、膝関節を動かした時に健全な半月板や軟骨に刺さるように傷を入れて痛みがでていた。
それにより炎症も絶え間なく発生し水が溜まっていた。
といった具合です!
両膝ブリーディング生活の時にはロードバイクに乗っていましたが、ヘルニアを再発してからは乗れませんでした。
すると、両膝の炎症は回復していったのです。
ということは…
そう、膝に優しいはずの自転車が明らかな原因だったのです(涙)
※ロードバイクに乗るのを辞めても剥離した軟骨が根本的な原因なので手術は避けれませんでしたが。
タイトルでも書きましたが、自転車は膝に優しいスポーツです。
他競技の選手が膝を痛めた時にリハビリで使用するくらい優しいんですが…
自転車は膝に優しいスポーツなのは、あくまでも【正しいポジションで乗車した場合】です。
特にサドルの前後位置なんて、正直申し上げて“あまり気にした事無かったです”(恥)
昨年6月にバイオレーサースタンダードを研修の一環で実施しましたが、この時にはすでに遅かったのか…
昨今のサドルは流行りのショートノーズが多い印象ですが、このショートノーズの醍醐味とも言える【前乗り】に私は警鐘を鳴らしたいと思います。
キチンとポジションが出た上での前乗りであれば、何もいう事は無いのですが“無理な前乗り”になっている方はいませんか?
いわゆる「膝ペダ」と呼ばれるハムストリングスではなく膝で踏み込む様なイメージのペダリングをやってしまうと、私の様な膝痛に悩まされるかもしれません!!
⇩膝に限らず【痛み】に関してはワイズロードお茶の水店の高橋さんのブログが参考になりますので置いときます!⇩
私の場合は30才から自転車を始めたこともあり、こちらが該当しそうです。
ペダリングに必要なスキルには色々あります。
※この辺りをメカニック山下に聞いたら4~5時間は拘束されそうなのでそっとしておこう…
リハビリの理学療法士さんいわく、「股関節の可動域が左右差があり、左が特に可動範囲が狭い」との事で、どうやらこれが“膝ペダ”の原因みたいです…
大腿骨(股関節~膝)が内側を向いており、膝下は外を向いている(両方とも外向きが健全状態)。
極端に言うと、常時膝で捻じれた状態で生活しているとの事です。そりゃあ負担も大きいわけだ…。
私はロードバイクに乗車する際には、“ガニ股”にならないように意図的に内側膝を入れてペダリングしてました。
ある程度は正解なのですが、恐らく左右差があったのでしょうね。
しかもガニ股矯正の為にわざとSHIMANOクリートは赤を使用しておりました。
※はい、山下からバカなのか?矯正するためにクリートの可動域がある訳じゃない!!とちゃんと怒られました。
痛みという結果が導き出されるまでには、複合的な要因があります。
必ずと言ってよいほど一つではありません。
いつもネタの様に書いてますが体重は105kgでした。
※入院で10kg瘦せましたので現在は95kgです。
これは自転車に関係なく一番の要因です。重ければ重いほど膝には負担かかります。
40代のオジサンが20代に混ざって峠何本も登ったり1,000Mアップやったり…無茶しすぎました。
100kgオーバーがヒルクラム練習し過ぎるとね…そりゃぁ…ね…
昨年6月にバイオレーサースタンダードを実施するまで何も気にせず11年間乗ってました。
しかもショートノーズでかなり前乗りもしてました。
赤クリートで外に向かない様に矯正しつつ、内側にこじる様にペダリングしておりました。
ほぼ上記4項目が原因です。
膝の痛みには敏感になりましょう!
私もまさか手術までする事になるとは夢にも思ってませんでした。
近年では特に激しい前乗りで走行している若年層をよく見かけます。
若い間はフィジカルで何とかなりますが、年を重ねるとそうは行きません。
少しでも身体に違和感を感じたら病院へ行きましょう!
ポジションの不安は、ワイズロードのバイオレーサースタンダードにお任せを!っと言いたい所ですが…
現在バイオレーサースタンダードは休止中ですので、再開まで今しばらくお待ちください。
再開の際にはブログで発信させていただきますのでお楽しみに!!