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【トライアスロン レースレポート】アツい季節がやってきましたね!
by: 柳澤和弥

こんにちは、福岡天神店の柳澤です。

部活動の一環で、6/8に広島県尾道市因島で開催された「2025 西日本学生トライアスロン選手権 尾道因島大会 (通称:西日本インカレ)」に出場してきました。
少し時間が経ってしまいましたが、このブログではレースの結果報告とその時使用した商品の感想などをお届けしたいと思います。

今回はスイム1.5kmバイク40kmラン10kmのOD(オリンピック・ディスタンス)で、ごく一般的な距離のレースでした。コースレイアウトはこんな感じです。↓

2025-07-01 11.25の画像

 

(2025西日本学生トライアスロン選手権競技説明資料 より)

スイムはよくある750×2でこれといった感想はなく、バイクは平坦だけど10周回もするので絶対に間違えないように気をつけたいなといった感じ。ランに関しては激坂を12回越えるという地獄のようなコースだったので、パッションで乗り切るぞと気合を入れて臨みました。ランパートのログを振り返ってみると今でもあーキツいと思ってしまいます(笑)

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レース結果

2:11:21 (DNF)

え?DNFだと…!?と思われるでしょう。後述しますがとある初歩的なミスにより、走り切りはしたものの正式タイムとして認められず、このような形に終わってしまいました。うーん残念。

それでは各パートの振り返りです。

スイムパート 24:07(1:41/100m) 

今回はフローティングスタートで、自分は2列目に位置取りしました。誰か目標を定めてとにかくついていくことを考えていたので、当日に同じチームのとある先輩についていくことに決めました。理由はギリギリついていけそうな速さかつあまりいない緑のシリコンキャップをかぶっていて集団の中で見つけやすかったからです。
作戦は上手くいき、右呼吸の自分の視界に常に入れながら少し後ろで泳げました。正直なところもう少しペースが上がっても良さそうでしたが、無理して乱す必要もないと考えそのままで泳ぎ、最後で抜け出して九州・沖縄ブロック10位でスイムアップしました。(13位までインカレ出場権あり)

今回使ったウェットスーツはこちらの「HUUB ARAYA (アラヤ)」です。下半身の浮力を強化したスーツの設計により腰を落とさず快適なスイムをすることができたと思います。派手なオレンジ色によって応援の人に見つけてもらいやすいのがお気に入りポイントです!

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いつも通りウェットがなかなか脱げなかった+靴ズレ防止のためにクリームを塗ったり靴下とシューズを履いたりしたことでかなり時間がかかりました。
靴下をやめてみてもいいのかなと思いつつ靴ズレが怖すぎてやめられない僕に勇気をください(笑)

バイクパート 1:00:18(avg 37.6km/h , NP 199W)

シューズを履いてから行ったのでいくつかブロック順位を落としてのスタートになりました。若干クリートキャッチに苦戦しながらも順調なスタートを切れたと思います。(いち早くトライアスロン用のシューズを手に入れてカッコよく飛び乗りを決めたいなぁ)
ここではさらに順位を上げるべく、とにかくムダのない走り(エアロ)を心がけました。立ち上がりだけ毎度10倍弱で踏みましたが、はじめから攣る前兆があったので頑張りすぎないよう姿勢を意識しながらじわじわ踏みました。とはいえ当日のコンディションが良かったので、自分の体と相談&つい最近手に入れた機材の力を借りながらなかなかの好タイムでフィニッシュ。ちなみにこの時ブロック5位でした。

今回使用した機材はこんな感じです!↓(実はこの時点でレースのタイム計測に必要なアンクルバンドが取れていてDNFが確定しておりました…)

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バイク:ORBEA ORCA AERO(MyO仕様) DHバー込みボトル無しでの重量約 8.4kg
フレームカラーをはじめスモールパーツまでとことん拘った自慢のバイクです。詳しくは↓のブログをご覧ください!

ホイール:DT SWISS ARC1100 DICUT db 50
このレースに間に合うよう、清水の舞台から飛び降りる思いで購入を決意しました。50mmハイトで前後重量1,400g後半とそこまで軽い部類ではありませんが、なんといっても驚かされるのがその回転&エアロ性能。普段の練習ではオルベアのホイールブランドであるOQUO(オクォ)の 「RP35PRO」というアルミリムホイールを使っているのですが、このARCに履き替えて漕ぎはじめた瞬間に「おお!!」と驚きや喜びの声が出てしまうほどに、軽い漕ぎ出しができました。
これはリム重量が格段に減ったことやこのホイールの”硬さ”に起因するものだとは思いますが、ここまで良い意味での明らかな違いを体感できたのは非常に面白かったです。
また巡航時に、パワーは普段と変わっていないのにも関わらず速度が+2~3km/h速くなっていたときは「やっぱホイール一つでここまで自転車は変わるんだなぁ」と舌を巻きました。

dhバー:PROFILE DESIGN AIR STRIKE Ⅱ

ボトルケージ:GIANT Propel Aero Bottle Cage

MY23-PROPEL-AERO-DOWN-TUBE-BOTTLE-CAGE@490000160

果たしてボトル周辺のエアロ化は本当に効果があるのか、といった感じですが求めているのはそこじゃないと僕は言いたいのです(笑)フレームからボトルケージまでが滑らかに繋がっていたらそれだけで美しいとは感じませんか?それを実現してくれるのがなんとプロペル専用のこのボトルケージです。GIANTのプロペルにシンデレラフィットするように設計されたものですが、だいたいどんなエアロフレームにも合うことで大人気です。ORCA AEROも例外ではなく、綺麗にフレーム形状に沿った取り付けができました。

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横から見ても本来生まれてしまうはずだったボトルとフレームの”スキマ”が埋まっていて綺麗ですね!
実はORCA AEROには↓のような純正のエアロボトルがあるのですが、僕にはとてもレース中に飲めそうにない形状をしていたので、このレースの直前にスタッフツダにオススメされたこのボトルケージと通常の丸ボトルに変更しました。

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トランジエリアに入る際、「325来たよ」という不穏な報告が聞こえました。(僕のレースナンバーが325でした)
まだアンクルバンドが外れていたことに気づいてなかった僕は、ウェットの脱ぎ方汚くてペナ取られたのか?と想像しましたが、ラックの近くにいた方にアンクルバンドが外れていてDNFになった旨を伝えられました。そしてこのまま辞めるか走りにいくか決めるよう言われました。
完走ができない、つまりどう頑張ろうと今回はインカレには行けないことが確定した今、わざわざ苦しみながら走る意味はないのでは?と正直なところ思いましたね。ですが、2分くらい考えて走りに行くことに決めました。

ランパート 42:52(4:36/km)

歩いてトランジを後にして、絶望とだけでは言い表せない複雑な感情の中スタートしたランパート。それとは対照的に沿道にはたくさんの明るい声援がありました。この声を力にしてインカレの枠争いをすることをどれだけ楽しみにしていたことでしょうか。ただそれを意識してしまったら走るのを止めてしまいそうな気がして、レース中はなるべく視界に入らないように地面を見つめながら走っていました。応援してくれた方々には悪いことをしたなぁという気持ちでいっぱいです。
ランの様子としては、坂が連続している中淡々と前に進み続けられて良かったと思います。

以上、各パートの様子でした。

最後にトライアスロンをはじめ様々なスポーツに挑戦されている方にぜひお勧めしたい商品を一つ!

EARTH BLUE ( アースブルー )  皮膚保護クリーム プロテクトJ1

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45ml:¥1,540(税込) 90ml:¥2,420(税込)

スポーツで発生する皮膚への摩擦を軽減し、すりむけを防止してくれる保護クリームです!紹介ブログはこちら↓

今回のレースでもウェットスーツを着る前やT1で使用しました。とにかく擦れを防ぐことに優れているので、安心してレースに集中することができました!
集中したい時にそれを邪魔する要因を減らすことで得られる恩恵は、1つだけでもかなり大きいのではないかと思います。今後もずっと使い続けていくつもりです、このブログを読んでくださっているあなたもぜひお試しあれ!

最後に

今回は悔しい気持ちの残るレースでしたが、パフォーマンスはそれなりに満足いくものだったと思います。準備して何かに臨むことの大切さや効果を改めて認識することができて、DNFという結果でしたが決してムダなものではなかったと思います。
今後も色々なレースに出てその様子をお届けできればと思っておりますので、楽しみに待っていただければと思っております。

以上、柳澤のレースレポートでした。それではまた次回のブログでお会いしましょう。