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2016/07/19 19:53
前回LottoNLJumboはOLTRE大好きと書きましたが、実は新モデルだったようです。
OLTRE XR4
外観はXR2を踏襲していますがビアンキ独自の技術であるカウンターヴェイルを採用しています。
細かい仕様は後日発表のようですが、基本の形は同じなので見間違えたということでお許しください。
ちなみにカウンターヴェイルを採用したMTBも出すようです。
今週のLottoNLJumboチームまとめ
以下ネタバレ等あり。
第10ステージ
休息日後のステージはスタート直後の1200m上るヒルクライムからの下り基調アップダウンコース。日本ではワンイベントになるような上りがあってもコース設定は「丘」。
総合は動かさなそうなコースだが完全なスプリンター向きでもないLottoNLJumboは動きなしか。
スタート直後の上りでのアタック合戦の結果大きな逃げが出来上がりそのまま逃げの中での争いでいくつか分裂したのち少人数でのゴールスプリントで決着。逃げた全員が逃げ切った結果、メイン集団は一段で争うわずゴール。LottoNLJumboは道中も動いてないようなのでアシストも含め足を温存出来たもよう?総合・新人賞とも動かず。
第11ステージ
平坦ステージでスプリントになる予想。平坦といっても実際走ると脚にきそうな細かいアップダウン、彼らにはまさに平坦にしか感じないのだろうが。
スプリント予想なのでディラン・フルーネヴェーヘンのお仕事です。
コース設定(ロータリーや速度規制の段差)や風の強さがあってか落車が多発。LottoNLJumboのエース、ウィルコ・ケルデルマンやジョージ・ベネットも巻き込まれるが無事復帰。レースは終盤に集団ひとまとまりでスプリントになるかと思いきやマイヨヴェールとマイヨジョーヌのアタックでそれぞれアシスト一人ひっつれて逃げ切る形に。6秒後ろの集団のスプリントでディラン・フルーネヴェーヘンが集団10位の13位でゴール。
第12ステージ
山岳ステージ、超級での頂上ゴールです。有名なモンヴァントゥーを上るコースだが暴風で頂上までいかずに中腹でゴールに変更。
頂上ゴールなら総合が大きく動くが中腹までだと逃げ切りもあり得て総合勢が動かない可能性も。動いても上りの距離が短く大きな差にはならない?今日はフランス勢が頑張る日。
序盤に出来た逃げは総合に危険な選手がいないため容認される。LottoNLJumboはベルチャン・リンデマンとセプ・バンマルクを乗せることに成功する。この2人優勝争いからは遅れるものの逃げ切り6位と8位でフィニッシュしている。逆にエースのウィルコ・ケルデルマンはブレーキでモンバントゥーでの総合争い勃発時にはすでに遅れていた模様。ティモ・ローセンにアシストされて先頭から25分25秒遅れの109位でゴール。上位陣でゴール前波乱がありましたが総合成績は修正される。その結果ウィルコ・ケルデルマンは総合25位・26分14秒遅れで新人賞共々ほぼアウトです。今後はチームとしてステージ優勝狙いでしょうか。
第13ステージ
個人タイムトライアル(ITT)ステージ。上りが2か所含まれる難しい37.5kmのコースが強い風でより難易度が上がる。
今回LottoNLJumboはTTチャンピオンは来てない(チーム内にはナショナルTTチャンピオンがいる)ので上位は狙えないか。
チーム内トップは4分43秒遅れのセプ・バンマルクで41位。次いで4分57秒遅れのウィルコ・ケルデルマンで45位。なんとかまとめた感じのウィルコ・ケルデルマンは総合はともかく新人賞では前日の大きな遅れがなければまだ挽回できる位置に入れたかもしれないが。。。。。たらればはないですから仕方ないですね。
第14ステージ
平坦ステージ、残るスプリンター向けはここ含め3ステージのみ。ここもゴール前は平坦とはいえ道中は結構アップダウンあります。
ディラン・フルーネヴェーヘンさんに頑張ってもらいましょう。スプリント自体10位以内を確保しているのでもう少し上を見たいところ。
ニースの事件を受けしばらく追悼モードで走行後4名の逃げが出来、それを追走して最後は定番通り吸収⇒列車対決⇒エーススプリンター対決の流れ。LottoNLJumboもラスト数キロから列車を組んでクイックステップやカチューシャに対抗する。2kmきっていったん崩れるもラスト1kmで立て直しメインのラインとは逆からアシスト2人使って前方へ残り600でアシスト一人切り離しすがラストアシストがちょっと足が足りず残り500ほどでディラン・フルーネヴェーヘン一人になる。何とかほかの選手使ってスプリント準備するもゆるい右へのカーブでラインをつぶされそのまま流れでゴール。11位でした。ゴールラインあたりでガックシ頭を下げて悔しそうでしたので脚はまだあったのでしょう。でもこれもスプリント、脚力と位置取り半々くらい必要です。ウィルコ・ケルデルマンはラスト2kmで集団から千切れて19秒差がつく、大丈夫でしょうか?
第15ステージ
獲得標高4000m越えの山岳ステージ。超級含む級のついた峠だけで6個、それ以外入れると10個くらい山?峠?を超えるコース。でもゴールは下りきってから。
LottoNLJumboはだれかを逃げに乗せてステージ優勝狙いでしょう。
序盤に30名の大きな逃げができLottoNLJumboもメンバー送るもほとんどの逃げメンバー同様吸収される。メイン集団ではウィルコ・ケルデルマンに変わってジョーシ・ベネットが食らいつくが総合勢のアタック合戦が始まるころには千切れてしまう。先頭から12分4秒遅れの40位でジョーシ・ベネットがゴール。ウィルコ・ケルデルマンは21分3秒遅れの71位、チーム内総合はまだトップ。
第16ステージ
平坦ステージ、ただしゴール手前に石畳の上りが入りラスト一キロまで上ってからの平坦スプリント。
上り切れればディラン・フルーネヴェーヘン、ダメなら発射台でありクラシックに強いセプ・バンマルク?
クイックステップの2人逃げを追いかけてティモ・ローセン含む追走するも捕まえられずメイン集団に吸収される。クイックステップデュオも吸収され石畳の上りへ進入、ラスト2kmを切ってセプ・バンマルクがアタックするも吸収される。スプリントが開始されセプ・バンマルクがクリストフの後ろにつけてスプリントするも伸びず7位でゴール。タイム差なしが33位までで、ちゃっかりウィルコ・ケルデルマン21位で総合上位陣と一緒にフィニッシュしています。ここのところの低迷はバットデイとかだったのでしょうか?
2回目の休息日挟んでいよいよラストウィーク。フルーム&スカイが盤石な気もしますが何が起きるかわからないのがグランツール。最後まで目が離せません。
LottoNLJumboももうひと頑張りしてほしいところです。