【フレーム】PINARELLOの王子様は王様並みのハイパフォーマンスバイク【PRINCE】
by: 宮野 英樹

PINARELLO王子は王様並みのハイパフォーマンスバイク【PRINCE】

常に革新的なテクノロジーを開発し続けトレンドを作る【PINARELLO】

そんなPINARELLOの伝統的名車の名前に使われるのが「PRINCE」。

ハイエンドモデル（メーカー曰くF8やF10はスーパーハイエンドで別格モデル）でありその中身は前トップモデルのDOGMA65.1の金型そのままにカーボングレードをTORAYCA 60HM3Kに変更したもの。

歴史と共に歩んできた「PRINCE」はハイエンドモデル「DOGMA F8」や「DOGNA F10」の陰に隠れがちですが、PINARELLOらしいデザイン性と性能を持ちあわせたバイクです。

上下異径ヘッドベアリングを採用したヘッドチューブは安定感のあるハンドル操作を確保し、下り時においても抜群のコーナリング性能を誇ります。

ヘッドチューブ下部の凹凸部は、空気の流れをコントロールすることで空気抵抗の負担減少を担っています。

PINARELLOといえばコレと想像する人も多いでしょう。

象徴的な独特の波形状を持つ【ONDA2フォーク】は、剛性と快適性のバランスを融合させています。

またその形状がラグジュアリー感を醸し出し所有欲も満足させるものにしています。

ダウンチューブやトップチューブに見られる左右非対称構造はフレームの左右で負荷を適正化している【ASYMMETRICテクノロジー】。

またそれぞれ湾曲した形状で、剛性を確保しながらも振動吸収性の向上も併せ持っています。

エレガントさをうかがわせるONDA形状はシートステイにも採用され、パワフルなフレームの中で快適性に寄与しています。

シートステイ、チェーンステイも左右非対称が顕著に見れる箇所で、特にパワーのかかるドライブ側がボリューム感のある造りになっています。

フレーム全体がうねる形状のなかでストレートで目立つシートチューブは、翼型形状を採用してエアロ効果を高めています。 

シートポストもそれに合わせ専用形状のものを使用。

PINARELLOの選択はねじ切りBB。フレーム製造において手間とコストがかかるが信頼性の高さで問題が出にくい安定の企画です。

かたくなにITALIANのねじ切りBBを選ぶ当たりにもPINARELLOらしさが見受けられます。

■2017 PINARELLO / PRINCEフレームセット

サイズ：51.5　

販売価格：￥336,300+税

※現金時にクーポン15％：￥50,445　クレジット時に10％：￥33,630が付与致します。