フランスのステージレースで2勝をマーク!DirectEnrgieが使うBH【ULTRA LIGHT EVO】
by: 村松 太陽

bh evo 9

 

フランスのステージレースで2勝をマーク!

DirectEnrgieが使うBH【ULTRA LIGHT EVO】

 


ようやく出来ました!そしてシーズン3分の1終わっちゃいました。

(過去記事はこちら

 

コンセプトは軽量オールラウンドバイク。「上りで強さを発揮するけど平地巡行やスプリントもこなしちゃうよ」系です。

 

BHを使うDirectEnrgieチームはなかな好調のようでプロツアーチームが出るレースでもちょこちょこ上位入ってきてますし、その下のレースでは優勝の回数を増やしています。

 

選手はコースや好みに合わせてG7・G6・UltraLightEvoを使い分けているようです。

なかなか興味深いのは平坦コースでもUltraLightEvoを使っていたりするところで、ダンケルク4日間レース(今年は6日間)でも最終日の平坦ステージでアドリアン・プティ選手がUltraLightEvoで優勝をかざっています。

チームの好調にあやかりたいところです。

しかしフレームの性能を引き出すどころか脚を引っ張りそうな状態なので宝の持ち腐れですが実業団レース頑張っていきたいと思います。

 

ではバイク紹介を。

 


 

bh evo 8

 

高速域からの更なる加速が可能なBHのジオメトリーはシートチューブがやや寝気味になっていることに秘密がある。

カーボン剛性のみあげると通常に剛性過多で足に来るフレームになる。またレース後半足に来ているときには剛性による加速はなかなかに難しい。

BHは高速域の加速がゴリゴリ踏む感じがなくパワーを上げるとスーッと上がっていく。もがいているときに楽しくなるバイクは始めてである。


 

bh evo 6

 

ハンドル周りはOnebyESU。ハンドルはJ-FIT CARBONショートリーチショートドロップで下ハン時もブレーキが近くなる作りは小柄な方や手が小さめの方にオススメである。

バーテープはZEVLINというメーカーに依頼したオリジナルデザイン。

ZEVLINは10本からオリジナルのバーテープが作れます。チームや仲間内で作ってみるのも面白いかと思います。

詳細はこちら


  

bh evo 4

 

bh evo 1

 

コンポーネントは発売当時から気にしていたSRAM E-TAPを付けちゃいました。。無線式で配線等の面倒はないですし断線などの心配もありません。

唯一の心配は私の財布の中身です!!

 

使い勝手は思ったより違和感なく使用できています。

右スイッチでシフトアップ(重く)、左スイッチでシフトダウン(軽く)、両方一遍に押してフロント変速です。

フロントは今のところあまり使う機会がないのでまだわかりませんがリアは全然問題ないですね。


 

bh evo 2

 

ROTORは初期のアギリスクランクからつかっていてこれもフレーム乗せ換えしながら長く使っています。

Q-ringの52-36仕様でコンパクトではアウターが小さすぎる、ノーマルではインナーが大きすぎるという事とPCD変えずにある程度歯数変更が可能なため選びました。

 

また楕円チェーンリングはペダリング効率を上げるのによく、特にペダリングが汚くて(パイオニア・ペダリングモニターで必ず踏み送れる)かつなかなか修正できない私にはチェーンリング側で矯正してもらえるのは助かります。

 

見えないところのこだわりでBBはWISHBONEのセラミックBBを採用。フレーム精度に関係なく平行を出せてベアリングに負荷をかけないので回転がスムーズです。


 

bh evo 7

 

諸事情により前回より使用変更。

軽量アルミシートポストであるUSEのALIENに軽量で独特の座り心地のTIOGA・SPYDERサドルを着けています。


  

bh evo 3

 

ボトルゲージは軽さと使い勝手を考えてELITEのCANNIVALのカーボンモデル。

CANNIVALは横が大きく開いていてフレームサイズや形状で上に出しづらい場合に使いやすくなります。


 

bh evo

 

【この仕様でUCIルールぴったしの6.8㎏】

 

サイコン台座とかつけたら計測誤差等も踏まえて重量規定の心配はないでしょう。

ホイールを超軽量なの入れたりしたら、ヒルクライムバイクにも慣れれますね。

 

ちなみに使用しているホイールは実業団レースで使ってる【MAVIC KSYRIUM SL】のベアリングをセラミック化したものです。

重量・剛性・エアロのバランスがよく非常に丈夫で長く使えています。

 

タイヤはIRCのASPITE PROをお試し中。ASPITE PRO WETの感触が良かったのでより転がり抵抗の低いこちらも試しています。


 

■簡易インプレ*レース強度では走ってないですが簡単に。

 

 

ゼロ発進は重量の軽さもあって非常に軽くむしろギアの選択次第では不安定になるくらい。いつもより少し重めのギアでの方が(私の漕ぎ方や体重では)安定しそうです。

 

文中にも書きましたが高速巡航からの加速は気持ちよく進みます。その気持ちよさを加速させるだけの脚がないのが悲しいところです。

 

ハイエンドレースバイクなので振動吸収性能については最近のエンデュランスバイクにはすこし落ちますがレースバイクとしては十分。

 

剛性感は文句なし。BB周りはウィップ感ではなく直接的な剛性感覚です。軽量バイクなのでもがく場合、軽さで跳ねや振られるのに少し慣れや漕ぎ方の調整が必要かもしれません。

 

本格的な上りはまだ試していませんがちょっとした上りでは軽くて苦手な上りでも楽しいです。シッティングでもダンシングでも小気味よく進んでくれます。ダンシングじはもがくとき同様軽さからくるふらつき感をうまく調整する必要がありそうです。

 


 

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施設案内

 

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