【ロード女子ෆ放浪記~箱ヒル出張編~】フィジカルvs機材力の戦いについに決着が!?ミドル帯のロードに乗り換えたらどうなるの!?
by: 森山

どうも!元気もりもり新人モリヤマです!💪🔥

⚠️先にお伝えします。⚠️
今回の記事は体力筋力なしタイプ(学生時代のシャトルランは奇跡の20回)の人の話なので個人差があります。
私もグラベルからロードに乗り換える時に疑問に感じていた部分なので、少しでも参考になれば幸いです。

というわけで、人生で2回目の箱ヒルに参加してきました。
分かりやすく箱ヒルとしましたが私が参加したのはキャラクターヒルクライム。
恒例(?)のコスプレをして走ってきました。

そして今回、ポテンシャル低めな人間の場合「トレーニングを頑張る」「機材に力をいれる」どちらが速く楽に走れるかを検証してみました。
否、違いがすごすぎて検証することになってしまいました……。

検証の地となった箱根ヒルクライムとは?

距離 13.4km
平均勾配 7.2%

10Km地点までは登りっぱなしとなる鬼のようなコースです。
スタート地点から見えるそびえ立つ壁と、下山時に降りがちな雨が特徴です。
ちなみにヒルクライムデビューでここを登るといろんな人に驚かれるのでおすすめです。
私の思い出の初ヒルクライムが昨年の箱ヒルなのです…。

余談はさておき、早速検証をスタートさせましょう。

比べてみた車体は?

昨年の車体は噂のロードバイク風グラベルのBIANCHIのNIRONE ALL ROADです。
アルミのエントリーグラベルです。
グラベルといってもロードバイク寄りではありますが、少しアップライトな姿勢になるのとジオメトリーはやはりグラベルです。

一方、今回の自転車はDEROSAの838に少し前のMAVICのKSYRIUMを履いています。
DEROSAの中ではボトムの価格帯の車体ですが、カーボン素材で105Di2です。 

昨年、行っていたトレーニングの内容とは

最初はSSTでFTPの底上げを行い、その後はRattlesnakeをメインに、たまにLSD、時間がない時にはタバタ式……などなどでした。
FTPの底上げをした後は基本的にトレーニングの配分がPolarizedになることを意識したメニューにしています。
独学ではあったものの、FTPはかなり上がっていました。かなり。

2時間ちょいぶっ通しでSSTしてたりしてましたね……。

え、今回はトレーニングしたの……?

してません

言い訳をすると忙しくてなかなか時間が取れませんでした。悲しい。
1回か2回、LSDベースでトレーニングしました……。
あとは3回ほど1Kmくらいのランニングをへとへとになりながら……。

Zwiftを久しぶりに契約して、前と同じFTP設定でワークアウトをしてみたところですね、自分を過信しすぎていたのかとてもきつかったです。
ワークアウトの内容としては初級中の初級でした…。

このことからFTPもかなり落ちているはずと思われます。

結果

そのような感じでフィジカルはほぼナシの状態でしたが、機材に力をいれたらタイムが伸びました!!!
(正確なタイムが発表されていないので何分縮まったかは後日追記します)

昨年はフィジカル的には今年と比べてとてもよかったはず。
ただ、やはり走るのはきつかったのだなぁと数字を持って知ることとなりました。

グラベルでもロードバイクに近い車体であればちゃんとスピードを保ちながら走ることはもちろん出来ます。
昨年の箱ヒルでしっかり完走できたことを考えてもレースでもしっかり走れます。

グラベル好きなので、グラベルでもロードに負けないくらい速度出せるぜイェイってしたいと思っていたところもあるんです。
しかし、やっぱり楽にタイムを出したいならロードバイクの方が向いていそうです。
グラベルバイクはスピード特化ではないけれど+@の遊びができるイメージを持ってもらうのがいいのかなといったところです。

何が決め手になったの?(ただの分析大好き人間の考察です)

①ジオメトリーなどなど

前傾姿勢をきつめに6cm前傾させています。
それと838に関しては高めの重心に感じるのでそこが大きいかもしれないです。(公式に数字が出ているわけではないのですが私の体感と他の方のインプレといった感じです。ご参考までに。)

②車体の軽さ

838はフレームだけで約900gとかなり軽めの作りです。
クラシックな見た目なのに軽いというギャップ萌え車体なのです。

押して歩く推し活に役立ちました。
…というのは半分本当な冗談ですが、ヒルクライムにおいては重量は少なからず大切になってくるので助かりました。

③Di2

これに関してはDi2を舐めていました。
個人的にはコンポは予算で選んでも問題ない派です。
ですが、貧脚のヒルクライムには意外と大切だったのです……。

短いヒルクライムであれば機械式でも問題ないのですが、距離が長かったり勾配の差があるようなシーンでDi2が役に立ちました。
特にヒルクライムレースとなると足切りがあるので(目指せ、完走)スピードを出せる勾配やダウンヒルや平坦で頑張らねばなりません。
機械式の時はギアを変えるにも時間がかかったりタイミングが悪いと変更できずにバランスを崩すこともありました。
Di2だと軽くボタンを押せばほいほい変わってくれるのでバランスを崩すこともなし。
さらにサイコンとの合わせ技でギア比もリアルタイムで見ることができるので強弱がつけやすかったです。

④サイコン

現在の時間と時速を主に確認していました。
足切りが3時間なのでそこに至るまでに残りの距離は何Kmか、どのくらいのペースでいけば完走できるかを常に計算して走りました。

ちなみに森山はBryton Rider460のアンバサダーです。
店頭に実機はありませんが是非ご相談しにきてください🙌

上記の4つの要因がタイムを縮める要因となったのかなと感じています。
ちなみに、838とKSYRIUMで完走できることが判明したので来年は秘密兵器のビッグプーリーをインストールする予定です🤣🔥

今年は昨年より本当にゴールまでの体感が短かくて楽しかったなぁ…

結論、フィジカルvs機材どちらが勝つか

私の場合は「機材」でした!
フィジカルが弱くて限界を感じている方は機材にお金をかけてみるとよいかもしれません。

お金を…とはいえ、私は車体が50万円とホイール10万円程なのでハイエンドほどかけなくても楽さは意外と手に入ります。
ハイエンド購入できるならそれが一番楽でタイムも伸びるのでしょうけども、、、

現在クロスバイクやグラベルをお持ちの方であれば、それこそロードバイクにするだけでも変わってくるかもしれません♪

今回の使用機材

フレーム重量がまさかの1Kg切ってしまう838。
先日、店頭に置いてあった838がお嫁にいって寂しいような嬉しいような気持ちでいます。
森山とお揃いの838がまだ少し在庫ありそうなので是非ご相談に来てください!

MAVICはスペックよくコスパよくなので森山としてはかなりおすすめです。

 

 

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