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【船橋Tech】スポーツバイクの異音どこから鳴ってる?原因と判断方法をやさしく解説
by: 久保田 啓介

 

こんにちは今回は『異音』第二弾!

ロードバイクやクロスバイクに乗っていて、

「ギシギシ」「カチカチ」「キュルキュル」などの音が聞こえたことはありませんか?

最初は気のせいかと思っても、だんだんと音が大きくなってくると気になりますよね。

異音は、愛車が不調を知らせる大切なサインです。

今回は、異音の発生源を見つけるための基本的なチェックポイントと、よくある原因と対策をまとめました。

異音チェックのコツは「場所」と「タイミング」

異音を特定するために大事なのは、次の2つの視点です。

1.音が出る「場所」に注目する

まずは、自転車のどこから音がしているのかを観察します。

部位

よくある原因

クランク・BB周辺

緩み、グリス切れ、BBの摩耗

ホイール・ハブ

スポークの緩み、ハブのガタ

ハンドル・ヘッド

ボルトのゆるみ、ヘッドパーツの摩耗

サドル・シートポスト

シートポストのきしみ、サドルのズレ

チェーン・スプロケット    

潤滑不足、摩耗、変速機の調整不良

2.音が鳴る「タイミング」をメモする

音が出るタイミングを覚えておくことで、原因がぐっと絞り込みやすくなります。

音が鳴る場面

考えられる原因

ペダルを踏んだとき

クランクやペダルの緩み、BBの不具合

ハンドルを切ったとき   

ヘッドの緩み、ステムのズレ

段差を越えたとき

フレームやホイールのゆるみ

一定の間隔で音が鳴る  

チェーンやホイールの問題

よくある異音とその対策

ここでは、特に多いケースを3つご紹介します。

■ クランクまわり「ギシギシ音」

• 原因:BBのゆるみやグリス不足、クランクの締め付け不良

• 対策:クランクを外して再グリスアップ。規定トルクで締め直す。

■ ホイール「カチカチ音」

• 原因:スポークテンションのばらつき、ハブのガタつき

• 対策:スポークの張りをチェック。必要なら振れ取り・ハブ調整。

■ サドルまわり「ミシミシ音」

• 原因:シートポストの乾き、サドルレールの擦れ

• 対策:シートポストにグリスを塗布。サドルの固定を再チェック。

自分で直せないときはショップへ

異音の中には、見た目ではわからない内部パーツの摩耗やトラブルが原因になっている場合もあります。

「場所が特定できない」「分解に不安がある」という方は、無理せずショップでの点検をおすすめします。

経験豊富なメカニックなら、短時間で原因を突き止めてくれることも・・・。

異音は愛車からの「メンテナンスしてね!」というサイン

異音は、放っておくとパーツの破損や走行中のトラブルにつながることもあります。

気になる音がしたら、早めにチェックしてあげることで、安全で快適なライドを長く楽しむことができます。

まとめ

• 異音は「どこから」「いつ鳴るか」を意識してチェック

• よくある原因は、緩み・摩耗・グリス不足

• わからないときは無理せずプロに相談しよう

音に耳をすませることも、スポーツバイクと長く付き合うための大切なメンテナンスです。

快適なライドのためにも、異音には早めに対応していきましょう!

 

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