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2025/11/17 16:14

目次
ここ数年で、ロードバイクのタイヤ事情は大きく変わりました。
23c・25c中心の時代は終わり、現在は28cを基準としたワイドタイヤが主流です。
ワイド化によって快適性だけでなく、転がり抵抗・グリップ性能も向上し、寿命の基準も少し変わりつつあります。
この記事では、最新のタイヤ交換時期をまとめます。
現在の主流タイヤ幅
・ロードバイク:28cが基準、30~32cも一般化
・エンデュランス系・グラベル寄りロード:32〜35c
・クロスバイク:35c〜38cが標準
ワイドタイヤ化によって
接地面が広く、空気量が増えた分“寿命がやや長くなる傾向”も見られます。
ロードバイク(28c〜32c)
・3,000〜5,000km
従来よりやや長寿命。レース用は短め、耐パンクモデルは長め。
クロスバイク(35c〜38c)
・4,000〜7,000km
通勤・街乗り中心のため路面状況により差が出やすい。
エンデュランスロード・オールロード(30c〜35c)
・4,000〜6,000km
路面を選ばない設計のため、摩耗は緩やか。
ワイドタイヤでも、以下の症状が出れば交換時期です。
ワイドタイヤは“すり減りが均一に見えにくい”ため、
触って凹凸を確認するのがおすすめ。
最近のハイエンドタイヤは
・小さな穴
・くぼみ
で摩耗具合を可視化してくれる。
穴が消えた時点で交換。
ワイドタイヤでもサイド劣化はバーストの原因に直結。
トレッドが薄くなっている状態でのカットは要注意。
最新タイヤでも“パンク頻度の増加”は寿命のサイン。
・後輪→駆動がかかるため一番早く摩耗する
・一般的には
後輪先行→次に前輪
という交換サイクルが多い。
28c以上の幅が主流となり
・適正空気圧は以前より低め(5〜6気圧台)
・過加圧は寿命を縮める & 乗り味悪化
・パンクリスクが減る
・タイヤ自体の寿命も長くなりがち
・定期的なシーラント交換が必要
屋外保管は劣化が一気に進むため
カバー、室内保管がおすすめ。
安全性と乗り心地を守るためにも、
定期チェックと早めの交換がスポーツバイクには欠かせません。