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【スタッフ試乗会】当店取扱い前から気になっていた”GIANT TCR Advanced SL 1”乗ってきました!
by: 下山田航太

軽くてカッコいい!今年もスタッフ試乗会行ってきました!

船橋店”GIANT”取扱い始まりました!

11月21日に社内研修ということでスタッフ向け試乗会に行ってきました。スタッフのために朝早くから設営を行っていただいた取引先の皆様ありがとうございました!

今年試乗させていただいたのは全部で11台。その中でも個人的にオススメしたい自転車を3車種ご紹介いたします。第一弾はつい先日当店でも取扱いが始まった台湾ブランド”GIANT”から軽量オールラウンドモデルとして位置づけされている”GIANT TCR Advanced SL 1”を商品紹介とあわせてインプレッションをご紹介いたします。

1972年に創業した世界最大級の自転車メーカー。創業当初はOEM生産を中心に技術力を磨き、1980年代以降は自社ブランドとして本格展開。高品質かつコストパフォーマンスに優れたバイクづくりで瞬く間に人気メーカーの仲間入りを果たし、現在ではプロツアーでも活躍するトップブランドとなっています。

これからご紹介する”GIANT TCR Advanced SL 1”はハイエンドモデルに位置するAdvanced SL-Gradeのカーボン素材をフレームに採用したTheレース機材です。ミドルレンジにはカーボン素材をより万人受けするAdvanced-gradeを採用した”GIANT TCR Advanced PRO”や”GIANT TCR Advanced”があります。

各モデルによって搭載されるパーツが異なりますので気になる方はGIANTホームページからご確認ください。

軽量オールラウンドモデルとしてのフレーム設計

Advanced SL-Gradeのカーボン素材を採用された本モデルは自社工場で設計、成型を施すことで品質管理を徹底。ハイエンドモデルなので当たり前と言えば当たり前ですが、コストのかかる自社工場生産をこの価格で世に生み出せるのは数少ないためコスパ重視で選ぶ方は候補に入ると思います。

写真では分かりにくいですが、私の知っている頃のTCRに比べてエアロを取り入れているためパッと見では頭が追い付かず、これは何のモデルだ?と頭に?が浮かんでしまうほど。
最新技術を用いて設計されたフレームは「ただ、軽量だけではなく空力性能」も意識したフレーム形状となっています。

反応性を左右するフロントフォーク

ストレートフォークを採用することでコーナー立ち上がりの反応性を向上。

ちなみにPROグレードについてはフロントフォークに本モデルと同じカーボン素材(Advanced SL-Grade)を採用しています。

個人的に好きなフレームデザイン

昨今多くのメーカーがドロップシートステーを採用していますが、本モデルはトップチューブに近いところからシートステーを配置しています。
ドロップシートステーよりもシートチューブの振動吸収性の向上を狙っているのか、こういった形状になっていますが、個人的にはこの形状の美しさに惹かれてしまい、後に紹介しますが外観をはじめ走行性能を含めて今の私の乗り方にも乗りやすいバイクだなと感じました。

インテグラルシートポスト(ISP)を採用

他社ではあまり見ることの少なくなったインテグラルシートポストはサドル高の自由度は減ってしまいますが、快適性、軽量化、空力性能の向上を実現しています。
ちなみにインテグラルシートポストを採用しているのはSLグレードのみとなります。

ドライブトレインは「SHIMANO ULTEGRA Di2」

従来よりも速く正確に変速スピードが向上したことによりトルクがかかっている時の変速もスムーズに行うことができるほどに進化しました。
今までジャンクションAがハンドルやステム等に取り付けされていましたが新型ではリアディレイラーに集約され作業時の負担を減らすことに成功しました。

その他パーツアッセンブル

 

ホイールはGiant SLR 0 40mmハイトを搭載。1,300g台の軽量カーボンホイール。スポークもカーボン素材。

ハンドル・ステムはカーボン素材を採用した自社製品「Giant Contact SLRシリーズ」を採用。

サイクルコンピューターマウントは下側ハンドルクランプボルトを使用して固定するタイプ。

販売価格

■GIANT TCR Advanced SL 1

サイズ:XS/S/M/L (適応身長目安:160cm~185cm)

販売価格:¥1,045,000(税込)

商品紹介はここまでにして簡単なインプレッションを。

試乗コースに入り進みだした瞬間に感じる軽量バイク特有の漕ぎだしの軽さがあり、ヒルクライムシーンをはじめ様々な走行シーンでアドバンテージを得られます。
巡行については試乗コースの設定上、そこまで速度を出すことはできないためおおよその判断となってしまいますが軽量バイクのカテゴリーの中では空力も取り入れたバイクだと思います。

個人的に一番驚いたのはシートチューブが思っていたよりしならず、加速性、巡行に影響を与えにくいフレーム剛性になっていること。剛性が高いかどうかは今の私の脚力では専門外なので他のスタッフに任せるとして、個人的には剛性の硬さに達する前に気持ちよく踏み込めるバイクと感じました。インテグラルシートポストの恩恵もあり優れた快適性も得られたのでカフェライドで100kmぐらいを走ることの多い私にも合ってるフレームだと思います。150km~200kmのライドならミドルレンジの方(”GIANT TCR Advanced PRO”)が足を残しつつ走れるかも。

機会があれば長距離ライドをして「バカ正直インプレ」にてしっかりとインプレッションをしたいな~と思ったり。

最後になりますが、今回ご協力いただきました取引先の皆様ありがとうございました。第2弾は12/22に公開予定です!

 

施設案内

 

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