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2015/12/08 16:50
船橋店のロードコーナーのGケースに効果的で高価な小物が並んでいますが、そこにお仲間が入荷です。
船橋店としては初メーカーとなる「TRIPEAK」。ベアリングがらみのメーカーさんで主にBBやプーリー、国内展開は不明ですがハブベアリングなどを作っています。
今回入荷したのは、色も鮮やかなプーリー。
○TRIPEAK Ceramic bearings PULLEY ¥12,000+税 (Shimano Road11speed専用設計)
カラーはブラック・レッド・イエロー・ホワイト・ブルー・グリーンの6色展開、今回はホワイトとグリーンの入荷です。
なかなか高いですね。色だけならこんな高価なプーリーは要らないわけで。
セラミックベアリング採用というのも別段珍しくもないですね。
こやつの肝は樹脂素材採用と上下別形状!の2点。
上側。
下側。
並べると歯先の形状が違うのが分かります。
利点の一つ目、樹脂素材。金属同士の接触は抵抗が増えるそうです。チェーンと歯が噛み合う回数は途方もなく多く、今流行のビックプーリーはその辺を減らせるので回転が軽くなります。
また各メーカー純正が樹脂製ということはそれだけが理由でないにしろ樹脂のほうが利点が多いという裏付けでしょう。ほとんどのサードパーティ製プーリーは金属製ですね。
利点の2つ目、上下別形状。こちらも各メーカー上下指定のプーリー使っていることからもそれぞれの役割があるわけでして、同じでも問題はありませんが専用のほうがより効果てきになりますね。
アッパーがガイドプーリー、ローワーがテンションプーリーと呼ばれることから、アッパーは変速補助、ローワーはチェーンテンション補助と簡単に言ってしまうとそういう仕事をしています。
シマノの変速性能はアッパープーリーの遊びにあります。これによりシフトアップ・ダウンともに対応できるプーリーになっています。遊びのないプーリーも多いですが、トライピークは若干遊びがあるつくりになっています。シマノほどではないですが。
おまけ程度に回転性能について。
息を吹きかけるだけで回りますとカタログにありますが、実際は・・・・・・回ります。結構な勢いで。
手で回せば相当な低抵抗なのが分かります。気になる方はスタッフまでお申し付けください。まわして実感してみてください。
色がとても綺麗なので性能と見た目と両方納得できるのではないでしょうか。