日本最大級のスポーツサイクル専門店!サイクルライフサポート!
2022/07/19 20:35
各地で気温35℃越えが記録される中、当店スタッフ髙橋・鈴木と共に山岳ライドを決行しました!
鈴木と私は『道の駅たばやま』スタートです。丹波山は奥多摩のさらに奥にある山中で、ここに来るまでにもかなり登らなければならず体力面を考慮し我々はカットしましたが、スタッフ髙橋は『え?走って行かないんですか??』と言い、当然のように自走で丹波山まで来ていました…。体力お化けです。
ちなみにこの日は奥多摩から丹波山まで真っすぐ行ける道が落石で通行止めで、ぐるっと迂回して小菅から『今川峠』というほぼ斜度10%越えという鬼の様な登りを超えなければいけない状況でした。今川峠では野生の猪に遭遇しました。猪ってデカいんですね~。
丹波山で合流してから1時間ちょっと登り、最初の通過地点『柳沢峠』に到着。晴れていると富士山が良く見える景色の良い場所で、既に標高1,472mもあります。
ここから塩山まで16km一気に下ります。
下り始めてすぐにこの日一番の絶景ポイント!
山並みからも標高の高さが伝わるでしょうか?
柳沢峠の塩山側は、いくつものループ橋やループトンネルを駆使してものすごい高低差をクリアしていきます。急こう配区間だとつづら折れになっているところはよくありますが、柳沢峠のこっち側は新しくなっていてとても走りやすいです!その構造を見ているだけでも楽しいですし、走っていてもスピードに乗ったままクリアできるので爽快です!
塩山まで下った後、コンビニでしっかりと補給してから大弛峠へ挑みます!(大弛峠には自販機すらないらしいので特に水分補給をしっかりと)
『フルーツライン』を登って行くと道沿いには果樹園が広がっており良い雰囲気です!しばらくは真っ直ぐ続く登りをこなしていきます。陽を遮るものが何もないのでめちゃくちゃ暑いです…。
しばらく登ると標高が上がったのと木陰のおかげで涼しくなってきました。
この辺まではバラけて単独走をしていましたが、高橋と合流し先を目指すことに。
ひたすら登り続けていて、暑さも相まってかなり消耗しています。
ようやく琴川ダムらしき建造物が遠くに見えてきました!
『もうちょっと頑張ろう!』とタラタラ登っていると先に行っていた鈴木が戻ってきて、『アブの集団に囲まれてヤバいっす…。』と報告が。
体力的にこの時点でかなり消耗しており、ここで折り返してもまた柳沢峠を登らないといけないことを考えて、即決で『今日は帰ろう!』と引き返すことにしました(笑)。
30kmで獲得標高が約1,900mというコースで500mくらいしか標高を稼げていなかったです。まだ大弛峠の1/4も走っていなかった…。手強いです。
塩山までずっと下り、今度は柳沢峠を登ります!
『あんなに長い時間下ったところを登るのか…。』
ちょうどこの時お昼で一番暑かったので、途中3~4回小休憩を挟みつつ何とか登頂。
すると峠の茶屋が開いてる!!
信玄餅の様な味のソフトクリームを頂いてから帰還。
柳沢峠の下りはどちら側も楽しいですね!ここを下るために登るっていうのもアリかもしれない、、いや、登りはキツいし、、、悩ましいところです(笑)。
そして無事丹波山に到着!
鈴木と私は『やっと帰ってきた~。』と安堵していましたが、高橋はここからあの今川峠を越えて自走で帰らなければいけないんです。絶望ですね(笑)
結局高橋はこの日240km、獲得標高4,000越えで走り切ったみたいです。ブルベライダー髙橋恐るべし。
締めに道の駅で『鹿肉バーガー』を食べておしまいです!
なんか辛さが滲み出ているブログになっていますが、諸々ひっくるめてちゃんと楽しんでますよ!(笑)
今は絶望の記憶が濃いのですぐにリベンジに行こうとは思いませんが、自転車乗りでよくある『過去の記憶が美化されてあのライドは楽しかった!』状態になったら、また今回のメンバーでリベンジに行こうと思います!!