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~スタッフ高橋の奇行~Vol.4.1 唐突にキャノンボール【準備編】
by: 高橋

  • 閉店告知
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    ワイズロード東大和店の高橋です。

    先日、キャノンボールにチャレンジしたため、ライドレポートです。

    キャノンボールがどういったものかは、【告知編】にて紹介しています。

    因みに今回のキャノンボールは不幸の連続。天に見放されたライドとなりました。

    キャノンボールまでの準備

    ロングライドを得意とする私ですが、3日,4日全く自転車に乗らなかった後だと疲れやすい体になってしまい、本来の走りが出来なくなってしまいます。

    そのため、キャノンボールを計画してからは仕事終わりに1時間ほどスマートトレーナーに乗って筋肉を眠らせないようにしてきました。

    また、Garmin Connectでコースを作成。コースを外れた際に、元のコースまで案内するルートの再計算機能がありますが、再計算には時間が掛かったり、バッテリーの消耗が早くなるなどのデメリットがあるため、この機能はオフに設定。基本的に国道1号をずっと走るので、迷うことも少ないはず…。

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    気になるバッグの中身

    サドルバッグの中身

    トピークのバックローダーの中身は、靴・着替え・衛生用品の他、パンク修理用品や輪行袋・VOLT800用のバッテリーx2、です。

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    極力使いたくないもの(パンク修理用品)は一番取り出しにくい場所に収納しています。出来る事なら出番がないことを願いつつ…

    パンク修理用品として用意したものは

    携帯ポンプ
    CO2ボンベ+インフレーター
    チューブ

    現在チューブレスレディで運用しているため、スーパーパッチなどの出番はありません。パンクしたらクリンチャー化するのみです。

     

    フロントバッグの中身

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    TOPEAK ヘキサスX
    ・3mm レンチ
    ・6mm レンチ
    ・JAWBRAKERの交換レンズ
    ・ハンドタオル
    ・サブ手袋
    ・羊羹
    ・モバイルバッテリー+ケーブル

    敢えてレンチを用意する理由

    携帯工具の他に3mm6mmの六角レンチを用意するのは、ブレーキに使用しているEqual用の調整用と、サドルのセラアナトミカの調整用

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    超快適なサドル、セラアナトミカ X2。一日中走ってもお尻の痛みとは無縁だが、革製品のためライド中に調整が必要であったり、サドルソースを塗る必要があったり、水濡れNGと取り扱いには気を遣う。

    特にセラアナトミカに関しては、ライド中に頻繁に調整が必要になるため、フロントバッグからサッと取り出して素早く調整できるように専用のレンチを用意しています。こうすることで信号待ちの数十秒で調整を済ませることができるようになります。

    サブ手袋の使い方

    冬場のロングライドにおいては、手袋は複数個持っていると安心です。
    風を受けるスポーツであるサイクリング用の手袋は当然、熱を逃がさないように空気の流れをシャットアウトしていますが、手汗によって手袋の内側の起毛が濡れてしまうと、保温効果は失われてしまいます。
    そのため、冬場のサイクリングでは風が強い時やダウンヒル用と、平地用で使い分けるとライドは一層快適なものになります。
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    例を挙げるとすればシマノのウィンドブレークサーマルグローブインフィニウム プリマロフトグローブ。適応温度帯の違うグローブを用意すると便利です。

    ヒルクライムを含むライドでは発汗量も増えるため、登りの時用にもう一層薄手のグローブを用意できればベストですね。

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    現在、年末フェア開催中でウェア関係お安くなっています。この機会にいかがでしょうか?

    眼鏡ではなくアイウェア

    日夜走り続けるため、当然アイウェアも昼と夜で透過率の違うものを使います。夜間はクリアレンズ、日中は24Kイリジウムというレンズを使っています。

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    天候によってはプリズムロードを選んだりと、シチュエーションに応じて可視透過率の違うレンズも私は用意しています。

    目の保護という観点では眼鏡でもいいのですが、夜間でも敢えてジョウブレーカーを使うのは快適だからです。
    眼鏡の場合、気流が大きく乱れ、眼球が乾燥しやすくなってしまう。というのが、夜間でもジョウブレーカーを使う最大の理由です。
    ヘルメットとの相性やずり落ち防止など、様々な理由がありますが一番は気流の問題です。

    高カロリー・お手頃・コンパクトな補給食

    信号待ちの数十秒も無駄にはしていられません。

    炭水化物の塊である羊羹は、カロリーメイトのようにボロボロと砕ける事もなく手袋をしていてもパッケージを開けやすいため、隙間時間での補給にピッタリです。

    ログが録れてないが一番恐い

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    低温環境下では電子機器のバッテリーが本来の性能を発揮してくれないことは間々あります。
    時々サイクルコンピュータのバッテリーを気にして充電するために、モバイルバッテリーはフロントバッグに忍ばせます。

    寒空の下を走るために

    最低気温は0℃近くなりそうな今回のキャノンボール。

    今回は長袖2枚に袖を通します。

    ・夏用半袖サイクルウェア
    カペルミュール ウォームジャージ
    カペルミュール サーモジャケット
    シマノ エレメントビブタイツ
    シマノ H2Oシューズカバー
    ・SUGOi バルサ エボジャケット

    トップスはレイヤーごとに役割分担

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    一番下に着るのは汗の処理用の速乾性に優れたウェア。

    その上にマイクロ裏起毛を採用した通気性・保温性に優れたウォームジャージ。

    さらに保温性を高めるサーモジャケットを着用しました。

    ちょっと肌寒いが動きやすいパンツ

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    ビブショーツは5~15℃適応のエレメントビブタイツ。今回のライドの気温に対して薄手のものですが、これは動きやすさを優先した結果です。

    カイロは救世主

    シューズカバーは勿論足が冷えないようにするためのモノですがそれでも不十分だった場合、現代には便利な科学の産物があります。
    カイロです。シューズの先に貼り付けて、その上からシューズカバーを被せれば完璧。低温やけどをするようなこともなく、足先をじんわりと温めてくれ、快適なライドができます。

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    靴下に直接貼れる靴下用も販売されていますが、シューズのフィット感に影響を与えてしまうためオススメしません。

    コンビニでも手軽に買えるので、いざ走り出してみたら足先が冷える、思ったより寒い。なんて時にはカイロを有効活用してみてはいかがでしょうか。
    上半身の震えが生じる時には鎖骨の下あたりに貼る事で、鎖骨下の太い血管から温められ、寒さを軽減できます。

    最強のウィンドブレーカー

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    最後に今回のライドのMVPアイテムともいうべきウェア。SUGOiのバルサ エボジャケット

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    なんとこのウィンドブレーカー。袖が外せるのです。
    袖を外してベストとして使用すればウィンドブレーカーでありがちな腕の蒸れも解消されるうえ、背面のメッシュ部分から熱やムレを逃がすことができます。
    信号待ちの十数秒でウィンドベストとウィンドブレーカーの切り替えができ、非常に使いやすかったです。
    まごうことなき今回のMVPアイテムですが、残念ながら現在は廃盤となっています。

     

     

     

    さて、長くはなりましたがキャノンボール準備編は以上です。

    次回はドタバタとなったキャノンボール【ライド編】。

    文字通りの「地獄」を見てきたのでお楽しみに!