日本最大級のスポーツサイクル専門店!サイクルライフサポート!
2023/09/14 14:40
今まで気が付かなかった日常のちょっとしたところに潜んでいるアドベンチャーの扉を開くグラベルロードバイク。
アスファルトの上だけが地球じゃない!現代人が忘れていた剥き出しの地表を駆け抜ける刺激が最高の非日常体験を与えてくれます。
これからグラベルライドを始めたい人の為に、今回は『これぞ!グラベルロードバイク!』という代表格の一台をご紹介します。
グロスブラックカラー
在庫サイズ:54 56 58 61
¥199,900-
最古のアメリカブランドあるジェイミスはレネゲードをグラベルバイク登場当時からラインナップし、このジャンルをけん引してきた代表的な存在です。
アルミ・スチール・カーボン、スポーツサイクルで使用される代表的な素材をグレードにより使い分け、多彩なラインナップが展開されています。
『RENEGADE S3』はグラベルジャンルで最も人気の高い『スチール』を用いたフレーム、選ばれる理由は『タフさ』と『積載性』に優れているという点です。
アスファルト以上に路面から多くの衝撃が加わり、車上で動くライダーの体重を支える上でタフさは重要です。
オフロードを走る以上、転倒する事や飛び石でフレームが傷つく事まで見越す必要があり、繰り返し傷ついても走れるというその点の信頼性は抜群です。
カーボンフレームの場合はピンポイントで加わる衝撃に弱い為、飛び石に晒されやすいダウンチューブにプロテクターを取り付けておかないと割れる可能性がありますが、スチールフレームならば心配ご無用です。
そして『タフさ』が活きてくるのがロングツーリングで求められる『積載性』です。
トップチューブバッグ固定用・ボトルケージ用×3・キャリアケージ用×2・リアキャリア用ダボが有り、数日間の荷物を積んで旅に出る事が可能です。
タフさが可能にした現代版ランドナーとも言える積載性で、グラベルバイクでキャンプツーリングを楽しんだり、最近はパックラフトと呼ばれる携帯できるボートと組み合わせて楽しんでいる人も出てきています。
アウトドアと組み合わせるとより楽しめる可能性があり、アクティブな趣味を持つ人ほどスチールフレームのレネゲードと相性抜群です。
レネゲードはフロントフォークが凄い!
『エンハンス・コンプライアンス・オフセット』の頭文字を取った『ECO』カーボンフォークは一般的なフォークとは設計が異なります。
フォークの中央より上側が数ミリ前にせり出し、中央より下側がフォーク本来のオフセット位置に戻す事で路面から伝わる振動を減衰し快適さを生み、横剛性を損なわないようにフォーク内部をリブで補強する事で反応性と操作性を高め、オフロードでも安定したバイクコントロールが可能です。
このフォークはアルミフレームモデル『A』シリーズでは採用されておらず、グレードが上のスチールフレームモデル『S』シリーズから採用されています。
フレームの素材以上に走りの差を生んでいるのがこのフォーク、『A』か『S』かどっちかで迷った時に予算があるなら断然『S』シリーズをオススメしている理由のひとつです。
グラベルロードとロードバイクでは最適なギア比率が異なります。
時速30km/hから40km/hで走り続けるロードバイクのコンポーネントではオフロードを軽快に走るのに向いていません。
オフロードの速度は時速20km/h前後、しかもチェーンが振動で上下しロードバイクのコンポーネントではチェーントラブルが発生しやすい環境です。
グラベル用のコンポーネントではギア比がよりコンパクトとなっており、舗装路も未舗装路もバランス良くこなすことが出来ます。
アスファルトの上を高強度で走るレースやトレーニングでは物足りませんが、スタミナの消費を抑えて走りたいロングツーリングやサイクリングにはむしろ最適です。
リアディレイラーにはオンオフ切り替えが可能なスタビライザーを搭載し、オンにすればチェーンが上下に跳ねる動きを抑えてチェーントラブルの発生を抑える事が出来ます。
スタビライザーを使用すると変速性能は落ちますがオフロードでは頻繁な変速操作はチェーントラブルの元ですし、軽いギアをケイデンスの上げ下げでペースコントロールする技術が求められますので走行中は思ったほど気にならないと思います。
家からグラベルまではオフに、グラベルについたらオンにし使い分けて楽しむのが良いですね。
競技やスポーツとして楽しむならロードバイクですが、スポーツサイクリングやツーリングなどアクティビティとして自転車を楽しみたいなら断然グラベルロードバイクだと思います。
出来る事、走れる場所の幅が広いので走りの自由度も遊びの自由度も大きいのが最大の魅力ですね。
ロードバイクでは気が付けない身近にある非日常がきっと待っている、グラベルロードでいつもの道から外れてみるのもいかがでしょうか。