日本最大級のスポーツサイクル専門店!サイクルライフサポート!
2024/01/12 00:32
トップグレードだったORTLE XR4から引き継がれたフォルムはレーシングバイクそのもの。
BIANCHIが誇る振動減衰素材「カウンターヴェイル」を備え、レーサーのような激しい前傾をしないことを前提に、XR4に比べて5mmほど長く設計されたヘッドチューブ。
レーシングバイクの遺伝子を脈々と引き継ぎつつ、ホビーユーザーにも最適な設計のバイクです。
そんな名車が23年10月に特価販売が決定。
フルカーボンで105ディスクを備えた完成車が33万円で買えてしまうというビッグチャンス。
多くの注文を受ける中、車体以上の超高級ホイールを履かせたXR3が爆誕しました。
トピックス
OLTRE XR3 R7000完成車:¥330,000-
HYPERON ULTRA:¥503,965-
かつてのハイペロンといえばヒルクライムに特化したロープロファイルの軽量設計でしたが、23年に復活した新型のハイペロンは37mmハイト。
技術の進歩とともに重量を抑えつつも強度を保つことが可能になり、リムハイトによる重量の増減が減ったため、軽さだけでなく空力も追求した設計にブラッシュアップ。
軽さ全振りではないため巡航速度の維持もしやすく、扱いやすい37mmハイト。CULTベアリングを搭載し、スムースな回転を実現。
カンパニョーロ曰く、軽さ、反応性、乗りやすさの三拍子揃った「性能のマジックレシオ」とのこと。
このホイールが遅いわけがない。カタログスペックだけでもわかる最強クラスの性能。さらにはこの造形美。光を反射して浮かび上がるUDカーボンの妖艶な輝きと内蔵されたニップルにより無駄のない非常に美しい”ホイール”としての形。まさにハイエンドホイールの”完成形”とでもいうべき美しさです。
タイヤはBRIDGESTONE EXTENZA R1X 28cをチョイス。現在乗っているNIRONE 7にR1X 25cを入れて感触がよかったため、今回は28cで同じタイヤをということです。
このタイヤに関しては現在私スタッフ高橋も使用しており、なかなか好印象。詳しいインプレ記事は後日掲載したいと思っていますのでご期待ください。
今回の車体に施工したのはKeePer ECO PLUS。
KeePerに関する詳細はこちら↓
パット見はわかりづらくとも触ってみればその差は歴然。滑らかな触り心地で施工前とは一線を画す表面の滑らかさと硬度が付与されます!
バーテープはCICLOVATIONのLEATHER TOUCH、フュージョンターコイズというカラー。
車体の色とベストマッチしています。
バーテープを変えただけで「クセのある」なんて言いません。
「ちょっとクセのある拘りセッティング」は横から見るとわかりやすくなっています。
『ちょっとこう…ハンドルを手前にクッとしゃくって、STIレバーをちょっとだけ内向きに。』
一般的にコンパクトハンドルは上面を水平近くにセットしますが、今回はお客様のご希望によりやや前下がりのセッティング。シャローハンドルに近いセッティングとなりました。
このバイクのオーナー様はご自身でレバー角度を調整したりもするため、バーテープの巻き終わりには敢えてフィニッシュテープを貼らずに巻きなおしができるようにしました。
また、今回選んだバーテープも裏側は粘着剤ではなくゲルになっているため、何度でも巻きなおしが可能です。
現在ほとんどのパーツが初期状態ですが、今後ハンドルやサドルの変更。さらにはDi2化も検討中だそうです。
今回のオーナー様は「このXR3はもう今しか買えないと思ったから買った」とのことで、現在の愛車であるNIRONE 7を降りる気は今のところ無いとのこと。
正直、半ば冗談半分でご案内したハイペロンの購入を決めた時点で驚愕したのですが、車体以上の金額のホイールまで入れておきながら「まだ本格的に乗る気はない」という事のほうが驚きです。
そんな風には言っていても、乗ってしまえば直ぐにXR3に浮気に心移りするのではなかろうかと予想しているのですが、どうでしょうかね。
フルカーボンバイクの乗り心地を是非思う存分味わってください!
多くのご注文をいただき、バックオーダーとして入荷したものも既に完売したXR3ですが、奇跡的に53サイズのみ在庫ございます!
ご興味ある方、ぜひお早めにお問合せください!