【コラム】携帯ツールケース何？入れてる。スタッフが厳選したツールケースの中身、教えます。
by: 大元英俊

スタッフおおもとです

サイクリングは時にトラブルが付き物、なのでどんなに身軽に走りたくても完全に手ぶらで走るという訳には行きません。

持っていくアイテムは極力省スペースが理想、なのでツールケースに収まるようにアイテムを厳選する必要があります。

今回はスタッフが何を持って走っているのか、厳選したアイテムを入れたツールケースをご紹介します。

スポーツバイクの仕様確認

アイテムを厳選していく上でまず必要なのが『スポーツバイクの仕様』です。

どんなパーツで、どんなネジで、どんなタイヤの規格なのかをしっかりと把握し、それに最適なアイテムを選んでいく必要があります。

私のロードバイクで抑えておきたいポイントはタイヤが『チューブレスレディ』、シーラントが『マクハル』である事。

それに合わせたパンクトラブルに対処できる修理道具を揃えておくことがマストな課題となります。

ツールケース

ツールケースはソフトな素材で作られたファスナーで開閉を行う観音開きタイプが人気ですが、私はトピークの『ESCAPE POD+ wish TUBECUBE』を使用しています。

こういったプラスチックボトルタイプは軽量で雨に強い事が利点ですが、欠点としてアイテムの取り出しにくさが挙げられます。

しかしこのツールケースは『コンパートメント』になっており、下段の『ESCAPE POD+』と上段の『TUBE CUBE』の２段構造。

各段にアイテムを仕分けして入れる事が出来るので、欠点であるはずのアイテムの取り出しにくさを解消しています。

私は取り出す機会の多いサイクルロックを上段の『TUBE CUBE』に収納し、トラブル時に役立つアイテムを下段の『ESCAPE POD+』に収納するようにして使用していますよ。

ツールボックスの中身

①サイクルロック

『WANAWA LOCK』は1,800mmの長さを持ちながら収納性に優れ、そして容易に切断できない三層構造を持つ今最もイチオシなサイクルロックです。

②電動ポンプ

愛用者急増中！ハンドポンプよりもコンパクトで短時間で空気圧を充填出来、充電して何度でも使用する事が出来ます。

③タイヤレバー

出先でタイヤの着脱を要する際の必須アイテム、時にはタイヤを外して裏から穴を塞ぐ必要もあります。

④マクハル修理キット

シーラント『マクハル』専用の修理キット、タイヤに開いた穴に外側から挿して穴を塞ぐ事が出来ます。

⑤携帯ツール

サドルやブレーキの調整を行ったり、万が一転倒してレバーの向きが曲がった際に修正するのに必要です、精度の高い国産ブランド『EIGHT』を愛用しています。

⑥タイヤ修理キット

落下物などを踏んで大きく裂けた時に外側から貼り付けて直せますが、幸いまだ活躍した事がありません。（終売品です）

以上のアイテムがこのツールケースには収まっています。

時には隙間にスポーツようかんなどの補給食を追加する場合もあります。

最適なアイテムを探そう

ツールケースに入れるべきアイテムはスポーツサイクルの仕様やどんなライドをしているのか、またご自身でどこまで作業が出来るかで決まってきます。

経験者の意見や使用アイテムは参考にしつつ、より自分に合ったパーソナルなアイテム選びを行うのが望ましいです。

スポーツサイクリングで大切な事は『自己完結出来る事』

あらゆるトラブルに見舞われてもなるべく自力で帰ってこれるだけの準備を整える事は大切ですよね。

そして厳選したアイテムをスマートに収納出来る最適なツールケースやサドルバッグなどを見つけられるとなお良いでしょう。

毎回ライドに必ず持っていく物だからこそ、スポーツバイクを構成するパーツのようにこだわっても損はないはずですから。

自分にどんなアイテムが必要なのか分からない！という方はご相談に乗りますので、ワイズロード東大和店にぜひご来店ください。